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魔翻訳で読む中華BL.『将进酒』『南禅』の感想呟きまとめをマガジンにしました🐉 「判官…

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魔翻訳で読む中華BL.『将进酒』『南禅』の感想呟きまとめをマガジンにしました🐉 「判官」も読了したのでまとめる予定。「魔道祖師」「天官賜福」読了(魔翻訳含む)

マガジン

  • 南禅

    中華BL「南禅」(作:唐酒卿)

  • 将进酒

    魔翻訳で読む中華BL『将进酒』(繁体字版)(旧)Twitterでの呟きをまとめつつ、感想を記してます。多少のネタバレはあり、間違ってるだろう解釈も満載。 まとめと追記が入り乱れているので内容にダブり有り。私訳は公式が出れば消します。

最近の記事

中華BL「判官」キャラクター&設定など

作者:木苏里(木蘇里)老師 晋江文学城 → 「判官」(アプリ版) 猫耳FM → 广播剧「判官」2季完結(ブラウザ版) 最近なぜかChromeが字幕の翻訳しなくなったのでSafariで聴いてます。 😑聞時 (Wén shí ): ウェンシ.主役(受) 塵不到の弟子で既に千年存在している。死んでも輪廻に乗らず無相門に入り、出て来たのは25年ぶり今回で12回目。いつも晴明節の大雨の日に。 無相門から出ると数十分で見た目25、6の青年まで成長して止まる。訳あって何度も世に現れて

    • 「判官」X感想つぶやきまとめ

      *表記に簡体字と繁体字混ざってます。あまり気にしないタチなもので😅 2024/4/19 「判官」(作:木蘇里老師)読み始めた。faで見た雪だるまがかわいくて、どんなかわいいお話かと思ったら今の所ほぼホラーw 2024/4/23 「判官」はまだホラーw かわいいのまだ? 2024/5/2 「判官 」ずっとホラーだったけど、12章で泣いた。そっか、こういう仕事なのか、判官。 2024/5/4 進んでホラーを読んだり見たりしないんだけど、「判官」読んでてなんか覚えがあるよう

      • 「南禅」理解に役にたつ(かもしれない)語句の意味リサーチ

        「南禅」に限らず、中華の古風小説には思想にかかわる語句や成句、慣用句がたくさん出てくる。知ってたらきっともっと物語を楽しめる☺️ ぼちぼち書き足してゆく予定。 ーーーーー 【九天】※南禅では固有名詞で使われてるけど、元々の意味があるようです。以下。 1 古代中国で、天を方角により九つに区分したもの。中央を鈞天きんてん、東方を蒼天そうてん、西方を昊天こうてん、南方を炎天、北方を玄天、東北方を変天、西北方を幽天、西南方を朱天、東南方を陽天という。 2 天の最も高い所。九重の天

        • 「南禅」X感想つぶやきまとめ

          無事読了したのでつぶやまとめてみた。後半は結局、章ごとの要点まとめほっぽって勢いで読んでしまったんで理解できてないところがいっぱい…💦 なのでもう再読決定w ーーーーー 2024/1/21 「南禅」(唐酒卿老師)読み始めた!ネット見ても情報がほとんど無い感じなのでドキドキ。主人公の名前すらアプリ翻訳して拼音チェックして呼んでるけど間違ってるかもな😅 「二哈」と並行して読もうかと思ってるけど自分の脳みそキャパだと無理かなぁ〜 1/22 「南禅」英語版、4月発売予定なん

        中華BL「判官」キャラクター&設定など

        マガジン

        • 南禅
          5本
        • 将进酒
          18本

        記事

          「南禅」臨松君、咽泉劍の名の由来「過香積寺」(王維)

          淨霖の号の「臨松君」、愛刀の「咽泉劍」の名の由来というか、キャラクターのイメージの源になったであろう王維の詩「過香積寺」。 読み進むと、具体的に「断崖絶壁ように」などの表現が出てくるので、きっと唐酒卿先生はこの詩にインスピレーションを得たのではないかなぁ…と想像して。 ーーーーー 「 過香積寺 (香積寺に過ぎる)」 不知香積寺 (香積寺を知らず) 数里入雲峰 (数里 雲峰に入る) 古木無人徑 (古木人徑無く)

          「南禅」臨松君、咽泉劍の名の由来「過香積寺」(王維)

          「南禅」プロローグ(9章までのあらすじ)

          *繁体字版です。魔翻訳なので読み間違えてる可能性が高いことをご了承ください。 ーーーーーー 1章。三千の兵を前に階段を昇る淨霖。仏の前にある黄金の棺。咽泉劍を横になぎ払うと青い光が放たれた。真仏の説得に耳を貸すことなく、棺の中の男の首を落とし、それを階段に投げ捨てた。あの「臨松君」がなぜ殺戮の神と成り果てたのか誰もわからない。九天の四君が印を結び、僧たちの誦経が加速し、光が竜巻のように淨霖を取り囲み、彼は粉々になりやがてその存在は消失した。 2章。白い台の中に赤金の錦鯉

          「南禅」プロローグ(9章までのあらすじ)

          私訳「将进酒」254章(抜粋) 既然、姚溫玉、喬天涯

          3人の邂逅がとても美しく印象に残っています。例えるならウユニ湖のように空を映す湖の上に、3人が立っているかのようなイメージでした。 ーーーー ーーーー ーーーー 彼はまだ子供の心を持っていて、骨津の後ろに続いて水たまりを飛び越え、自分の坊主頭が水に映り込んだのを見て、思わず大笑いした。 喬天涯は彼らを玄関で迎え、手を合わせて既然に 「小師父、どうぞお入りください。」と言った。 既然も礼を返した。この時木々の間で鳥たちが囀り、天気は穏やかで、彼は僧衣を着て、青空と白

          私訳「将进酒」254章(抜粋) 既然、姚溫玉、喬天涯

          中華BL「南禅」キャラクター

          「将进酒」と同じ唐酒卿先生の作品「南禅(Nán chán)」。魔翻訳のため何よりまずキャラがわからんことには。というわけでキャラ書き出し。今後も追加・修正予定。 ***** メインCP.このCPは霽霖よりも蒼霖(Cāng lín)と呼ぶ方が多数派ぽい(あくまで私調べです) 【淨霖・净霖】受:Jìng lín(ジン・リン) 臨松君(Lín sōng jūn) 。咽泉剣で魔物を斬る。君父の七番目の子。500年前天界で大殺戮を行い君父を殺し真仏により臨松君としての存在は粉々

          中華BL「南禅」キャラクター

          私訳 「将进酒」125章(星々と草原の間で)⚠️🔞

          ーーーーーーーーーーーーーー 六月も終わりが近づき、茨州の守備軍が初めて形になりつつあり、蕭馳野は北上を再開する時が来たと感じた。中博に滞在してから二か月、北に一通の私信も送らず、また北からの家書も届いていなかった。 蕭馳野は、猛の狩猟の時間がますます長くなっているのは、猛が北に飛んで行っているからだと知っていた。彼は中庭に立ち、夕陽がだんだんと沈んでいくのを見つめていると、背後で沈澤川が軽く扉の枠を叩いた。 蕭馳野は振り返り、斜光の中で沈澤川を見つめた。 沈澤川は蕭

          私訳 「将进酒」125章(星々と草原の間で)⚠️🔞

          私訳「将进酒」76章 冒頭(温泉宿の朝) ⚠️🔞

          ーーーーー ーーーーー 雨は止んだばかりで、布団の中は湿った曖昧な感じがまだ残っている。 その温泉は新たに修復され、小さな宿でありながら完璧だ。蕭馳野は馬と海東青に餌をやり、早朝三時の楓山には屋根から雫が滴る音だけが聞こえた。一枚羽織っただけで、早春の寒さに耐えながら山嵐に吹かれると、一夜中続いた興奮が徐々に鎮められていった。酔いは醒めたが、恋の潮流はより濃密に粘性を増し、それに伴って快楽の放縦と甘えの後の優しさがやってきた。 これが欲望にふける喜びなのだ。 蕭馳野

          私訳「将进酒」76章 冒頭(温泉宿の朝) ⚠️🔞

          私訳 「将进酒」松玉 (203章後半)⚠️🔞

          「将进酒」サブcp ・姚溫玉(ヤオウェンユ)=元琢(ユエンチュオ) ・喬天涯(チャオティエンヤ)=松月(ソンユエ) ---------------------------- 終わった時には空はすでに暗く、喬天涯は姚溫玉と一緒に中庭に向かった。 中庭の石畳の道はきれいに掃かれ、雪を融かすために塩が撒かれ、四輪車(車椅子)が滑らないように注意が払われている。新しく植えられた梅の花はすでに散り、残った赤い花びらは氷と雪に包まれて、特に寂しい雰囲気を醸し出していた。この日は路面

          私訳 「将进酒」松玉 (203章後半)⚠️🔞

          「将进酒」あらすじ小ネタ。(11〜60章超ネタバレ!)

          ★主にTwitterの呟きをまとめる目的で51章からのをあげてたけど、再読してるのであらためて粗筋や、拾った小ネタをあげます。 当然、超ネタバレな内容だし、基本メモで、ただ書き連ねてるので前後の繋がりは変だし誤字もいっぱいありますw ーーーー ーーーー 11章。陸廣白は自暴自棄気味でいろいろやらかす策安にみかんを投げつけていた。後に彼はタロ芋を投げつけるw 12章。5年後も蕭馳野の右手には沈澤川の噛み跡が残っていて、まだ時々痛む。痛みを思い出すってことかもな?小福子溺死事

          「将进酒」あらすじ小ネタ。(11〜60章超ネタバレ!)

          「将进酒」番外編の感想と雑談など

          2023/10/9 マジで「将进酒」再読にハマってしまい別作品読めない…w でもおもしろい… 初心者の魔翻訳ゆえ訳しきれてなかったあれやこれや、読み取れなかったあれやこれや、忘れていたあれやこれや… て感じでもうヤバい!😆 2023/10/13 「将进酒」再読してみて、「話が難解」 とか「各関係が入り組んでわからん」とかいう評価?イメージはほぼ消え、各家各人の性格も状況も、切れたり繋がったりの移り変わりも、過ぎるくらいに親切丁寧に書かれているな〜という印象に変わった。

          「将进酒」番外編の感想と雑談など

          読了記念、李白の「将进酒」

          中華BL「将进酒」(作:唐酒卿)本編読了記念に。 ーーーー ーーーー ーーーー 君不見黄河之水天上来 (君、黄河の水が天から降りてくるのを知ってるだろう?) 奔流到海不復回 (奔流は海に注いで二度と戻らない) 君不見高堂明鏡悲白髪 (知ってるだろう?豪邸にある鏡に白髪を映して悲しむ姿を) 朝如青糸暮成雪 (朝にはみどりの黒髪も、夕暮れには雪の白さに変わっている) 人生得意須尽歓 (人生は儚い 楽しむべき時に楽しむべきだ) 莫使金尊空対月 (金尊を

          読了記念、李白の「将进酒」

          「将进酒」2023/9/22〜9/30(本編読了。ネタバレあり!)

          2023/9/22 海外住みの友だちに「将进酒」のことなど話し、策舟はそれぞれ195cm、180cmあるんだぜと言ったら「森のようなCPだね」と。 森って …🌳😳🌳 2023/9/23 そっか…。喬天涯は、ずっと人間であり続けることを選んだのか。宿命に逆らったというなら、その選択は傍目にどう映ろうと、沈澤川と同じだ。天が定めた道など行かぬ、という。 なにより、元琢が「人間」であり続けようとしたんだからね。 2023/9/24 ーーーー  “不要再叫我父親的名字。”蕭

          「将进酒」2023/9/22〜9/30(本編読了。ネタバレあり!)

          「将进酒」2023/9/15〜9/21(超ネタバレ!最終話直前)

          蕭馳野と喬天涯。2人とも、現世に根を持たない受けの糸を掴んで離さず、生へ結びつける強い力を持っている。 作者様、対称的な設定の登場人物たちの、対照的な在り方を描くのが本当に上手い。 愛に於いて、政治に於いて、様々な面に於いての対照。沈澤川と女帝も。 2023/9/15 魔翻訳で読む「将进酒」273章。蘭舟からの手紙を読む策安。 ーーー 蕭馳野放下酒囊,看到底下,沈澤川用筆勾了只耷耳垂尾的狐狸,情不自禁笑起來。陸廣白拿芋頭砸蕭馳野,蕭馳野劈手接住了。 ーー 蕭馳野は酒袋を置い

          「将进酒」2023/9/15〜9/21(超ネタバレ!最終話直前)