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新恒 杏子
2020年1月23日 18:06
花の移ろい空の色彩月の満ち欠けあなたの目から見えた世界をわたしは知らないわたしの目はわたしの世界しか見えないから手を繋いでもキスをしてもわたしたちの温度はいつも違う隣で同じものを見ていても隣で同じ日々を重ねても決して等しい景色は見えないだけどね抱き合えば相手の温かさに気付けるあなたとわたしが違うことそれはあなたとわたしがここにいることふたつの命がとも
2020年1月22日 14:26
上弦の月が浮かぶ 冷たい夜のこと味のない舌先 しがみつく指先流れ星を見たの闇に銀色 ここにもあるけどそれとこれとは別のお話内緒で泣いた 君しか知らない奪われるまま 溺れるように辿り着く先は Wonderland君の息で呼吸をした君の熱に ただ恋をした----------------------------------------------絡みつくのは簡単で、そ
2019年11月18日 13:11
ビタースイートチョコレート喉元過ぎた 熱さは忘れた甘い言葉 苦味を残して口の中に まだあるぬるさ影、過去に移りゆくさなか間違ったレシピ 悪くなかったよね焦げついたままなんだか縋るみたいね------------------------------------------------------小さな頃からチョコレートが好きでした。ご褒美はチョコパイ、相変わらずです。
2019年11月7日 09:50
君の「バカ」は、「寂しくさせないでよ、好きなんだから」 君の「だいっきらい」は、「くやしいけどそういうとこも大好き」 そんなことまでわかっちゃったよ。だってそんな天邪鬼な君のこと、僕は本当に大好きなんだ。またあるときの「バカ」は、「これ以上惚れさせてどうするの?好き」「むかつく」は、「そういうとこほんとずるい、好き」こんなことを書くと君はまた可愛い顔をして言うんだろう。
2019年10月22日 09:35
君にとってはもう過去の話なのでしょう腐敗した思い出 そんなものなのでしょうどうしてそんなものに今もなお私は期待しているのだろう君の笑う顔が あの笑顔が再び私に向けられることはないだろうにいまでも好きなの君にとってはその程度の恋だとしてもここにある傷跡 いつまで残るのでしょう?どうしてこんなものを今もなお治す気にならないのだろう君の笑う顔を あの笑顔を忘れたとしたら生