ヒロ

千葉の南房総で写真を撮るひと。 出張フォトグラファーやってます。

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  • あんどラジオ

  • 今日は何の日?

    「今日は何の日?」からつづるエピソード

  • 忘れられた恋シリーズ

  • 今日の一枚

最近の記事

赤いラジカセと白いMP3プレーヤー

進研ゼミのチャレンジをがんばるともらえる努力賞ポイント。 文房具やおもちゃ、スポーツ用品など子どもが嬉しいちょっとしたプレゼントと交換できるのだが、一番ポイントが高い商品のひとつにMP3プレーヤーがあった。 まだスマホを持たない息子は、音楽を自分のswitchからのYouTubeで聴いている。すでに親の知らない「自分が好きな音楽」を見つけつつあり、おそらく音楽プレーヤーに憧れていたのだろう。 「このMP3というやつがあれば自分で音楽を録音して聴けるの?」 かつて私がラ

    • アイキャンフライ

      「交響詩篇エウレカセブン」について stand.fmにてラジオ配信をしているのだが、最新回#112は思い出のアニメについて話した。放送中にも触れているが私はそれほどアニメを見ない。それなりに有名だったり話題になっているもの(最近なら鬼滅やSPY×FAMILYは一応なんとなく)は観ているレベル。なのでアニメについて語る資格はないこと前提で書いています。 ラジオで話した通り「交響詩篇エウレカセブン」というアニメは私がこれまでに一番はまった作品です。入り組んだSF設定を分かりや

      • 信じるために、訓練する

        シリーズ今日は何の日? 「本日は終業式、または夏休み初日です」 我が家の息子の学校では本日が終業式。宿題ともろもろの大荷物を抱え汗だくで帰宅。すぐに風のように遊びに行ってしまいました。暑い中何をしてるんだろう?子どもが外で誰とどのように遊んでいるのか、すべてを把握するのは難しい年齢となりました。 どこに行くにも私と一緒だった幼児期、段取りはこちらで組んで連絡取り合って計画しての低学年期も超えて、今は自分たちで約束して自分たちの足で遊びに向かう高学年。大きくなりました。

        • 健康を考える

          海の日の三連休は3日とも息子サッカーの試合でした。暑くて熱すぎたけど、ものすごくがんばってひとつひとつに成長を感じては涙ぐむ(私が)ほどでした。連休中のすてきなイベントも全く行けなかったけど、息子にとっては何より楽しい夏でしょう。寂しいけれど嬉しい気持ちです。   さて私事ですが。 あまりに熱くて息子のことを気にしすぎていたら自分がダウン(もう平気です) ちょっとした事故にあって心もダウン(怪我はないです) 翌日の健康診断で「3000mの山に常に登って生活しているようなひどい

        赤いラジカセと白いMP3プレーヤー

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        記事

          わたしからわたしへ

          シリーズ今日は何の日?#6 本日7/8 は質屋の日   お金がなくて貰った商品券を金券ショップで売ったりCDや本を中古ショップで売ったりしてその日のパンとタバコを買っていた日々のことを考えると不思議な気持ちになる。マルチバースの私のような。 ハローハロー こっちの世界でなんとかなったよ   旅先からなので短文失礼します。

          わたしからわたしへ

          「今日は何の日」#5

          本日7月7日はカルピスの日 かつてカルピスは夏にしか存在を確認できない飲み物でした。缶のカルピスウォーターが発売されるもっと前のこと。お中元にもらった水玉模様の箱に詰められた魅惑的な茶色の瓶は、子どもたちに愛される甘い楽しみでした。 当時のカルピスは原液を薄めて飲むタイプしかなかったので、濃さは自分で決めることができました。濃ければ美味しいけれど中身はすぐになくなってしまう、薄いと味気ないけれど長く楽しめる。ムムムと悩んで薄めにいれてからほんのちょっとだけ水を足す。もちろ

          「今日は何の日」#5

          「今日は何の日?」#3

          今日はジャン・コクトーの誕生日 今日は何の日か調べていて、有名人の誕生日のページを開いたら一番最後にでてきたジャン・コクトー。 大谷翔平(1994年)、野田洋次郎(1985年)、中本工事(1941年)、ジャン・コクトー(1985年) 「ジャン・コクトーさん誕生日おめでとう」というメッセージとともに。笑わずにはいられないだろう。 フランスの詩人であるコクトーの「恐るべき子供たち」を読んだのは高校生の頃。梶井基次郎の「檸檬」をいつも持ち歩いていたり憧れの人は中原中也だった

          「今日は何の日?」#3

          シリーズ「今日は何の日?」

          今日はアメリカ独立記念日 アメリカ独立記念日と言えば思い出すのはトム・クルーズ主演の「7月4日に生まれて」だと思っていたのですが。これを書くにあたって調べたところ、私が「7月4日~」だと思っていたのは「インディペンデンスデイ」のことでした。ウィル・スミスの巨大円盤やってくるやつ。いやインディペンデンスも独立記念日軸の映画なんだけど、ていうかインディペンデンスデイって独立記念日のことだし。でも全然違うでは済まないほどに違う映画でしたね!どちらも観たんですけどね。びっくりしまし

          シリーズ「今日は何の日?」

          今日は何の日?

          ソフトクリームの日で思い出す若き日の失敗 文章力向上と他にもあれこれ理由はあるのですがこれから毎日FBもしくはnoteにお題のある何かを書いていこうと思います。思ってます…いや毎日書けるのか本当に?と書く前から自問してますが…宣言することで逃げられなくしたいと思います… お題は「今日は何の日?」にしようかなと。 毎日毎日あるんですよね、今日は何の日。そこからインスピレーションを得た文章をとりあえず書きます。こじつけの日が出てくるかもしれません。直感でどんどん書きたいので

          今日は何の日?

          子育てを楽して楽しむ小さなポイント

          子育てライフハック的なヤツその1 以前から、息子が10歳を過ぎたら子育て記録を記しておこうと考えていた。可能なら子育てライフハック的な、これやっておいて良かったよという記事にしたいなとも思う。もしくは、こうしておけば!という反省記録でもいい。どちらにしろ、幼児期の子育てについて文章にしておこうと思う。 そんなわけで、私が息子を育てるにあたりやって良かったなとまず思うのは 家での飲み物は水、ギリ麦茶 これ。 はい。いきなり、だからどうした案件ですみません。 子育て論と

          子育てを楽して楽しむ小さなポイント

          東京リベンジャーズが面白かった話、または思い込みから自由になりたいわたし

          昨日TVでやっていた東京リベンジャーズ。観るつもりは全く無かったのだけど、なんとなく冒頭10分観たらなんだか面白い。もう少しもう少しと結局最後まで観てしまった。   ヤンキー漫画を若手人気俳優で実写化でしょ?…という思い込み。観ていないのに好みじゃないに決まっている、という排除。そういうことはなるべくやめたいと思いながらまだまだしょっちゅうやってしまうのです。    いやまあ実際ヤンキー映画ではあるんだけど、時代は2010年代。すでにヤンキーがダサい世界だということが結構重要

          東京リベンジャーズが面白かった話、または思い込みから自由になりたいわたし

          13日の金曜日に考えたこと

          私はおばけは基本的には信じていないのにお化け屋敷は怖いタイプなので、もちろんホラー映画も観られません。ただスティーブンキングだけは別で、まあ私が若い頃に流行ったということもありますが、それなりに観ましたし原作も読みました。「スタンドバイミー」や「ショーシャンクの空に」のような感動ものも好きだけれど、やっぱり私にとってのスティーブンキングとは「シャイニング」です。 「シャイニング」 80年作、キューブリック監督、ジャックニコルソン主演 有名すぎて多くのシーンがアイコンとし

          13日の金曜日に考えたこと

          8月に観た映画感想

          8月に観た映画感想です。息子と観るを考えた末、自分一人だったら多分観ないヴェノムなどが入ってきて面白い。ヴェノムは1作目も観ましたが気持ち悪いのに可愛いニュージャンルヒーロー。笑っちゃいます。 定番ジブリや歴代ドラえもんも観ましたが割愛。 【8月に観た映画】 ジュマンジ ウェルカムトゥジャングル ジャンクヘッド ジュラシックワールド Coda あいのうた ドリームガールズ パームスプリングス ベイブ 都会へ行く ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ スパイダーマン ホー

          8月に観た映画感想

          推し、燃ゆ/宇佐見りん 感想 

          私を救う絶望の書 恐ろしい物語だった。まず筆力が圧倒的。土砂崩れのような、津波のような、人にはどうすることもできない災害級のパワーがある。欠点をかかえうまく生きられないものが、偶像を崇拝することでなんとか世間と折り合いを見つけようともがき苦しむ…これまでも何度も書かれてきた文学的モチーフをこんなに現代的に変換するとはすごすぎるじゃないか。     私も「推し」を持つものだ。それは救いと言ってもいい。そしてある種の生きづらさを抱えた人間でもある。     学生の頃、私はほぼ1

          推し、燃ゆ/宇佐見りん 感想 

          6月に観た映画まとめ(後編)

          前半はこちら いやー映画っておもしろいですね(いまさら) 後半5作品はこちらです 『ジュラシック・パークⅢ』 シリーズ最新作公開に合わせてテレビ放映していたので観る。公開当時観たはずだが、シーン的にはいろいろ混ざってしまっていて初見の気持ち。相変わらず人間はひたすら愚かで腹も立つのだが、やっぱり恐竜たちが怖くてワクワクしちゃうんですよね…家族の大切さを知ることのできる映画。それは人間だけではなく恐竜にとっても。 『光る眼』 「舞台は海沿いの小さな町。ある日町中の人間

          6月に観た映画まとめ(後編)

          6月に観た映画まとめ(前半)

          今年は映画をたくさん観ましょうということで備忘録的にまとめることにしました。だいたいなんでも楽しく観れる単純な性格なので肯定ポイント多めの感想も一緒に紹介します。再見も含む、観た順です。 『グッド・ウィル・ハンティング』 心に深い傷を負った天才青年と、大切な人を失い失意の底にいる精神科医の物語。スラム街で育った主人公ウィルが、大学の黒板にかかれた超難問の数学問題を解いてしまう冒頭シーンからずっと良かった。孤独と諦めの中で生きる2人と、教授や恋人など周りの人々のウィルに対す

          6月に観た映画まとめ(前半)