年末なので2023年の新たな挑戦と1年の成果を振り返る
まるで地球から人類への嫌がらせかのように気温の乱高下が激しく、不安定な日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
毎年この時期には同じことを言っているような気もしますが、早いもので今年もあっという間に残りわずかとなりました。
同じことを言っているとはわかっていても、言わないと心の整理がつかないくらい今年も早く1年過ぎ去っていった気がします。
さて、ありがたいことに今年もWebrydayでは一年を通して様々な案件に携わることができました。
2023年は特に未経験のジャンルへの挑戦が多く、事業の幅を広げることができた有意義な年でもありました。
そこで新たな扉を開いた2023年を振り返り、私たちが今年行ったチャレンジについて紹介していきたいと思います。
AI、ChatGPTへの取り組み
今年を象徴するキーワードはなんと言っても「AI」だと思います。
先日の発表によると2023年に英語版Wikipediaで最も閲覧された記事は「ChatGPT」だったそうです。
WebrydayでもAIを業務に取り入れるべく様々な試みを行いました。
そしてAIを使用する施策の一環として、株式会社きちりHDさまの運営する「客席のないレストラン」にて、店頭でお客様をおもてなしする接客エージェントを開発いたしました。
こちらはOPEN AI社提供のGPT-4と、AI用のDBとして利用可能な「Pinecone」を組み合わせて使用し、問いかけられた質問に対して答えてくれるというものになります。
また、話しかけられた言葉を取得し、音声から文字起こししてチャットの表示をしています。
ChatGPTを活用することで、幅広い質問に自然な形で回答をすることができるようになりました。
AIを活用した案件はこれからも積極的に取り組んでいきたいと考えています。
(弊社名がApplyNowに変わりました)
カメラマンによる撮影業務
Webサイトにとって写真はとっても重要です。
企業や商品のイメージを伝えるビジュアルの写真やインタビューでの人物写真、Web記事内で使用する写真など、サイトのクオリティに関わる大切な要素です。写真1枚でイメージが全く変わってくることもあります。
SNS投稿でも写真はもちろん重要です。
写真素材はこれまでだとお客様に用意していただくことも多かったのですが、今年からはなんと弊社所属のカメラマンが撮影を行うことが可能になりました。
すでにたくさんのお問い合わせをいただき、直近でも北海道や広島など、日本全国を飛び回り撮影を行なっています。
全くの余談ですが出張が増えたので社内ではお土産のお菓子が大変充実するようになりました。
もちろん完成したお写真についても大変好評をいただいております。
先述の通り地方への出張撮影にも対応するほか、準備、撮影、撮影後の編集まで一貫して行いますので、高品質なお写真を素早く用意することが可能になりました。
また、人物撮影の際は事前に撮影のスケジュールや当日のご準備のお願いをさせていただくことで、業務への支障が無いように進めています。
ライティング業務
写真撮影以外に2023年はライティング業務にも力を入れた年でした。
具体的な事例はお見せできないのですが、某サイトで毎月更新されているWeb記事の制作を行っています。記事の企画アイディア出し、取材、執筆、必要な写真の撮影などの業務を担当しています。
また他の案件でもインタビュー記事や、企業メッセージ、キャッチフレーズなどのテキストを作成する機会が増えてきてきました。
これらのクオリティがブランドやサービスの価値を正確に伝えられるかに関わってくるので、重要性を再確認したと共に今後もさらに力を入れていきたい分野だと思っています。
こちらのページではテキスト、写真共に弊社で制作を行っています。
中国SNS、RED(小紅書/シャオホンスウ)運用
2023年はインバウンド需要の回復が目覚ましく、また以前のようにインバウンド対策が求められるようになってきました。
RED(小紅書)は、中国版InstagramともいわれているSNSで、登録者は3億人、月間のアクティブユーザーでも2億人を超える中国最大のレビューアプリです。
特に若い女性を中心に利用されていて、何かを探したり調べる際にクチコミが重要とされる中国国内において、信頼性のあるプラットフォームとされています。
近年のインバウンドの対策においては、REDでクチコミを投稿してもらって認知度を上げることがとても重要となっており、WebrydayではKOL/KOCといったインフルエンサーを活用したプロモーション支援を行なっています。
また、他にも公式アカウントの開設、投稿用のコンテンツ制作も含めた運用代行や来店時のキャンペーン施策なども行なっています。
多言語対応サイトの制作
同じくインバウンド需要の高まりに伴い、Webサイトでも日本語以外の言語対応が必要なケースが増えています。
最近リリースしたあるサイトでは、日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語の5言語に対応しました。
サイトの多言語化には、日本語のページを自動で翻訳してくれるツールを使用する方法や、物理的に各言語のページを用意する方法など、様々なやり方がありますので、サイトの規模や予算などに応じて適切な方法をご提案することが可能です。
今年は他にも英語のみのLPサイトの制作などもありまして、来年以降はさらにグローバルな対応が重要になってくると思っています。
パートナー企業が増えました
最後に、今年新たにパートナーシップを結んだ企業様をご紹介します。
Yext Answers Platform – Yext社 セールスパートナー
Answers Platformを提供するYext社のセールスパートナーとして、サイト内検索やMEO強化施策などの提案をしています。
Yext社の提供するAnswers Platformは、サイト内検索としてはWebサイトに組み込み可能なサーチエンジンツールで、MEO強化施策としては世界最大のGBPパートナーなので扱える情報量や密度がかなり多く、様々なサービスとの連携が可能になっています。
国産ヘッドレスCMS - microCMS
CMSとはWordPressのようなサイトを更新するための管理システムのことで、ヘッドレス(コンテンツを表示するビュワーを含まない)であるmicroCMSは自由度の高い開発ができたり、セキュリティ面が頑強というメリットが特徴の国産CMSです。
WebrydayではmicroCMSの公式パートナー企業として、microCMSを使用した開発をすでに多数行っています。
以上、一部にはなりますが2023年にWebrydayが新しく挑戦した案件を中心に振り返りました。
依頼されたサイトやシステムを制作して終わりではなく、そのサイトに必要なニーズを理解し、それを満たすためのコンテンツや、さらなる発展に必要な要素を探求することで、よりお客様に寄り添ったクリエイティブな提案ができるようになったことが、この1年で得た一番大きな成果だと思いました。
今後はさらに、私たちで出来ることの種類や精度を上げていくことを目標にできればと思います。
常に新しい知識と技術を学ぶ姿勢を忘れずに、来年も楽しみながら良いものを作っていきたいですね。
来年も引き続きWebrydayをよろしくお願いいたします。
(社名がApplyNowに変わりました)