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社員それぞれの“花”を咲き誇らせてほしい―社内報、創刊。

2022年5月、株式会社あぷりの社内報が創刊しました。誌名は『Flowers』。社内報名としては少しか弱い感じがしますが、この誌名に込めいた思いなどについて広報部ディレクター・白川が書きます。

社内報は……読まれない。

『社内報』――ちょっと古臭いイメージを持っている方も多いかと思います。ましてや紙媒体です。今はウェブ社内報などもありますが、当社はあえて印刷します。A4、20ページ、4C(オールカラー)。社内報としては一般的なボリュームではないでしょうか。

私はこの十数年、会社は変われど概ね社内報に関わってきました。そこで得た教訓の一つに『社内報は読まれないものという前提で作っていくべきもの』だと考えています。
では、いかにして読まれるもの、いやさらにその上を行く「社員の心の拠りどころ」という存在に昇華させていくにはどうしていくべきか……というのを日々日々頭で考えて、誌面に表現していくかが、社内報担当者の腕の見せ所だと認識しています。

“花”を咲かせる。

色とりどり、いろいろな花があっていい。

あぷりの社内報は『Flowers』という名前です。社内報としては少し押しが弱いでしょう。
通常、会社の方向性を示すような社内報であれば「COMPASS」(羅針盤)、情報発信のメイン媒体であれば「〜Times」などが、ある意味“定番”かもしれません。

『Flowers』にしたのは、当社名に関係しています。
「あぷり」から「アプリ(ケーション)」と連想されるかもしれませんが、当社はIT系でもウェブ系でも何でもなく、介護事業を展開しています。ご入居されているご高齢者の皆さんがアプリ(ケーション)を開発していたら、それはそれで話題になりますが、そういうことはありません(笑)。皆さん、思い思いに日々お過ごしされています。

「あぷり」は「ジャパニースアプリコット」、つまり「梅」から取られています。社名の話はまた今度として、各施設のテラスには四季折々に開花する花が植えられています。花(植物)を育てる際、日光、温度、水、養分などが大切ですよね。
それと同じく当社は介護事業をしていますので、「人材育成」は経営上、非常に重要なポイントであり、人が成長することで会社が成長することにもつながっています。
そこで、花です。人が育つには、育つための「日光、温度、水、養分など」が必要になります。社内報ではそういった成長の「ヒント」を掲載していきたいと考え、さらに成長した社員のにこやかな笑顔をたくさん載せて、成長した姿=開花した姿をたくさん載せていきたいと考えております。花の種類は問いません。いろんな花があっていいんです。

なので、誌名が『Flowers』(花々、花束)なのです。

社内報『Flowers』の今後

載る人・内容で読者である従業員の皆さんがモチベーションを上げたり、業務上参考にしてくれたり、「自分も載ってみたい」と思っていただくのはもちろん、先日の投稿しました、コーポレートコミュニケーション(CC)部の若いメンバーも作る側としてのモチベーションを上げてもらえたらと考えております。
つまり、この社内報『Flowers』に関わるすべての人の思いが花開くようにしていきたいと考えています。

ちなみに、当社社内報『Flowers』は、印刷工程だけ外注し、企画立案、取材、原稿作成、撮影、デザイン、編集……全ては私が内製しております。以後はCC部メンバーにも関わっていただきます。

目指すは……『経団連推薦社内報審査』受賞常連化企業、ひいては『インターナルコミュニケーション、関西No.1企業』です。
「大きく出たなー」ではなく、狙わないと実現できません。

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