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中華BL「南禅」キャラクター

「将进酒」と同じ唐酒卿先生の作品「南禅(Nán chán)」。魔翻訳のため何よりまずキャラがわからんことには。というわけでキャラ書き出し。今後も追加・修正予定。

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メインCP.このCPは霽霖よりも蒼霖(Cāng lín)と呼ぶ方が多数派ぽい(あくまで私調べです)

【淨霖・净霖】受:Jìng lín(ジン・リン) 臨松君(Lín sōng jūn) 。咽泉剣で魔物を斬る。君父の七番目の子。500年前天界で大殺戮を行い君父を殺し真仏により臨松君としての存在は粉々に砕かれ消滅させられた。輪廻に入ることはできず死んだと思われていたが、傷を癒すため?山の中で多くの時間眠っている。感情が薄く冷淡。九天一の美貌の持ち主。
「淨」=きよい、きよらか、澄み切った、汚れがない、汚れを取り除く
「霖」=ながあめ、(3日以上)降り続く雨

【蒼霽・苍霁】攻:Cāng jì(ツァン・ジー)元錦鯉。淨霖の霊気で人の形を得た。次第に龍へと変じ、五感が非常に鋭くなってゆく。意識を持った頃から淨霖に強い執着心を持つ。視線が鋭く見目良い。身長は最終的に淨霖より頭1つ大きいところまで成長した。
「蒼」=あお、あおい、草のあおいろ、深いあおいろ、しげる、草木が繁るさま他
「霽」=はれる、雨・霧・雪などが止む、気持ちがすっきりする

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【黎嶸・黎嵘】:Lí róng (リ・ロン) 淨霖の兄で、兄弟の中で一番淨霖を気にして世話を焼いていた。銀の槍(破猙槍)を使い、臨松君同様、魔物を斬る。天上三千の神軍の指揮官。殺戈君(Shā gē jūn)。淨霖との戦い後血海で眠っている。
【銅鈴】淨霖の山にあった鈴。この鈴の音が蒼霖を導いていく。

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・錦鯉: 淨霖に飼われてた金赤の鱗の錦鯉。淨霖の霊気を吸って肉を食べて修練ショートカットしたい。蒼霽の前身。
・石頭小人: 頭が石で草の冠を被っている。マスコット的存在で、淨霖の肩に乗ったり腕に抱えられたりもする。何を食べてるか不明。蒼霽ともふざけ合ったり喧嘩したりの良いコンビ。喋れない。
・阿乙(Ā yǐ): 参離樹にいる五彩鳥。やんちゃでわがままだが憎めないキャラ。
・浮梨(Fú lí): 参離樹の神。阿乙の姉でかつて臨松君に育てられ仕えた五彩鳥。北が領域。
・雪妖: 山の周りでうろつき淨霖の皮を欲しがっていた。
・宗音(Zōng yīn): 東海分界司の蛟龍(Jiāolóng、こうりょう(龍の未成体))。
・花娣(Huā dì): 娼婦で冬林の情婦。男前な性格で蒼霖を匿ったりした。
・陳草雨(Chéncǎoyǔ ): 陳家の死んだ娘の子。
・冬林(Dōng lín): 盗賊。鈴が示した最初の人間。攫われた娘を探している。淨霖の銅鈴を阿乙ごと盗んだらしい。花娣の情人。陳草雨と強く関わる。
・錢夫子(Qián fūzǐ): 陳家の隣りに住む学者。子供好きで勉学を教えたりしていた。
・顧深 (Gù shēn): 下級役人(日本風にいうなら十手持ちみたいな)。冬林とは知り合い。非常に観察力に優れている。鈴が示した2番目の人間。
・楚綸(Chǔ lún): 科挙のトップ合格者。鈴が示した3人目の人間。
・左清晝(Zuǒ qīng zhòu): 科挙でトップ合格するはずだった。サブCPの攻め。
・千鈺(Qiān yù): 鈴が4番目に示した白い狐妖。人の姿のときは長身で銀髪。その美貌のため、閻王に言い寄られる。サブCPの受け。
・劉承德(Liú chéngdé): 楚綸と左清晝の運命、事件に大きく関わってるらしい人物。

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《九天キャラ》
※淨霖の兄弟たち即ち君父の子は8人だが、「子」と言っても全員養子という設定。
・東君(Dōng jūn): 司春神。字のまま、春を司る神。九天でNo.2と言われる美貌だが、クセが強く承天君にすら避けられがち。出自が異なるが、兄弟の1人に数えられる。
・雲生 (Yún shēng): 淨霖の兄。承天君(Chéng tiān jūn)、現トップ。
・瀾海 (Lán hǎi): 淨霖の兄。武器や玩具などを作ったりする職人。表立った活躍は無いが物語上で大事なキャラ。
・菩蠻君 (Pú mán jūn): 淨霖の兄。
・陶致(Táo zhì)=陶弟(Táo dì): 淨霖の弟。性格に難あり。
・清瑤(Qīng yáo): 淨霖の妹。皆に愛され淨霖も彼女には優しい気持ちを抱く。東君もとても可愛がっており、彼女の存在が九天に加わる決め手となった。

・酔山僧 :(Zuì shān sēng)九天の大能だが、今は魂を捕まえ冥土に送ることに固執しすぎ、推測だけで予防的に捕えようとする。酔っ払った老僧のような姿だが青年の姿に戻ることもある。降魔の杖から金の光を放って攻撃し、蒼霖を目の敵にしている。
・暉桉(Huī ān) : 黎嶸の座下。鷹のような鋭い目で妖の本質を見抜き、幻惑にもかからない。白衣で通常顔にも紗布がかかっている。眠る必要がなく全てを見通しており、妖物の動きは全て把握し漏らすことがない。
・樂言(Lè yán) :筆妖。頤寧賢者に従っていた。泣き虫。
・頤寧賢者(Yí níng xiánzhě): 東を管轄。九天君父直属で「君父の耳」と言われる。告発と監管の権限を持つ。
・吠羅(Fèi luó): 閻王。地獄の責任者。食い意地が張っていて美人が大好き。

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《妖魔妖怪etc.》
・邪魔: 血海から生まれる悪魔的存在の総称。
・羅刹鳥: 強い憎しみや恨みの念で生まれ呼び寄せられる。双頭。色々姿が変化するぽい。
・鬼差: いわゆる死神ような仕事をする地獄の役職。鎖を引きずっている。追魂獄に死者の魂を送った数や逃した数が出世に響く。
・番薯:さつまいも(という名前)。顧深になついた鼠の子妖怪。
・山神: (特徴を書くだけでかなりのネタバレになるので割愛)
・華裳(Huá shang): 大妖怪九尾の狐。店を仕切る女将の姿。蒼霽の容姿が好み。
・喜言(Xǐ yán): 華裳の下にいる小狐。宿での蒼霖お世話係。
・九天笙楽女神(Jiǔtiān shēng lè nǚshén) : 京都を司る女神。神思遍く行き渡り、どこにでもいるが見つけられないとされる。
・老皇帝: 朝廷のある京都に住む。「老い」を恐れ、死なないためには邪魔にも縋る。
・殊冉(Shū rǎn): 蒼帝(蒼龍)に従う邪魔。元々は仏獣。九天によって閉じ込められていた。
・琳琅(Línláng): 先代の九尾。蒼帝と共に行動し、彼の仕事を支えていた。
・山月(Shān yuè): 宗音の妻。明るく気持ちの良い女性。訳あって彼女の産む子が九天に狙われるため、淨霖派が総結集して助けようとする。
・山田(Shāntián): 山月の弟。


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