おこめ

2023.5月〜欧州在住・コピーライターから日本語教師になった28歳。テーマはノマドワ…

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2023.5月〜欧州在住・コピーライターから日本語教師になった28歳。テーマはノマドワーク、欧州生活、日本語教育など。写真はすべて自家製です。

記事一覧

生徒さんの気持ちを理解するために6年ぶりに中国語を始めてみた

オンライン教師を本格的に始めて1年が経過しました。まだまだではありますが「進め方」は段々と見えてきました。ですが、こういう時こそ初心が肝心。生徒の気持ちになるた…

おこめ
2週間前
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欧州20カ国も旅しちゃった、超濃密な1年間<後編>

日本語教師をしながらチェコ→ドイツに住んだ私が、1年間での欧州旅行のハイライトをご紹介していきます。気になる方はぜひ前編もご覧ください! では早速。 欧州在住者…

おこめ
1か月前
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欧州20カ国も旅しちゃった、超濃密な1年間<前編>

思えば滞在中の1年間は、いろいろな国に旅行しました。数えてみたら20カ国。なんとアクティブな1年だったんだ。ということで、旅の振り返りをしてみることにしました。 今…

おこめ
1か月前
31

1年ぶりに欧州から日本に帰ってきて感じた自身の変化

去年の5月に日本を経ってから丸一年の月日が経ち、 先日日本に帰国しました。一年って本当にあっという間ですね。 帰国してからは、海外からはできなかった確定申告やら、…

おこめ
2か月前
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"Good evening"の概念について、ちょっと真剣に考えてみた。

先日、チェコ人の生徒さんとのオンラインレッスンの終わり際のこと。 17時終わりの授業だったので、おそらく生徒さんは「Have a good evening!」の意味で使われたのかと思…

おこめ
4か月前
11

コピーライターを辞めて、日本語教師になって、欧州に来た28歳。

現在ヨーロッパでオンライン日本語教師をしています。前職は広告代理店でコピーライター、プランナーをしていました。そんな私が考える、コピーライターと日本語教師の違い…

おこめ
5か月前
32

海外在住者って、アイデンティティ欠落しがちじゃない?

ちょっと難しい話題なんだけど、ちょくちょくこのことについて考えるのでノートに吐き出してみることにしました。 タイトルの疑問を持ったのは、「海外に住んでいること」…

おこめ
5か月前
31

ドイツ人と「進撃の巨人」の話をしたら、ちょっと気まずくなった。

「エルディア人の腕章は、昔のJewsみたいです。」 授業前のアイスブレイクで、ドイツ人生徒さんにそう言われました。 わたしは戦争の時代には生きていない、ドイツ人でも…

おこめ
5か月前
21

「お休みの日は何をしますか?」に答えられない人は、世界にも沢山いる。

初めましての人からよく聞かれるこのフレーズ。私はこの質問をされるのが嫌いです。なぜなら、人に言えるような有意義な休日を過ごせていないから。 だからこそ、といって…

おこめ
5か月前
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実際、フリーランス日本語教師に資格は必要なのか。

研修期間2年を経て、フリーランスになって8ヶ月が経ちました。 今回は、「日本語教師に資格は必要なのか」と言うことについてのお話を。 最近では国家資格化に向けた登録日…

おこめ
6か月前
53

広告代理店での限界OLを辞めたメリット

新卒から5年勤めた広告代理店を辞めて、ヨーロッパで日本語教師をして思っていることをつらつらと。ここ最近、授業に追われる日々でしたので、初心に立ち帰ろうと思い、書…

おこめ
6か月前
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広告代理店を辞めて、ヨーロッパでノマド日本語教師になった理由

5年勤めた広告代理店を辞めてヨーロッパで日本語教師へ。 どうしてこのキャリアを選んだのか、改めて言語化しておこうと思います。 チェコとの出会いまず、どうしてチェコ…

おこめ
6か月前
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【収入公開】Preply 7月-12月

昨年の7月にPreplyに登録をしてから、7ヶ月が経過しました。 最初は、月数千円程度稼げればいいかなと思っていましたが、意外と伸びてきたので、公開しようと思います。誰…

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7か月前
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海外移住1ヶ月目でクレカが止まる【PayPayカードの急停止】にご注意

プラハへ越して一ヶ月経ち、さくっと列車でポーランドまで旅行にでも行こうかなと思い立った旅で悲劇は起こりました。メインのVISAカードが急停止し、一切の利用ができなく…

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1年前
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【海外/副業】Fiverrで翻訳作業をしたら詐欺に遭いかけた話

チェコにいる間、日本語教師の仕事をしています。 駆け出しフリーランスなので、より多くの授業を持ちたい。経験を積みたい。ということで、アメリカの「Fiverr」というフ…

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1年前
24

プラハで店員に唾を吐くキチガイに遭遇した話

6月、日本では梅雨に差し掛かる頃、ここプラハでは日差しはほぼ真夏。 キャミソールに羽織りというかなりラフな格好がちょうど良いほどの過ごしやすい気候。天気も良かった…

おこめ
1年前
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生徒さんの気持ちを理解するために6年ぶりに中国語を始めてみた

オンライン教師を本格的に始めて1年が経過しました。まだまだではありますが「進め方」は段々と見えてきました。ですが、こういう時こそ初心が肝心。生徒の気持ちになるためには、自分が生徒になってみるほか無いと思い、Preplyで中国語を勉強し始めました。そこでいくつかの気づきがあったので、まとめておきます。 事前情報として、私は高校〜大学までの7年ほど学校でゆるゆると中国語を勉強していました。なので、ある程度の基礎はわかるという状態です。おそらくJLPTで言うとN4~N3レベル。簡

欧州20カ国も旅しちゃった、超濃密な1年間<後編>

日本語教師をしながらチェコ→ドイツに住んだ私が、1年間での欧州旅行のハイライトをご紹介していきます。気になる方はぜひ前編もご覧ください! では早速。 欧州在住者におすすめ、ハンガリー おすすめしたいのはハンガリー・ブダペスト。チェコやオーストリアと合わせて回る方もいらっしゃるのではないでしょうか。物価も安いし、ワイン、フォアグラなどの食べ物も美味しい。それだけでもハッピーなのですが、ここは「温泉」が有名なので、特に欧州在住日本人には行っていただきたい場所です。とはいって

欧州20カ国も旅しちゃった、超濃密な1年間<前編>

思えば滞在中の1年間は、いろいろな国に旅行しました。数えてみたら20カ国。なんとアクティブな1年だったんだ。ということで、旅の振り返りをしてみることにしました。 今回は、20カ国の中からピックアップした定性的な「旅の思い出」を綴らせてください。 2023年に訪れた20カ国 チェコとドイツを行き来したり、リピった国も考えると、足に羽根がついているかのように旅を続けた1年間でした。 これだけ旅行をしていると金銭感覚を疑われそうですが、普段は本当に質素な生活です。8時から1

1年ぶりに欧州から日本に帰ってきて感じた自身の変化

去年の5月に日本を経ってから丸一年の月日が経ち、 先日日本に帰国しました。一年って本当にあっという間ですね。 帰国してからは、海外からはできなかった確定申告やら、年金、国民保険やらの作業に追われてバッタバタの毎日です。出国前に会社を退職、ほぼ同時に東京のアパートを解約して実家へ戻り、最低限の手続きだけしてすぐにチェコへと発ったので、いまだにてんやわんやです。 長くなりましたが、今回の記事では一年の欧州滞在を経て感じた自身の変化や学びを振り返っていこうと思います。海外で生活

"Good evening"の概念について、ちょっと真剣に考えてみた。

先日、チェコ人の生徒さんとのオンラインレッスンの終わり際のこと。 17時終わりの授業だったので、おそらく生徒さんは「Have a good evening!」の意味で使われたのかと思いますが、これは間違った日本語ですよね。この時は修正する間もなく去ってしまったので、そのまま授業を終えてしまいました。 言われてみれば、「Good evening」を欧州の人はよく使います。直訳すると確かに「こんばんは」なのですが、「Good evening」は、別れ際にもよく使うので、ちょっ

コピーライターを辞めて、日本語教師になって、欧州に来た28歳。

現在ヨーロッパでオンライン日本語教師をしています。前職は広告代理店でコピーライター、プランナーをしていました。そんな私が考える、コピーライターと日本語教師の違いや、キャリアについてお話できればと思います。 コピーライターってどんな仕事をするの? キャリアチェンジの経緯などはこちらの記事に書いているので、今回は仕事内容にフォーカスできればと思います。 まず、コピーライターのほとんどは広告代理店勤務です。クリエイティブ業務として扱われ、キャッチコピーの開発やコンセプトメイク

海外在住者って、アイデンティティ欠落しがちじゃない?

ちょっと難しい話題なんだけど、ちょくちょくこのことについて考えるのでノートに吐き出してみることにしました。 タイトルの疑問を持ったのは、「海外に住んでいること」自体がその人の肩書きになってしまいがちだから。例えば、「ドイツワーホリの〇〇さん」「オランダで留学してた〇〇さん」「ロンドン駐妻の〇〇さん」「シンガポール帰国子女の〇〇さん」など。国名のインパクトが強すぎて、それだけで「うわ、すごい!かっこいい!」ってなると思うんです。 もちろん、住み慣れた国を離れて異国の地で生活

ドイツ人と「進撃の巨人」の話をしたら、ちょっと気まずくなった。

「エルディア人の腕章は、昔のJewsみたいです。」 授業前のアイスブレイクで、ドイツ人生徒さんにそう言われました。 わたしは戦争の時代には生きていない、ドイツ人でも、ユダヤ人(=Jews)でもない。そんな第三者の私としては、進撃の巨人は「好きなアニメ」という存在でしかありませんでした。でも、ドイツ人の彼にとっては違いました。 私は少し前にファイナルシーズンが公開されたのを機に、進撃の巨人を見返していました。歴史的要素を想像させたり、ダークな要素を持っていて、個人的にはと

「お休みの日は何をしますか?」に答えられない人は、世界にも沢山いる。

初めましての人からよく聞かれるこのフレーズ。私はこの質問をされるのが嫌いです。なぜなら、人に言えるような有意義な休日を過ごせていないから。 だからこそ、といってはあれですが、この質問を生徒さんによく投げかけています。他の人はどうなんだろーって、気になるから。そして、自分も趣味と言えるものを見つけたいなー、って思うから。 「休日にする趣味」といって思い浮かぶのは、ジム、ゴルフ、キャンプ、フットサル、ツーリング、ピラティス、サウナ、カメラ、料理、語学勉強、編み物、映画鑑賞、読

実際、フリーランス日本語教師に資格は必要なのか。

研修期間2年を経て、フリーランスになって8ヶ月が経ちました。 今回は、「日本語教師に資格は必要なのか」と言うことについてのお話を。 最近では国家資格化に向けた登録日本語教員の話もあったり、何かと気になるトピックかと思います。私は語学学校ではなくフリーで教えているので、フリーランス日本語教師に資格は必要なのかと言う視点が強くなるかと思いますがご理解ください。 結論、「日本語教師には資格は必要はないが、それ相応の知識と経験が必要だ。」と言うのが私の意見であり、本記事のまとめにな

広告代理店での限界OLを辞めたメリット

新卒から5年勤めた広告代理店を辞めて、ヨーロッパで日本語教師をして思っていることをつらつらと。ここ最近、授業に追われる日々でしたので、初心に立ち帰ろうと思い、書いています。 ※カバー写真はドイツ・ハイデルベルグの夕景です🇩🇪 ①「出勤」という概念が完全に消えた 完全在宅・オンラインで働いているので、月曜〜金曜までの出勤がありません。代理店時代もコロナをきっかけに完全在宅に切り替わったので、フィジカルな出勤は3年ほどしか経験していませんが、朝起きて上司に連絡して、定例会に

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広告代理店を辞めて、ヨーロッパでノマド日本語教師になった理由

5年勤めた広告代理店を辞めてヨーロッパで日本語教師へ。 どうしてこのキャリアを選んだのか、改めて言語化しておこうと思います。 チェコとの出会いまず、どうしてチェコなのか。定職を捨ててまで来るに値する場所なのか。 そこから振り返ります。チェコとの出会いは7年前に遡ります。 学生時代に所属していた海外インターンシップの運営団体で 私の担当になったのがチェコ人の女性でした。 手足がすらっと長く、笑顔が綺麗。 美人で、いるだけで周りを明るくするような方でした。 団体は、海外の学生

【収入公開】Preply 7月-12月

昨年の7月にPreplyに登録をしてから、7ヶ月が経過しました。 最初は、月数千円程度稼げればいいかなと思っていましたが、意外と伸びてきたので、公開しようと思います。誰かの役に立ちますように。 ☑️こんな方に読んでほしい ・オンライン日本語教師に興味がある ・すでにオンライン教師をしているが、他の教師の収入が気になる ・海外でオンラインフリーランスとして働きたい ・italkiなどから乗り換えを検討している ☑️筆者のバックグラウンド ・日本語教師有資格者 ・ヨーロッパ在

¥300

海外移住1ヶ月目でクレカが止まる【PayPayカードの急停止】にご注意

プラハへ越して一ヶ月経ち、さくっと列車でポーランドまで旅行にでも行こうかなと思い立った旅で悲劇は起こりました。メインのVISAカードが急停止し、一切の利用ができなくなってしまったのです。こんな私の悲しきエピソードとそれに伴う注意喚起の記事です。お時間のある方はぜひご覧ください。 海外移住1ヶ月、旅行中にクレカが止まる。海外在住者にとってクレカが止まるのは死活問題です。 遠い日本の口座に入っている資金に手が届かなくなり、軽い絶望を覚えます。 しかも、止まってしまったのはメイ

【海外/副業】Fiverrで翻訳作業をしたら詐欺に遭いかけた話

チェコにいる間、日本語教師の仕事をしています。 駆け出しフリーランスなので、より多くの授業を持ちたい。経験を積みたい。ということで、アメリカの「Fiverr」というフリーランス用プラットフォームに登録しました。このFiverrを通して詐欺に遭いかけたので、似たような方が今後出てこないようにnoteに経験談を記します。 ※決してFiverrが悪いわけではないです。念の為。 そもそもFiverrってなに?Fiverrは日本でいうココナラのようなもので、 フリーランス(個人)と企

プラハで店員に唾を吐くキチガイに遭遇した話

6月、日本では梅雨に差し掛かる頃、ここプラハでは日差しはほぼ真夏。 キャミソールに羽織りというかなりラフな格好がちょうど良いほどの過ごしやすい気候。天気も良かったので、用事のあったKarlinから、家の近くのFlorencまで、タラタラと、プラハの街をお散歩することに。 服は現地調達しようと思っていたので、到着時にささっとPRIMARKで揃え、その後は、同じ服を着まわしていました。歩いてみて分かったのが、Karlin近辺にはセカンドハンド(古着屋)が非常に多いこと。服だけで