青空シロー

会社員男性です。 青空みたいにスッキリとした文章を書きたい ぐるぐる考えていることを表…

青空シロー

会社員男性です。 青空みたいにスッキリとした文章を書きたい ぐるぐる考えていることを表現していきます

最近の記事

転職した話

この4月から新しい職場で働いている。 去年の末に残した決意表明のnote。その後「ここで働きたい!」と思える会社に出会うことができた。 まだ一週間だけれど、活気にあふれ素晴らしい環境をもつ職場は、入ってよかったと素直に思う。 転職活動はかれこれ1年以上かけてじわじわと進めた。 前職は悪い環境ではなかったし、それなりのキャリアを約束されていたので、続ける選択も十分にあり得た。そういう「余裕のある状態」でこそ、転職活動をするべきだと思ったからだ。 転職する気がなくても転職活動

    • 日本の家は寒すぎる!!

      冬が好きである。 澄んだ空と空気が心を清らかにしてくれるし、 クリスマスや年末年始の賑わいには心が躍る。 しかし、家の寒さは心すら冷やしていく。 暖かい靴下も、重ね履きのズボンも、床から伝わる強烈な冷気の前に敗れ去り、いつの間にか足が信じられないような冷たさに。 末端冷え性だから仕方ない…と長年思っていたが、実は違った。 冷えの原因は「日本の家の断熱性の低さ」にあったのだ。 国が違えば違法建築? 先進国で断熱が義務化されていないのは日本だけである。 欧米では賃貸物件で

      • 「この世界」を敵視して

        街ではイライラすることが多い。 例えば、降りる人を待たずに電車に乗ってくる人。 ほんの10秒待てばスムーズに乗り降りできるのに、どうして避けないのだろう? 白状すれば、そういう人にわざと肩をぶつけてしまうことがある。いつも後悔するけれど、イライラは消せない。 最近、そのイライラはこの世界に対する自分の「敵視」が原因ではないか、と思うようになった。それはつまり、赤の他人は優しくないという先入観である。 その先入観がなぜ強いか考えると、身近な家族や友達の優しさを感じた出来事

        • いまの気持ち

          いま、ものすごく会社を辞めたい。 理由は様々あって、 すべてがエクセルベース管理で非効率な業務内容だとか、 平気で土日まで仕事する上司に気を遣うだとか、 駐在や退職で人の出入りが激しすぎて年中引継ぎをしているだとか あげればキリがない。 そして僕は、この「辞めたい」という気持ちを前向きに捉えている。 辞めるには、次の場所へ羽ばたく準備が必要である。 そのためには、目の前の仕事をこなすだけではいけない。 普遍的なスキルを手に入れ、自分のビジョンをアピールする必要があるから

          他人を批判する自分を倒せ

          最近、気づくと誰かを批判している。 職場にいる書類を出してくれないあの人。 電車で押しのけてきたアイツ。 SNSに「下らない」写真を乗っけているあの人。 なぜ、僅かな関わりしか持たない彼らを批判するために、命を燃やしてしまうのだろう。その裏にあるのは、己の揺らぎである。 9月に簿記2級を受けた。落ちてしまったので、次に向けてまた勉強したいけれど、何かと言い訳をつけて今日までサボっている。 退職者と異動者の仕事が降りかかってきて一気に負荷の増えた仕事も落ち着いてきて、ルー

          他人を批判する自分を倒せ

          筋トレは奥が深い。

          ここ数年夏が暑すぎる。 21時まで待ってみても全く涼しくならなくて、日課のランニングができないという悩みに直面していた。 今年は外に出ることを諦め、ついぞジムを契約した。 キャンペーンで入会金なし、6,600円/月のナイスなジムである。 そして僕はマシンでの筋トレにハマった。 マシンを使うといっても、自分の体重を遥かに下回る重さで行うライトな部類のトレーニング。それでも、部屋でする筋トレとは効果が段違いだ。 理由の一つは、マシンだと左右均等に負荷をかけられるところ。 自重

          筋トレは奥が深い。

          3か月noteを休んだ

          四半期を迎え、仕事が忙しい。 ストレスレベルが高まって眠れそうもなかったのでnoteを開いた。 ずいぶん長い間眠らせていたように思っていたが、前回の投稿は奇しくも3か月前の今日だった。 noteを書かなくなった最大の理由は「全てが机上の空論」だと感じたからだ。 書いていたことのほとんどを自分の実体験や成果と紐づけられず、ただの言いっぱなしにしかなっていない。その事実に辟易してしまった。 だから、この3か月で自分を伸ばす努力をしてみた。 初めての海外旅行に行き、スポーツジ

          3か月noteを休んだ

          オードリー若林さんの言葉

          日テレのドラマ「だが、情熱はある」が終わった。 オードリー若林と南海キャンディーズ山里の半生を描いた「半フィクション」ドラマは、若林のエッセイを何度も読み返してきた僕に刺さりまくった。 もっとも印象的だったのは、若林の祖母と父と先輩が亡くなる第8話である。 長い間売れない彼を励まし続けた祖母。 憎まれ口ばかりだが前向きな姿を見せ続けた父。 いつも相談に乗ってくれた先輩。 この3人を失った若林は、しかし悲しみに暮れるだけではなかった。 「会いたい人に会えないという絶対的な事

          オードリー若林さんの言葉

          他所を気にして十余年

          他人のことが気になってしょうがない。 その「気にし方」がよくない。 あの人は僕より友達が多い あの人は僕より楽しそう あの人は僕より頑張っている あの人は僕より人づきあいがうまい そして思う。ああ俺ってクソだな、と。 どうしてこんなにも他人を羨むようになってしまったのかは分からない。 小学生までは自由に生きていた。自分が主役で、まっすぐ前を向いていた。思春期にそんな威勢のいい自分を失った気がする。 キョロキョロ、おどおど周りを見回して自分に集中できない。 よく考えてみ

          他所を気にして十余年

          そして、マスクは「象徴」になった

          先週の月曜日からマスクの着用が「個人の判断」に委ねられた。 実際には個人の判断を離れたことは一度もないのだけれど、大きな変化である。 だけれども、僕はまだマスクを完全に外すことができない。 それは充満する花粉のせいではなく、何か居心地が悪いからである。 マスクをしないことに対する「罪悪感」のような何か。 コロナ禍になってから人々はマスクの着用を推奨された。その目的は「飛沫の抑制」であったことに異論はないだろう。 しかし、飲食店を見回せばマスクを外して喋る姿は「当たり前」

          そして、マスクは「象徴」になった

          混ざりあう感情は何色だ?

          生きるのが辛い気がするし、死にたくない気がする。 誰にも好かれていない気がするし、愛されている気がする。 絶望しているし、希望を抱いている。 じっとしていたいし、走り出したい。 相反する感情は、しかし全て共存していて、確かに「自分」だ。 異常?いや、否定する必要はない。 混ざりあった色彩は黒っぽい。汚さすら感じる。 時に、澄んだ色を放つ人を見ると、どうしようもない劣等感に襲われる。 なぜ僕はシンプルにいられないのか? なぜ自分を強く持てないのか? その答えは出て

          混ざりあう感情は何色だ?

          人生はいくらでも不幸にできる

          「誠に残念ながらご期待に添いかねる結果となりましたことをご連絡いたします。」 先日もらった、いわゆる「お祈りメール」の一節である。 転職活動は振り出しに戻った。だいぶ「行く気」になっていた会社だったので、残念な気持ちが小さいわけではない。 昔だったらそう簡単には切り替えられなかったと思う。 「何がダメだったのか」 「時間をムダにした」 後ろを振り返りつづけて数日が過ぎていただろうか。 人生にはうまくいかないことが多すぎる。 だからといってうまくいく事ばかりやろうとすると

          人生はいくらでも不幸にできる

          拡散する迷惑行為は「日本」の縮図

          絶大な反応 昨今話題の回転ずしでの「迷惑行為」に説明はいらないだろう。 やめるべきなのは当然だ。しかし、未熟な少年を直接の被害者ではない人々がよってたかって罰したがる様は異様に映る。 SNSに投稿されていないだけで、似たようなことはそこかしこで行われているだろう。そのリスクを背負いたくないなら、より高いお金を出して一貫ずつ職人が握るお店に行くべきだ。 でも人々は、回転ずしという仕組みの中で、不届き者が現れないことを求める。スシローは莫大な額の損失が見込まれている。くら寿

          拡散する迷惑行為は「日本」の縮図

          病気の時代

          「人間関係リセット症候群」を知っているだろうか。 突然、LINEやTwitterのアカウントを消して音信不通になることをそう呼ぶらしい。題材にしたネット記事も多数ある。 いつの時代も例えば電話に出ない、手紙が返ってこないなど、音信不通になる人はいるはずだ。しかし、それを「電話不通症候群」だとか名前をつけて、病気扱いしていただろうか? 心配はあれど、「何か事情があるのだろう」くらいのことだろう。 それがSNSに変わったとたん、「病気化」されるのはなぜだろう? 僕は何度かTw

          病気の時代

          疲れた時こそ、休まないほうがいい

          アクティブレスト 僕が学生時代から続ける陸上競技界隈では、「アクティブレスト」という言葉が広く知られている。キツい練習の次の日に完全に休養するのではなく、敢えて体を動かすことで血流を良くして疲労を抜く、という休み方のことだ。 アクティブレストのほうが疲労の抜けが早く、心肺機能の落ち込みも防げるなど、効果は身をもって知っている。 これ、陸上競技に限った話ではないと思う。 アクティブじゃないレスト 仕事で疲れていると、家でただダラダラしてしまうことが多い。 しかし、心も体

          疲れた時こそ、休まないほうがいい

          増税は「仕方がない」のか

          今? 防衛費を捻出するために増税が検討されている。 最近の急な物価上昇だけでも大打撃なのに、とどめを刺されそうな気分だ。 腹が立つ。 増税について、TVのインタビューで「仕方がない」と言っている人がいた。 それは恐らく、税率が20%に達するようなヨーロッパの国に比べればまだ負担が低いのだから…という心理があるのではないか。 少なくとも僕はそう思っていた。 しかし、税率でものを見るのは間違っている。 日本は「悪い増税」によって活力を失っているのだ。 増税=悪ではない

          増税は「仕方がない」のか