Appleのデザイナーであったジョナサン・アイブ(Sir Jonathan Paul Ive)がこれまでにメディアのインタビューなどで、デザインについて語ったことをまとめ、Appleのデザイン哲学(例えばシンプルとは何か)を探る記事です。
Apple製品のデザインを読み解く上では、Appleのデザインをリードしてきたジョナサン・アイブの発言に着目するのが非常に有益です。
これは主に個人的な必要性からまとめるものですが、ばらばらになっているジョナサン・アイブの発言を1か所に集めることは他のAppleファンにも有益だと思ったので、記事として公開します。
基本的に日本語のサイトからの引用になるので、発言はすべてそのサイトのライター等による翻訳を通したものであることにはご注意ください。(抽象的な議論が多いので、翻訳は難しく必ずしも正しいとは限りません。しかし、労力の点から、ひとまずは日本語サイトからの引用にとどめます。)
また、ジョナサン・アイブについて言及した記事は膨大で、現時点ですべての記事を網羅しているわけではありません。随時更新していきます。
この写真は、写真家のアンドレアス・グルスキー氏の手によるもの。イギリスのインターナショナル・ポートレート・ギャラリーに展示されているそうです。
デザイン一般について
Appleの新製品が出るたびに、これこそが唯一の答えなのだと感じさせてくれる理由ですね。
Apple製品の見た目を真似ても、なぜかApple製品のようにはならない。それは、ほんのささいなディテールにすら意識を向けているからなのでしょう。
iMac G3について
iMac G3のデザインは、やはり、これが登場した時代のほかのPCとの関係性によって正当化されるものなのかもしれません。いま同じことをやってもうまく機能しないでしょう。
Power Mac G5について
この考えは今のMac Proにも通じるところがありますね。
iPhone 6について
iPhone Xについて
デバイス自体に施された角丸とディスプレイの角丸が共通している点や、ディスプレイを覆うガラスと筐体がなめらかに繋がって一体になっている点が、iPhone Xのデザインの重要なポイントですね。
Apple Watchについて
AppleのARデバイスも、やはり見た目はいろいろなものが選べるようになって欲しいですね。
AirPodsについて
AirPods以降に登場したワイヤレスイヤホンは、AirPodsとは異なるケースへの収納方法を採用しているものが多いのですが、そうした方法もすべて試した上でのAirPodsのケースということなのでしょうね。変な形のデバイスなのに、わりと取り出しやすいのは偶然ではなかったと。
Apple本社(Apple Park)について
他の記事は、また時間のある時に追加していこうと思うます。心当たりのある方は記事のリンクとかをコメント欄にでも貼っていただけると助かります。
Appleデザインの重箱は毎日更新。
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