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フリウェルULDからヤーズフレックスに変えた理由。

前回『私がピルを飲む理由』で、筆者がピルを服用する決心をした理由と、とりあえず病院ですすめられたピル:ルナベルULDとの相性が良くしばらく服用する事にした事、ルナベルULDのメリットデメリットを書いた。
今回はその後の経過と、別のピルを試すことになったのでその理由、他のピルのメリットデメリットを記したいと思う。

ちなみに前回記事はこちら。生理痛や生理不順に悩み、ピルに興味がある方は是非読んでみてください。↓


ルナベルULDを服用する事できっちり生理が来るようになり、副作用もたまに来る頭痛、それも痛み止め(ロキソニン)を1日1回飲むと消える、頭痛は月に3回来る程度レベルだった筆者は、メリットの方が大きすぎてなんの不満もなく、ルナベルULDを快適に服用していた。

ルナベルULDを服用して1年半ほど経ったころ、減ってきたピルをもらいにいつものかかりつけの産婦人科病院に行くと、ルナベルULDのジェネリックが出たたと言う。同じ成分だしジェネリックの方が薬代金が安くなると勧められた著者は、ルナベルULDのジェネリック、フリウェルULDトーワに切り替える事になった。

フリウェルULDに切り替えて2か月後、休薬期間中にひどい頭痛に悩まされる。ひどい頭痛と言っても個人差があるので参考のために具体的に記載するが、筆者にとっての『ひどい頭痛』のレベルとは、ロキソニンを1度飲んでも痛みに効かず、1日服用限界数である最大3回を服用×それが3日間連続で続いた、と言う事である。ちなみに筆者は子供の頃から健康体で頭痛なんて何それ?レベルの全く悩まされた事はなかった人間です、ハイ。

あわててかかりつけ病院へ行けども、
『休薬期間中に黄体ホルモンが急激に減る事で、血管が収縮して頭痛があるのではないか』、
血栓の疑いを聞くと
『年に一回健康診断を受けていたら血液検査がある。それで肝臓がひっかかっていなければOK』。
また、筆者は
・休薬期間に頭痛が来る事が大体多い事(頭痛なし人間だったのに休薬期間以外にも頭痛が来るようになってしまったが、休薬期間中に来る方が多い)
・一番ひどい頭痛でもロキソニンの1日服用限界数3回までで頭痛が治まっている事
から、医師は結局『副作用の一つでしょう。特に問題ない』と判断される。
医師の言葉はいまいち信用できず、ピルを処方するかかりつけ薬局の薬剤師に質問したり、ネットで情報を検索すると、確かにピルの休薬期間中に頭痛が起こると言う副作用はあるらしい。

副作用に不満は残るも、フリウェルULDに切り替えても変わらず生理周期は安定しており、筆者はそのメリットを手放したくなかったのでそのまま5か月服用は続ける事に。
しかし、休薬期間中の頭痛は痛みが段々増すようになり、一旦頭痛が起こると、ロキソニンが効き始めるまで横にならないと何もできないくらいになってしまった。ちなみにどんな頭痛かと言うと、こめかみが痛みこめかみ付近の脈がズクズクうずくような痛みではなく、頭全体を締め付けられるような痛みである。
フリウェルULD(ルナベルULDも)は28日周期だから、3週間ピルを毎日1個ずつ服用し、4週間目の1週間はピルは服用しない(その時に消退出血と呼ばれる軽い生理のような出血がある)というサイクルである。ピルを服用しない1週間は休薬期間と呼ばれ、筆者の頭痛頻度は大抵休薬期間中平均3日間、多い時は5日ほどでロキソニンでなんとか治まっているから副作用はマシな方かもしれなかったが、休薬期間は毎月あるから必ず毎月頭痛に悩まされる事になる、それが地味に嫌だった。ひどい頭痛の時は半日ほど横になって寝ているしかない、と言うのも回数が重なると段々休薬期間そのものが憂鬱になってくる。
ちなみに、漢方加味逍遥散がピル休薬期間中の頭痛に効くと言うネットの口コミを見たため、しばらくピルと加味逍遥散を併用していたが自分の場合は効果がよく分からなかった為この頃には漢方服用はやめ、ピル1本にしていた。

結局5か月服用後、次のピルをもらいに行く段階でかかりつけ病院に再び休薬期間中の頭痛の悩みをうったえる。
そこで医師が別のピルに変える提案をした。ヤーズフレックスだ。
ヤーズフレックスは一日一錠のピル服用を毎日続け、服薬期間中に出血さえなければ120日間(4か月間)連続で服用できると言うピルである。
医師が言うには、
最大4か月の間休薬期間がない=休薬期間が少ないから頭痛が減らせるのではないか、
黄体ホルモンの種類がフリウェルULDとは違うので頭痛がなくなるかもしれない
(ちなみにフリウェルULDは:
ノルエチステロン(←これが黄体ホルモン)・エチニルエストラジオール配合製剤
ヤーズフレックスは:ドロスピレノン(←これが黄体ホルモン)・エチニルエストラジオール配合))
との事。

ネットでピルを利用されている一般の方のブログやツイッター等色々読んで、ピルを一旦変えると体調が整うまでまた大変とかヤーズフレックスのデメリット(これは後述)など面倒くさそうだなと思ったのだが、頭痛にこれ以上悩まされる事も嫌だったので、思い切ってピルを変える事に決定。

と言うわけで、2020年10月からヤーズフレックスを服用し様子を見ています。ヤーズフレックスのメリットデメリットは別の記事に書きますが、とりあえず最後にまとめとしてフリウェルULDのメリットデメリットとピル変更の理由を記載します。



ルナベルULDからフリウェルULDに変えた理由:医師から成分は変わらない事、ジェネリックの為薬価代が安くなると勧められたため

フリウェルULDのメリット:
・(ルナベルULDと同じで)生理周期がぴったり整う
・(同上)服用期間が長くなると、段々休薬期間中の出血(軽い生理のようなもの)の量が減り、ナプキンも軽い日用のみで済むようになり楽である。
(あの通常の生理:生理が重い2日目3日目にナプキンをつけていても出血がどばーっと来て、外出中や学校、職場で、ひーっ早くトイレに行ってナプキン変えなきゃって事がなくなる)ナプキン代金も節約できて助かる。
・ルナベルULDより安い為お財布が助かる

フリウェルULDのデメリット:
・副作用の休薬期間中の頭痛が大変重い、またほぼ毎月必ず頭痛にみまわれる事

個人的な感想:副作用の激重頭痛さえなければ、生理周期がばっちり整い出血も軽くなり非常に好きなピルでした。フリウェルULDになってさらに安くなったし。う~ん、残念。




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