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派手に見えれば見えるほど、裏で地味な努力をしているのがあらゆる世界のプロだ

「インターナルコミュニケーション関西No.1企業を目指す」というアドバルーンを掲げましたが、さて、何をどうやっていきましょうか?

インターナルといえば…

「インターナルコミュニケーション関西No.1企業を目指す」という大きなアドバルーンを上げました。

大きいです。

八尾市にある介護事業運営会社が、数多ある大企業を抑えて「関西No.1」を目指すと……「分をわきまえろ」「身の程知らず」「おたんこなす」などというコメントもなく、粛々と進めております。
さて、インターナルコミュニケーション、平たく言えば社内広報ですが、社内広報と言えば、「社内報」がまずは挙げられます。
社内報については、前回もちょっと触れましたが、今回は当社の社内報について実際の提案書付きで紹介したいと思います。

社内の課題とは?

こちらにも書いていますが、これまで社内広報業務に十数年関わってきました。
その中でまずやらなければならないのは、「課題の発見」です。
私が2022年1月に入社した頃、各施設と各部会に参加したり、業務の中で感じたのが「施設間のつながりが希薄」(=好事例共有ができていない)と「部活動の発信」ができていないことでした。

まずは社内の課題を分析

社内広報の媒体は昨年まで存在していましたが、トピックス的なものを載せるに留まっており、企業内にある課題解決をしていく経営戦略ツールという位置づけではありませんでした。

そこで当社社内報にはまず、「課題解決の糸口」になるような企画を加味していくことを提案しました。

次に企画の“距離感”です。社内報企画で“距離感”が取れていないことが往々にしてあります。企画の距離感とは…

「社内報を読む」というアンケートを取ると必ず「身近に知っている人が載っている」から読んでいるという答えが多いです。
つまり読者である社員は自分の身の回り半径2メートルのことには非常に興味があるわけです。

自分>仲間>施設>会社

…こういう“距離間”ですね。
社内報だからといっていきなり「会社」単位の視点で企画を考えがちです。間違っていはいないと思うのですが、社員からしたら引きますね。どこまで「自分事」にするか……ここが担当者の腕の見せどころになるかと思います。

フェーズで展開

当社社内報『Flowers』は今年発行しました。
その後の浸透具合にも寄りますが、どのような内容を載せていくのか、どのような存在にしていくかをフェーズ展開で考え、その都度、進化させていきます。
これも行き当たりばっかりのものではなく、社内広報媒体としての中心として、組織の成長とともに社内報の成長も考えているからです。
今は、まだ目新しさがあります。しかし、徐々に飽きられてきますし、読まれなくなります。これは社内報の宿命です。
ただ、これは読者である社員の目が肥えてきたことにも起因します。なので、フェーズ展開し、社内報も成長を考えています。

社内報の目標

社内報は性質上、なかなか表に現れにくい媒体です。なので、評価もなかなかされません。
でも、しっかりと目標を持たないといけない。ということで、社内報には年に一度、『経団連推薦社内報審査』があります。既に締め切らており、当社も無事今回応募することができました。

何がしかの賞はほしいところですが、まぁ、初年度ですので期待せず……。何よりも社員の方々に社内報が定着し、会社としての文化になってもらえたらとは思っています。

……とは言え、やるからにはNo.1取らなきゃアカンやろ! ということで、やっております。

社内報という、社員にあまり読まれない(とされる)媒体ですが、当社では、(全ては紹介しておりませんが、)このように考えて編集しております。

関西の企業様で「社内報を交換してやってもいいぞ」という、心広い企業様がございましたら、ぜひ交換させていただけたらと存じます。

次回は、社内報以外の社内コミュニケーションツールについて。

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