働くことについて考えてみる。

育休を取るぞー！となりましたが、
そうなった時「将来どうしていくんだろう」と考えてみたのでそれを言葉にして残してみようと思います。

ちょっと数年経ったとき、
自分が見返したら「あぁそうだこんな気持ちだった」となったら良いですし、
似たような環境の人がみた時に「そうなのか…」と脱力出来たらいいなと思います。

会社だけが人生じゃない

まず第一に思い浮かぶのは

「会社だけが人生じゃない」

ということです。

会社の為に頑張って、出世の為に無理をして（してないかもしれませんが）、そして手に入れた役職や立場も外の世界では役に立ちません。
勿論、社内での立ち位置が良くなったり、婚活でチヤホヤされたり、といったことはあるかもしれませんがそれも最大で定年までです。

いささか考えるのが早いかもしれませんが定年以後も人生はあり、平均寿命は男性81歳となっています。60歳で引退しても20年以上あります。LIFESHIFTという本でも出ている通り、人間は【学問】⇒【労働】⇒【老後】の3つのステージがあり、一般のルートをたどると労働の年数が40年近くと非常に長くなります。そういう意味では人生のメインを【労働】と捉え、半分もある40年を頑張るという考えもありだと思います。

ですが、私はそれよりも【家族】に主軸を置きたいなと思ったのです。
3つのステージには出てきません。ですが、大体30歳で結婚した場合50年も【家族】と過ごすことになります。また子供が出来、18歳で家を出ていく場合【子供】と過ごす時間は18年しかありません。しかもその子の将来を作ってしまう18年です。特に小学校までの12年間は非常に大切になるでしょう。

【労働】を頑張る場合大体が35歳から50歳ぐらいの頃に【子供】の12年にあたるのではないでしょうか。この頃に家にあまりいない親になりたくないなと思いました。勿論この考えは人それぞれですし、逆の思考の人を否定するつもりもありません。私はこの選択をし、他の方は別の選択をしたというだけです。

お金に困らない生活をイメージする

出世しないと給料が上がらないからお金が困る！
という意見もあるかもしれません。ライフステージの変化によりお金は必要ですし、必要なものを買っていくとお金は足りなくなってしまいます。年齢に従い、高級なものを持ってみたり、様々なものに触れてみたいといった欲求も増えていくと思います。

社内でも給料は上がってもお小遣いは上げて貰えず家計もボーナスにより何とかやりくりしている方はいらっしゃいます。様々なライフステージがあり、お金が厳しいということはありますがそんなにカツカツになるほどかなというのが正直な感想です。
私の場合22歳で入社してから生活のスタイルはあまり変わっておらず、大きく必要だ！そしてお金がかかる！といったものも思いつきません。保険も40歳ぐらいまではほぼ不要かなと考えていますし、子供も生まれますのでシミュレーションしておりますが小学校卒業までは大してお金がかからないだろうと思っています。（現実は違うかもしれませんが）

また出世をすれば給料が上がる！といった意見もあると思いますし実際にそうだと思いますがそこまで大きく変わるでしょうか。勿論頑張っている人は残業代を貰っているかもしれませんし、出世し昇給することによって年間で貰う金額は増えているかもしれません。ですが、それがどの程度で手に入るのかということは認識する必要があると思います。

例えば毎日18時に帰ってくる人と毎日21時に帰ってくる人で後者の方が昇給が早かったとします。ですが、子供にはあまり会えず土日も疲れて寝ているという感じでしたらどうでしょうか。
そして給料が年50万程上回っていたとしても税引き後では30万しか変わらなかったとしたら…？

勿論給料が多くなればなるほど出来ることは増えますし、様々なことにお金を回せますが少ない給料でも大して変わらないとしたらどうでしょうか。

私は必死にはやらなくていいかなと思いました。
勿論ある程度の水準で仕事はしなければならないと思いますし、頑張っている人よりは評価されないかもしれません。
でもまぁ【いいかな】と。

いいかなと思える人生を作る

【労働】に生き、頑張った！と言い切れること。
これも素晴らしいと思います。

ですが、【労働】はほどほどで【家族】に全力で注ぎこんで自分にとっての人生が素晴らしい！と言い切れる方が良いのではと思いました。

これは人それぞれですし、人によっては【労働】こそが人生！素晴らしい！と言えるかもしれません。


最終的に死ぬ頃に「あぁ、もう少し別のことに時間を注いでいたら良かったな」とは思いたくないなと感じました。

そういう意味では自分が「いいかな」、「よかったな」と思える人生とは何か考えていきたいと思います。

そしてそこでは【労働】は重要度が下だなということを自覚していきます。