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読書録📚ポジティブフィードバック

著者は、世界10カ国でキャリアを積んだコーチ。
「年1度の上司から部下への評価」から
「週5分、部下のやる気を引き出すポジティブフィードバック」へのシフトを提唱した本書。
ポジティブフィードバックのいいところは、される側だけでなく自分の幸福度もアップするところ。

相手のいいところをひねり出し無理やり褒めるのではなく、ただ承認する。

たった5分「いいね!」の声掛けだけで、チームが自分で動くようになる。

軽くメモ↓

①ネガティブをポジティブでサンドイッチ

ネガティブな点を伝える場合、最初と最後には必ずポジティブなフィードバックをする。
→不思議とネガティブに伝わらなくなる!

②未来志向

✕過去について否定的に話す
→「では、どうするか」
思考が未来に向き、モチベーションアップ。

③改善点は相手への期待と共に

改善点を指摘するのは、相手が「できる」と信じているからこそ。
「信じてるよ、期待してるよ」の部分を大げさ目に、言葉で意識的に伝える。

④言い方をポジティブに

✕それは無理でしょ
→こうやったらどうかな?
同じことを言っているのに受け取り側には大きな違い。

⑤一緒に考え、相手に答えを出してもらう

✕「〇〇して」
→「どうしたら解決できると思う?」
当事者感アップ。

⑥「どう思う?」と聞いてみる

最後、相手に「どう思う?」と聞いてみる。
思いもよらない相手の発見があるかも。

他にも、

  • 360℃フィードバック(仲間からのフィードバック)

  • How can I help you?セッション(定期的に何をしてほしいか聞きあう)

  • ポストイットでありがとう(感謝の気持ちを付箋に書いて渡し合う)

などいいなと思いました。
組織で働く人だけでなく、家族でも実践できる。なんだか励まされる本でした。

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