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重厚なフランジを聴く(東武浅草駅大カーブ)【東京フォトジェニック】

東武浅草駅
開業 1931年

半径100m、直角に折れる大カーブ。

昭和6年、銀座線への接続を図るために隣駅から線路を伸ばしたが、横向きの土地しか確保できず、このカーブが生まれた。

線路と台車がゆっくりと軋轢あい、耐え切れず溢れるフランジ音。

そして、モスグリーンの鉄骨で組まれた重厚な高架を見上げると、改めて気づくことになる。
ターミナル。
誰かの出発地であり、到着地であること。
重厚なフランジ、佇まいがストーリーに華を添えていること。

何かが生まれる、何かが終わる。
このカーブはその気配を感じさせる。

重厚さ ★★★★☆
音質 ★★★☆☆
ストーリー ★★★★☆

編集:望月怜史
【Alica ギター担当】
Twitter:@alica2016_info
→フクザワ氏 個展BGM/ミライオトロック サンプラー収録
【八王子学生サミット】
地域活性化を目的にしたイベントを企画。

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