昭和のいじめられっ子だった僕
前世でどんな罪を犯したのか分からないけど、幼稚園から高校まで、一貫して苛められてきた。昭和の終わりごろ、イジメはダイレクトで、暴力的だった。顔面血まみれになったり、骨折して帰ってきたこともある。家の商売や趣味も馬鹿にされ、クラスでも無視されて、ホントに少数のオタク仲間と、部活動に支えられて何とか生きていた。ポケットの中には自殺用のナイフが入っていて、カバンの中には「完全自殺マニュアル」が入っていた。
まぁ幼少期も褒められた人格ではなかったので、一方的に被害者ぶるつもりもない