文章があるからほっとできた

大好きな友達がいる。その人のことを考えると、感謝の念がわいてくる。
なぜか。それは簡単な理由である。私がその人にする話は、その人にしか話さない話だからだ。

私は人と喋るのが嫌いではない。しかしあたりまえだが、自分の心の中で思っていることを、誰とも共有できると思ってはないない。だから、心の中で思っていることを聞いてくれる友人は、私にとってかけがえのない存在だ。

私にとって、本やnote、ブログも、それと同じようなところがある。
それらは、様々なことを悩み、自分の思っていることと似たようなことを悩んでいる人がいることを教えてくれる。私と同じように人生を考え、解決策を日々模索している。

「話す」ことでうまく理解しあえる、と感じていない人間にとって、それらは心の支えであり、その文章を書いた著者や、物語のキャラクターは、自分にとって同じ価値観を共有しあえる仲間だ。

自分も、そういうつもりで文章を書いていきたいと思う。