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【就活ストーリー】文学部からwebデザイナーへ

こんにちは。山田です。
2022年4月に、新卒のデザイナー志望としてアクアリングに入社しました。
私はごく一般的な文学部出身です。周囲にはデザイン職に就く人はいませんでした。

・非デザイン専攻でも大丈夫かな
・ポートフォリオどうしよう
・面接何を話せばいいだろう
・入社してついていけるかな

そんな不安いっぱいの1年でしたが、今振り返って「就活面白かったな」「アクアリング楽しいな」と思えています!
このnoteが、似たような境遇の誰かのお役に立てば嬉しいです。

就活のこと

簡単に時系列順にすると、

・大学2年 
秋:就活が漠然と不安になり、半年間デザインスクールに通う。
・大学3年
夏:デザインインターンに数社だけ応募してみる。ほぼ落ちる。
秋:やっぱりデザイナー無理かも、とさまざまな企業の説明会に参加。
冬:本格的に就活開始。たまたま大学の説明会でアクアリングを知る。
・大学4年
夏:選考を経て、アクアリング内定

となります。少しずつ「就活っぽいこと」はしていたものの、あまり働くイメージは持てていませんでした。
(将来が定まらなさすぎて教員免許まで取りました)

そもそもなぜデザイン職?

はじめは、文学部ということもあり、デザイナーの求人だけに絞らず就活していました。非デザイン職の求人が半分くらい、デザイン職が半分くらいです。

昔から本が好きだったので、教育系や出版、印刷、メーカーなど、好きなものに関われそうな業種を幅広く受けていました。夏のインターンがうまくいかず、デザイン職はやっぱり美大卒じゃないと難しいのかな?と感じていたのもあります。
しかし、業界や会社名だけを見て応募していたので、どの会社の志望理由もしっかり書けず……。
そこで、深く自己分析をおこない、「文章の読み書きや、誰かに教えるのが楽しいという気持ちはどこから来るのか?」と自分に向き合った時、私は根本的に「ひとに伝えること」が好きなんだ!と気づきました

言葉で伝えられる範囲は狭い。得意なことを生かしつつ、言葉では足りない部分も「伝えられる」仕事ってなんだろう、と考え直した結果、4年春頃にはデザイナーとしての就活に絞ることができました。

就活で工夫したこと

1.理由を言葉にしたポートフォリオを作る

グラフィック経験が少なかったこともあり、「どんな課題を解決するための制作物か?」「なぜそのデザインにしたのか?」といった制作理由の説明に、とにかく力を入れました。
スクールの課題だけではなく、自主制作や、友人からもらった依頼、趣味の作品なども載せました。
「なぜそれを作ったのか」を一度言葉にすることで、自分のやりたいことの傾向が見えたし、結果的にそこを評価してもらえたのかなと感じています。

2.自分が何を好きか考える

アクアリングでは面接試験ではなく”面談”だったので、一方的に次々質問されて合否が決められるというよりも、「まず話し合ってみて、やってみたいことや得意なことと、会社が合っているか確かめていく」という雰囲気でした。
期待される正しい答えを用意することよりも、自分の好きなもの、やってみたいこと、それがどこから来るのかを自分でわかっておくと、素敵だと思います。
入社後も、毎月のユニットリーダーとの1on1など、面談の機会はとても多いです!

3.いろんな会社の好きなところを知る

結果的にデザイン系に進路を絞りましたが、就活の時も「社員じゃないのにこんなにいろんな会社を見られてオトクだなー」と、面接やES作りを楽しむようにしていました!
実際、WEB制作をする中でも、お客様の業種は多種多様なので、ワクワクしながらデザインするためにも、たくさんの仕事の好きなところを見つけた経験が役に立っているなと思います。

なぜアクアリングを選んだか

この場所なら、自分のなりたい姿を見つけて働ける、と感じたからです。
スピード重視でとにかく数をこなす、という仕事の進め方ではなく、お客様と一緒に考えていく、長期的に併走して一緒に課題を見つけていくというアクアリングの方針が、自分がデザインをやりたい理由に合っていると思いました。

また、説明会で聞いた、「理想へ背伸びをする」という会社のバリューが、とても魅力的でした。私は、夢に向かってがむしゃらに頑張れる、というタイプではないですが、せっかくやるならよいものを作りたい、楽しめる方法を考えたい、と思うことが多いです。そういう気持ちに「背伸び」という語がしっくり来ました。面談を重ねる中で、言葉だけでなく社内の雰囲気も「背伸び」を後押しするあたたかいものに感じられたので、アクアリングに決めました。

今は、こまめな面談の機会で目標を考えたり、同期や先輩の勉強の仕方を教えてもらったりと、いろいろな人の力を借りながら、自分の目指したい方向について探っているところです。

内定後・入社後の研修について

・内定後

内定式は、スーツを着ずに私服で、テントの中でランチをしたり、内定証書の代わりにTシャツをもらったりと、とてもリラックスできるカジュアルなものでした!

名古屋には全く行ったことがなかったのですが、月一回ほどの内定者研修でフォローがあり、不安は解消できました。一人暮らしも、どの地域が住みやすいかを丁寧に教えてもらえたので、土地勘ゼロでも大丈夫でした。

・4~5月研修

4月は、仕事をするための基礎的なツールの使い方や、Web制作の大まかな流れを学びました。
グループ会社で共通するビジネスマナー研修はテレビ局で行われるなど、初めて経験することばかりでどきどきしていたのを覚えています。
心配だったPhotoshopなどのツールも、経験が少ないものは課題を通して苦手部分を克服できたので、ついていけずに焦ることもありませんでした。

5月には、研修のまとめとして、実際に社内で進めている案件を題材に、新卒の3人でアプリの企画・画面制作をしました。良かったのは、とにかくデザインの前段階の流れを学べたことです。
2週間ほどの期間でしたが、「誰に、どんな価値を届けたいものなのか?」というコンセプトの部分から検討し、アイディアを出していきました。ユーザーリサーチや情報設計などは、やりたいと思っていても突然業務で実践できるものではないので、入社後間もなく体験できたのは強みになりました。

また、新卒だけでひとつの案を作りあげた!という経験は、自信にもなりました。同期のキャラクターも見えてきて、性格や経歴の違うメンバーと一緒に作り上げる仕事の面白さも、この時初めて感じたと思います。

実際の業務がはじまって

XD-01というデザイナーユニットに所属しています。
6月ごろから、ユニットのメンバーに監修してもらいつつ、バナーやサムネイルの制作、画像のレタッチなどを担当しています。グラフィックに関してはまだまだ自分の技術不足で悩むことも多いですが、OJTの課題に取り組んだり、アドバイスをもらったりと、少しずつ成長できていると思います!

さらに、撮影に同行したり、サイトの文章案を作ったり、お客様とやりとりしたりと、デザイン以外の業務にも参加しています。制作部分だけではなく全体の流れに関わることで、思い入れも強くなり、デザイン作業でもあと一歩のクオリティを上げる踏ん張りが効くな、と感じています。

このnoteを書くことで、就活や研修の時の資料を振り返り、入社したての気持ちを思い出すことができました!入社当初の「伝えたい」という気持ちを大切にしながら、一歩一歩確実に進んでいきたいです。

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