アフターコロナの地域の振興策(5月23日時点での考察)

あいさつに「スキ」がついてる!ありがたいことです。ハッシュタグも全く使ってないのに、どうやって来てくれたんだろう?noteってはじめてちゃんと使うので、お作法も分かりませんが、「スキ」を押してくださった方のページにはお邪魔したりしてみてます。

アフターコロナの世界について、色んな人が語ってます。僕も色んな地域の人や、今年度の事業パートナーたちと、「この事業ってアフターコロナでもちゃんと有用な何かを残せるんだっけ」という視点で、自分の事業検証を繰り返してます。

「旅の記録を書きます」なんて書いておきながらアレですが、次の遠征は少し先になりますので、しばらくは地域振興のノウハウの忘備録を書いていきたいと思います。

僕が最近見えてきた、アフターコロナの地域振興で気を付けるべき点を書いていきます。今後の流れでまた変わるかもしれないけど。

①地域経済圏の循環をめちゃくちゃ丁寧に確立する
当分の間、「大都市圏からの誘客」ってハレーションが起こってしまうと思います。田舎のおじいちゃんたちの中には、県外ナンバーの車を見るのも嫌にヒトもいるみたい。そしてインバウンドは99.9%減っているいま、「(地域)外貨を稼ぐのは、当分無理」なので生活経済圏を凄く丁寧に回すことをしっかりしないと、100日後に死ぬお店が沢山出てしまいます。

②飲食店の単価を早急に上げてあげる
上記100日後に死ぬお店の中でも、地域経済の重要なピースであり尚且つコロナによる被ダメージ値が高いのは、飲食店だと考えます。デリバリーやランチ、お弁当などで凌いでますが、利益率の悪さは明らか。特に居酒屋系はキツイ。更にアフターコロナは坪単価に関する考え方を全く変えないと、潰れます。極端な話、いままで4人席で稼いでた利益を2人から稼がないといけない。

③ミニマムツーリズムの推進で、人の往来をつくる
①とかぶるのですが、地域経済を回すために、近場の生活圏を「旅行先」と捉えるミニマムツーリズムは、非常に有効です。地域に人が往来することが、観光客誘致にシフトするための心的負荷を下げるし、生き残る店舗を増やす。そして地域の宝物を見つめなおし、地域住民の「営業マン」としてのポテンシャルを上げる。後々これは凄く効いてきます。

④「防疫体制」の確立から、「免疫強化が出来る」へのシフト
マスクやアルコール消毒などの防疫体制を作るのは、「当たり前」。でもそれで終わると閉塞感から抜け出せないし、ピンチがチャンスにならない。地元の食材の機能性(特に免疫系)をしっかり表現してあげましょう。「根菜類は免疫を強化する」ってくらいの知識でも充分宣伝用コピーは書けます。「遊びにいくことへの心的リスク」が高まっている消費者のマインドを、逆手に取っていきたい。

書いてて思ったけど、それぞれの項目をもっともっと掘り下げたいですね。

このまま世界的にコロナが終息していって、オリンピックが出来た後は、日本は「世界有数の健康への意識が高い国」という評価を得ると思います。そんな日本のそれぞれの地域には、日本人の健康を支える食材や料理や温泉やアクティビティがあるんやで?

ってストーリーが、日本が元気になるための美しいストーリーだと思います。

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