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【note分析②】noteの指標の構造化から分かる、PV、スキ、フォロワー数の増やし方の戦略パターン

戦略コンサルタントのアップルです。

前回の分析(ダッシュボードのデータをバブルチャートにする)に引き続き、noteのデータを眺めたり分析手法を考える中で「使える構造図」を描いたのでご紹介します。

具体的には「PV数、スキ数、フォロワー数といったパフォーマンス指標が相互にどう関連しているかの構造図」をご紹介します。

自分のデータを眺め、分析する上で、とっても有効だと思うので、ぜひご覧の上活用ください!特に、私と同じようにnoteをはじめて間もなく、色々と手さぐりで試行錯誤されている初心者の方は必見です!

パフォーマンス指標間の構造図

いきなり結論からお話します。
noteにおける指標は次の4つです。

・投稿数
・PV数
・スキ数
・フォロワー数

投稿数がインプットの指標で、PV数、スキ数、フォロワー数が記事の投稿の結果アウトプットされる指標です。

「多くの人にみてもらいたい」
「多くの人にコンテンツを受け入れてもらいたい、評価してほしい」

という作者の想いがどれだけ実現されているかが、PV数、スキ数、フォロワー数で測られるわけです。

ポイントは、これらの指標が相互に連関しているという点です。これを整理した構造図が以下になります。

パフォーマンス

指標を矢印で結んでいますが、この矢印は因果関係を示しています。例えば「投稿数が増えればPV数が増える」、「PV数が増えればスキ数が増える」といった感じです。

この図がパフォーマンスを上げていく上でのメカニズムの全体を表しているといってよいと思います。

さらに、青字で3つの指標を明記していますが、この3つの指標は極めて重要です。なぜなら、この3つの指標が高いほど、「パフォーマンスが上がる速度が早まる」からです。

3つの指標の意味合いは次の通りです。

PV数÷投稿数
プロモーション力を示す指標です。これが高いほど1記事あたりでたくさんPVが稼げていることになります。

スキ数÷PV数
コンテンツの良さを示す指標です。これが高いほど、いいコンテンツを提供できているといえるかと思います。

フォロワー数÷スキ数
記事全体、もしくは著者のキャラクターがどれだけ魅力的に映っているかの指標です。1つの記事を読んで、また別の記事を読んで、「あ、この人の記事どれも面白いな、フォローして継続的に読もう」と思ってもらえているかどうかを表す指標です。

みなさんも、この3つの指標を「KPI(キーパフォーマンスインディケーター)」として、定期的にモニタリングしていくとよいでしょう。


構造図の解説はここまでです。

実は、この図をもう少し深く考察すると、長期的にパフォーマンスを上げ続けていくためのより重要な示唆が見えてきます。これについては、近日中に別の記事でお話します!

パフォーマンスを上げるための3つのアプローチ

さて、この構造図を眺めてわかることは、パフォーマンスを上げるには、いくつかの戦略アプローチがあるということです。

戦略アプローチ①:露出をとにかく増やす

投稿した記事ができるだけ多くの人の目に触れるよう、あの手この手を使うアプローチです。大きく分けると、
・ハッシュタグの付け方を超工夫して、note内での検索に引っ掛かりやすくする
・自身や知人のSNS(ツイッター、フェイスブックなど)で拡散させる
の2つのアプローチがあるかと思います。

ツイッターやフェイスブックでフォロワー数が多い方、インフルエンサーの友達がいる人は、この戦略を取りやすいです。

アプローチ1

戦略アプローチ②:コンテンツを徹底的に磨く

構造図でいうとPV数→スキ数の因果関係を強くするアプローチです。一つひとつの記事のクオリティにこだわり、見た人には確実に刺さるようなコンテンツを出し続けていく戦い方です。

ちなみにアップルはこのアプローチで戦っていきたいと考えています。

アプローチ2

戦略アプローチ③:独自の世界観をつくり、ファンを獲得していく

単体の記事というよりは、記事の「群」で独自のコンセプト、ブランド、世界観をつくり、継続的な読者、すなわちファンをつくっていくアプローチです。

世界観やブランドを作れれば、刺さる層には「継続的に読みたい」と思わせられるので、獲得したフォロワーによってPV数、スキ数のレバレッジがかかってくることが期待できます。

このアプローチで大事なのは「手を広げてなんでもかんでも書かない」ということです。なぜなら、いろんなことを書きすぎると、コンセプトや世界観がぼやけるからです。絞りを入れるのがポイントになります。

「コアなファンをつかむインディーズバンド」のような戦い方です。

アプローチ3

まとめ

今回の内容をまとめましょう。


・noteの指標同士は、因果関係で絡み合っていることに留意が必要

・その因果関係も含めた、「パフォーマンス指標の構造図」を眺めながら、どうパフォーマンスを上げていくかを考えることが大切

・具体的には3つのアプローチ・戦略がある
  -①露出をとにかくふやす
  -②コンテンツを徹底的に磨く
  -③独自の世界観をつくり、ファンを獲得していく

・3つの青字の指標をKPIとしてモニタリングし、パフォーマンスの変動をみながら次の一手(どんな記事を書くか、など)を打っていくべき

私自身も、この構造図を眺めながら、パフォーマンスを上げるための試行錯誤を重ねていこうと思っています。

まだnoteをはじめて10日なので、もう少しデータがたまったらアップル自身のパフォーマンスの数値も開示しようと思いますので、ご期待ください!


今回はここまでです。
お読みいただきありがとうございました!

今後もこうしたnoteの分析記事をアップしていきますので、よろしければフォローお願いいたします!分析記事をまとめていくマガジンはこちらになります。

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