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Arent新ビジョン~自信を持って働ける日本に~

Arentは「自信を持って働ける日本に」というビジョンを掲げました。この記事では、今回のビジョン策定の背景を解説していきます。

失われた30年

日本は、バブルが崩壊した1990年代から現在まで、長期にわたり経済低迷が続いています。

世界の時価総額ランキングをみても、1989年(平成元年)には、7社ランクインしていた日本企業は、現在は0社になっています。

日本が長期にわたる経済低迷を過ごす中、世界では第4次産業革命と言われるIT革命により、ゲームチェンジが起こりました。

アップルやマイクロソフト、アマゾン、グーグルなどのIT企業が台頭し、デジタルサービスが世界中の人々の暮らしをガラッと変え、新しい価値を生み出すことになりました。

みなさんご存じのとおり、現在の時価総額ランキングのTOPはIT企業が席捲しています。

グローバルな変化に対応できなかった日本

ではなぜこの30年で、世界とこんなにも差をつけられてしまったのか。

一言で言えば、技術を「デジタルビジネスにする」ということが出来ていなかったからでしょう。

日本企業はかねてから、「いいものを作れば売れる」という「技術至上主義」により、高性能を追求することに比重が置かれていました。

日本企業が考える「いいもの」とは「高性能なもの」を指すことが多いですが、現在の時価総額ランキングに入るグローバル企業が考える「いいもの」とは「顧客にとって付加価値が高いもの」を指しており、ここに大きなマインドの差があります。

世界に誇れる高度な技術があって「高性能」で勝っても、それを活かせずにビジネスで負けてしまえば本末転倒と言えるでしょう。

皮肉なことに、変化を遅らせているのは、かつての日本の強みかもしれません。

日本には世界で戦える高度な技術が眠っている

では、この長く続く経済低迷を脱却し、日本が活力を取り戻すにはどうしたらよいでしょうか。

経済産業省では以下を正しいDXと定義しています。

DXが至上命題と騒がれる今日、日本の大企業でDXに取り組んでいない企業はないでしょう。

ですが、「顧客目線で新たな価値を創出するサービス」つまりは「新たな収益となる新規事業」を創出できている企業がどれだけあるでしょうか。

多くの企業が、データやデジタル技術を使った「効率化」「省力化」(=コストカット)であって、「新たな収益となる新規事業」の創出ができていないのが現状です。

では「新たな収益となる新規事業」はどう作ればよいのか。

経済産業省が発表した「ものづくり白書2023」に国内DXの成功例として掲載された株式会社PlantStreamの事例で解説していきます。

PlantStream社はArentとプラントエンジニアリング大手 千代田化工建設の合弁会社で、膨大な手間と時間がかかる、プラント配管設計を自動モデリングするシステムを販売するグローバル企業です。

PlantStream社こそが、Arentの考えるDXの答えであり、経済産業省が定義する理想のDXとも合致します。

PlantStream社の設立は、千代田化工建設からArentに、社内DXプロジェクトのコンサルティング依頼が来たのが始まりです。

千代田化工建設からの依頼内容は、「プラントの配管設計業務を効率化するシステムを作りたい」という、他の多くの日本企業と同じく「コストカットDX」の依頼でした。

コンサルティングを進める中、Arentが見極めたのは、千代田化工建設に眠る ”卓越した「コア技術」のすばらしさ” でした。

それもそのはず、千代田化工建設は「技術の千代田」と言われるほど、プラント業界の中でも技術に長けた企業なのです。

この高度なコア技術をシステムにし、世界中のプラント配管設計士に使ってもらえたら、どれだけ喜んでいただけるか。

Arentは千代田化工建設の社内に眠る高度なコア技術をシステム化(顧客が求めるデジタルサービス化)し、社内システムに留めることなく、世界中のプラント配管設計士に使っていただけるように販売する(新たな収益の創出)よう提案し、実現したのがグローバルバーティカルSaaS 「PlantSteam🄬」であり、「株式会社PlantStream」です。

このPlantStream社の実績こそ、Arentの考えるDXの答えであり、
経産省が定義する正しいDXに他なりません。

日本が活力を取り戻すためには

千代田化工建設だけではなく、日本企業には世界で戦える高度な技術が眠っています。そう、使われずに眠っているのです。

「技術至上主義」から「顧客中心主義」へマインドを入れ替え、
「眠っている高度なコア技術を使って、新規デジタルビジネスをつくる」
これが出来れば、日本が活力を取り戻せる日も近いでしょう。

自信を持って働ける日本に

どうでしょうか。
世界が飛躍する中、ずっと横ばいの経済成長で閉塞感があった日本ですが、

「これまで築き上げてきた技術は、世界で戦える武器になる」

なんだかわくわくしてきませんか?
日本は高度なコア技術をもつ、世界有数の技術大国です。

企業の中に眠っている技術価値を最大限に高めるために
デジタル事業を立ち上げ、世界中の多くの人たちの「便利」を創り出す。
それが、新しい価値になり、新しい働き方、新しい組織を生み出していく。

Arentの考えるDXで、日本の企業やビジネスパーソンが
自信を持って働ける環境を一緒に作っていきます。


▼Arentへのお問い合わせはこちら
https://arent.co.jp/contact/


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