青空シロー

会社員男性です。 青空みたいにスッキリとした文章を書きたい ぐるぐる考えていることを表…

青空シロー

会社員男性です。 青空みたいにスッキリとした文章を書きたい ぐるぐる考えていることを表現していきます

最近の記事

「好きなタイプ」を答えられないので、エッセイに書き起こしてみる

「好きなタイプ」をスパッと答えられない。 思いつかなくて「優しい人」、という広すぎる絞り込みワードしか出てこないのである。 ヒントを見つけるために今までの恋愛を振り返ってみよう。終わったことなので「もう終わりにしたくなった理由」ばかり考えていたが、どこを好きになったかについて考えてみる。 思いつくのは「自分の話を聞いてくれる」、「一緒にいて落ち着く」、「笑った顔が可愛い」、、、この奥にある本質を考えてみたい。 「話を聞いてくれる」とは自分が肯定されていることの何よりの証

    • 石丸伸二をリンチするメディアの狂気

      都知事選で2番手になった石丸伸二氏は多くの人に知られることになった。 今、Googleの検索窓に「石丸」と打ち込むと出てくるのは、大手メディアによる批判記事ばかりだ。 165万票を得た石丸氏は多くの人から支持を得た。 そんな人をハナから批判することは大勢に対して喧嘩を売っているに等しい。 メディアがそんなことをするのはなぜだろう? 石丸氏は新星のように報じられるが、安芸高田市長時代から話題の人だった。僕自身、彼がいなかったら安芸高田という名前を知ることはなかった。 You

      • マッチングアプリ見聞録②

        マッチングアプリを初めてはや20日が経った。 前回、プロフィールへのアクセスすら無いと書いた。本当はオリジナリティを出したかったけれど、他の人の書き方を真似て改善することにした。 具体的には、自己紹介を ①趣味 ②性格 ③好きな食べ物 とカテゴライズし、箇条書きで並べるというものだ。 また、プロフィールの顔となる写真を一生懸命フォルダから発掘してきて、たくさん貼ってみた。 自分の興味があるものリストも運動、食べ物、映画、音楽、車…と思いつく限り並べた。 性格診断も受けまく

        • マッチングアプリ見聞録①

          マッチングアプリを初めてみた。 周りに使っている人が多く、実際に付き合った話、果てはゴールインした話まで聞いたからだ。 特に、大学のゼミ同期がアプリで人生初の彼女を見つけたと聞いた時には驚いた。失礼極まりない話だが、彼の気難しく独特な性格ゆえに彼女はできそうもないというのが、皆の結論だったからだ。 アプリを使えば、幅広く自分と合う性格の人を探すことができるはず…。そう確信し、僕はアプリのインストールボタンを押した。 そして、現実はそう甘くなかった。 浮き彫りになった「弱さ

        「好きなタイプ」を答えられないので、エッセイに書き起こしてみる

          「22世紀の民主主義」を紹介したい

          奇抜な眼鏡の経済学者が新しい民主主義を提案する一冊です。 何かとうまくいかない民主主義を、いっそイチから造り変えてみようと呼びかけます。選挙や政治家は主役の座からおろし、街中やネットからのデータ収集とアルゴリズムによる政策出力が新たな主役となります。人間はその選択がヤバそうな時だけ介入する門番になる…そうすれば課題を効率的かつ的確に解決できる新しい民主主義ができあがると論じます。 固定観念を吹き飛ばされる爽快体験 「本当にできたら面白そうだ!」とワクワクできる所が好きです

          「22世紀の民主主義」を紹介したい

          異性=恋愛対象という思考って…?

          かわいい異性を見つけると、すぐに「あの人と付き合いたい!」と思ってしまう。そんな自分の気持ちが、嫌になってきた。 男女問わず仲良くなりたいと思ってくれている人に対して、自分はハナからそういう気持ちを持っていたら、すれ違ってしまう。そうやって勝手に意識していつも通りにコミニュケーションできず、無駄にした関係がいくつも思い浮かぶ。 ごく一部の親しい友人を除いて、僕は男と話すことがあまり好きではない。それは「面白いことを強く求められる」とか「下ネタで盛り上がらないとついていけな

          異性=恋愛対象という思考って…?

          誰にも言えなかったこと

          一度、自殺を試みたことがある。 小学校の頃はたくさんの友達と元気に外で遊び、成績は優秀、学級委員を務め「学校の有名人」だった僕は、中学になると思春期ゆえか強烈な自意識によって自由を失いふさぎ込むようになった。家族とも言葉を交わさなくなり表情が無くなった。 必死に勉強して入った高校では、県内から集った優秀な生徒たちに天狗の鼻をへし折られ、「何もかもうまくいかない」と悲観する時間が日に日に長くなっていった。 恋愛も、楽しい学校行事も、当時の自分には漫画の世界の話でしかなかった。

          誰にも言えなかったこと

          転職した話

          この4月から新しい職場で働いている。 去年の末に残した決意表明のnote。その後「ここで働きたい!」と思える会社に出会うことができた。 まだ一週間だけれど、活気にあふれ素晴らしい環境をもつ職場は、入ってよかったと素直に思う。 転職活動はかれこれ1年以上かけてじわじわと進めた。 前職は悪い環境ではなかったし、それなりのキャリアを約束されていたので、続ける選択も十分にあり得た。そういう「余裕のある状態」でこそ、転職活動をするべきだと思ったからだ。 転職する気がなくても転職活動

          日本の家は寒すぎる!!

          冬が好きである。 澄んだ空と空気が心を清らかにしてくれるし、 クリスマスや年末年始の賑わいには心が躍る。 しかし、家の寒さは心すら冷やしていく。 暖かい靴下も、重ね履きのズボンも、床から伝わる強烈な冷気の前に敗れ去り、いつの間にか足が信じられないような冷たさに。 末端冷え性だから仕方ない…と長年思っていたが、実は違った。 冷えの原因は「日本の家の断熱性の低さ」にあったのだ。 国が違えば違法建築? 先進国で断熱が義務化されていないのは日本だけである。 欧米では賃貸物件で

          日本の家は寒すぎる!!

          「この世界」を敵視して

          街ではイライラすることが多い。 例えば、降りる人を待たずに電車に乗ってくる人。 ほんの10秒待てばスムーズに乗り降りできるのに、どうして避けないのだろう? 白状すれば、そういう人にわざと肩をぶつけてしまうことがある。いつも後悔するけれど、イライラは消せない。 最近、そのイライラはこの世界に対する自分の「敵視」が原因ではないか、と思うようになった。それはつまり、赤の他人は優しくないという先入観である。 その先入観がなぜ強いか考えると、身近な家族や友達の優しさを感じた出来事

          「この世界」を敵視して

          いまの気持ち

          いま、ものすごく会社を辞めたい。 理由は様々あって、 すべてがエクセルベース管理で非効率な業務内容だとか、 平気で土日まで仕事する上司に気を遣うだとか、 駐在や退職で人の出入りが激しすぎて年中引継ぎをしているだとか あげればキリがない。 そして僕は、この「辞めたい」という気持ちを前向きに捉えている。 辞めるには、次の場所へ羽ばたく準備が必要である。 そのためには、目の前の仕事をこなすだけではいけない。 普遍的なスキルを手に入れ、自分のビジョンをアピールする必要があるから

          いまの気持ち

          他人を批判する自分を倒せ

          最近、気づくと誰かを批判している。 職場にいる書類を出してくれないあの人。 電車で押しのけてきたアイツ。 SNSに「下らない」写真を乗っけているあの人。 なぜ、僅かな関わりしか持たない彼らを批判するために、命を燃やしてしまうのだろう。その裏にあるのは、己の揺らぎである。 9月に簿記2級を受けた。落ちてしまったので、次に向けてまた勉強したいけれど、何かと言い訳をつけて今日までサボっている。 退職者と異動者の仕事が降りかかってきて一気に負荷の増えた仕事も落ち着いてきて、ルー

          他人を批判する自分を倒せ

          筋トレは奥が深い。

          ここ数年夏が暑すぎる。 21時まで待ってみても全く涼しくならなくて、日課のランニングができないという悩みに直面していた。 今年は外に出ることを諦め、ついぞジムを契約した。 キャンペーンで入会金なし、6,600円/月のナイスなジムである。 そして僕はマシンでの筋トレにハマった。 マシンを使うといっても、自分の体重を遥かに下回る重さで行うライトな部類のトレーニング。それでも、部屋でする筋トレとは効果が段違いだ。 理由の一つは、マシンだと左右均等に負荷をかけられるところ。 自重

          筋トレは奥が深い。

          3か月noteを休んだ

          四半期を迎え、仕事が忙しい。 ストレスレベルが高まって眠れそうもなかったのでnoteを開いた。 ずいぶん長い間眠らせていたように思っていたが、前回の投稿は奇しくも3か月前の今日だった。 noteを書かなくなった最大の理由は「全てが机上の空論」だと感じたからだ。 書いていたことのほとんどを自分の実体験や成果と紐づけられず、ただの言いっぱなしにしかなっていない。その事実に辟易してしまった。 だから、この3か月で自分を伸ばす努力をしてみた。 初めての海外旅行に行き、スポーツジ

          3か月noteを休んだ

          オードリー若林さんの言葉

          日テレのドラマ「だが、情熱はある」が終わった。 オードリー若林と南海キャンディーズ山里の半生を描いた「半フィクション」ドラマは、若林のエッセイを何度も読み返してきた僕に刺さりまくった。 もっとも印象的だったのは、若林の祖母と父と先輩が亡くなる第8話である。 長い間売れない彼を励まし続けた祖母。 憎まれ口ばかりだが前向きな姿を見せ続けた父。 いつも相談に乗ってくれた先輩。 この3人を失った若林は、しかし悲しみに暮れるだけではなかった。 「会いたい人に会えないという絶対的な事

          オードリー若林さんの言葉

          他所を気にして十余年

          他人のことが気になってしょうがない。 その「気にし方」がよくない。 あの人は僕より友達が多い あの人は僕より楽しそう あの人は僕より頑張っている あの人は僕より人づきあいがうまい そして思う。ああ俺ってクソだな、と。 どうしてこんなにも他人を羨むようになってしまったのかは分からない。 小学生までは自由に生きていた。自分が主役で、まっすぐ前を向いていた。思春期にそんな威勢のいい自分を失った気がする。 キョロキョロ、おどおど周りを見回して自分に集中できない。 よく考えてみ

          他所を気にして十余年