【国際遠距離恋愛】最初の2週間|関係性の定義|他人からの偏見に直面
【映画みたいな恋をした】シリーズを読んでくださった方も、そうでない方も
いつも読んでいただきありがとうございます。
あっという間の数日を過ごして、空港で「またね」を言い合ったあの日から私たちがどんな風に過ごしているのか。
少しずつ投稿していきたいと思います。
◆フライト予約と英語学習の強化
空港でお見送りしたあとすぐにLA行きのフライトを予約。
そういえばパスポートが切れていたので再申請しなきゃと気づき、あれよあれよと入国までに必要な物事リストを作り上げた。
幸い、周りにはアメリカへ行ったことのある人やLAに詳しい人が何人もいるので、非常に助かった(いまも相談している)。
夜になると彼が置いていったTシャツを抱きしめながらメソメソしていたが、そんなこといつまでもやってられないので、語学の勉強に力を入れるようになった。
移動時間は英語のPodcastを聴き、単語はMikanというアプリを介してシャッフルカードで覚える。暇な時はネイティブスピーカーのVlogやStandup comedy、好きな俳優のインタビュー動画を見て自分のリスニング力を試す……などなど。
◆関係性の定義、アメリカと日本で違いすぎる問題
毎日メッセージのやり取りを続けていたが、彼が日本を離れて1週間が経った頃から週末にFaceTimeするようになった。
2回目のとき「僕たちこれから、どうする?」と彼から相談が。
どうする?…っていうのは、私たちの関係性のこと。このままRomanticな関係を維持するのか、それともお友達なのか。
これまではそれが全く明確じゃなく、お互いに「今後私たちはどうなるんだろう?」と漠然とした不安を抱えていたので、この機会にじっくり話し合ってみることにした。
まず、2人ともRomanticのままがいいということで合意。
次に、他の人とデートしているかについては、どちらもNo。
じゃあ日本なら、彼氏彼女関係の成立!
って思うじゃない?
だって、お互いに好き同士で、恋愛関係を望んでいて、他に誰も見ていないんだもの。
いち日本人女性としてはその方が安心感あるんだけど、アメリカではすぐboyfriend/girlfriendとは定義せず、それぞれの状態で細かく定義づけがある。
で、私たちのこの状態はexclusiveと言うんですって!!!!
boyfriend/girlfriendの一歩手前状態。
もちろん、そのままずるずる引きずるかもしれないし、昇格してofficialな交際関係になるかもしれない。
うーーーーーーーん難しい😓
大事なのは、その時々で素直に
「私たちのstatusはなに?」
「あなたは今後どうしていきたいの?」
「わたしはこんな関係を望んでいる」
と素直に伝えること。
察してほしい…では全く状況が変わらない。
こっちが思ってたことと、相手が実際に思っていることが全く異なることもあるので、正直に話し合いを重ねることが必要だと実感した。
◆意外と偏見あるある問題
私はいい加減良い大人なので、今も定期的に会うような友人は皆んな気の合う人たちばかりに絞られている。
その甲斐あってか、私の経験した非現実的な恋愛についても、一緒に喜んで応援してくれているのだが、唯一、私が傷ついた出来事があった。
彼が日本に滞在中、私のお気に入りの場所へ複数回連れて行って、仲良くしている常連さんと交流したのだが、実際そこで楽しい時間を過ごしたはずの人が、非常に差別的な発言を繰り返したのだ。
「どうせあいつは日本に滞在するビザが欲しいだけ」
「君は騙されている。そんな男のところについて行くな」
………いやいやいや!
あなたに私たちの何がわかるって言うんですか!?
まだ会ったことのない人が不安を感じるのはわかる。実際、私たちも初めは不安だらけだったから。でも、直接彼に会って楽しい時間を過ごしたはずの人が、こんな考えを持っていたのが信じられなくて、脳がフリーズしてしまった。
家に帰ってから言われたことを反芻すると、嫌な気持ちがふつふつと湧いてきて、だんだん許せなくなってきた。
その次に会った時も、同じように嫌味を言われたので、私の中で堪忍袋の尾がぶっつり切れた。
他の常連さんに私の気持ちを話し、どうにかしてその人のデリカシーのない発言を止めてもらうよう、協力してもらうことにした。
あまりにも辛かったので、彼にもこのことは正直に話した。「僕の親がキューバから来た時と同じようなことを言われている」と笑い飛ばしていたけど、本人が1番しんどかったと思う。
なのに「また嫌なこと言われていない?大丈夫?」と私のことを何度も心配してくれている。つくづくこの人は本当に優しい人だ……と、彼の良さをさらに実感できたので、良い機会だったかもしれない(?)
意外と日本にはまだまだ偏見が根強く残っているのだなぁと感じた出来事だった。
私と彼は9千キロも離れているけれど
毎日一歩ずつ着実に絆を深めている。
これからも更新していくので、ぜひチェックしてね😊
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