心理士✖️大学教員のわたしがやりたいことってなんだろ?【大切にしたいこと】
あおきの大切にしたいことについて話します(長いす)。
こんにちは、あおきしゅんたろう@福島県立医科大学です。「noteで行動活性化」でたくさんの人に見てもらえてとても嬉しいです。何かのお役に立ててれば本当に幸いです。
第5回目で「大切にしたいことをことばにしてみましょう」というお話をします。今日はその例として、「わたしがだいじにしたいこととそれに向けてどんな行動をしているか」についてお話しします。
今回は心理学的知見ではなくて、あくまで私が今思ってることです(所属先の見解でもなくわたし個人の見解です)。しばらくエビデンスに基づいた情報ばっかり話していたので、たまには自分の話してもいいっすよね???
わたしが大切にしたいこと
2つあります。「社会貢献したい」と「いろんなものごとにふれていたい」です。社会貢献したいはそのまんまです。せっかく呼吸をしているのだから、なんか役に立ててればいいなあというのがあります。社会貢献をしたからどうこうってのはあんまりなくて、ただただ、素でそう思ってます。
「いろんなものごとにふれていたい」は、わたしは1つのものに集中し続けるのが苦手で居酒屋も1時間いると画角が変わらないことに苦しくなってくるというのもあるのですが、とにかくたくさんのものや景色をみたい、いろんな人と話をしたいしアイデアをだしたい、色々な音を聴きたい、んです。なぜかというと、「刺激が満たされる」からです。面白いことを常にしていたい。
大切にしたいことって多分ずーっとそう思ってたのですが、うつ病の患者さんたちと一緒に集団療法をやっていたころがあって、なんかいもなんかいも「大切にしたいことをことばにするエクササイズ」をやりました。その結果残ったのがこの2つです。
心理学×教育
仕事は大切にしたいことに直結しています。わたしは医学部にいますので、医学生さんを教えているのですが、「学生さんが伸びてくれたら必然的に患者さんがよくなる可能性があがる」し、「学生さん自身がいろいろな能力を養い人生を豊かに歩んでいってもらえる可能性もある」ので、教育はほんとうに貢献度が高い気になって、やりがいがあるし、楽しいです。
医学教育で心理士がなんかするっていうのはなかなかなくて珍しいと思うのですが、いろいろと意見も言わせてもらえますし、授業とかも担当させてもらっています(医療コミュニケーションの演習とか行動変容のレクチャーとかほんとうにたくさんのこと)。感覚としては重宝してもらっている気もします。臨床心理士の教育に進むのがメインストリームなんだとは思いますが、たぶんわたしみたいな心理士がいてもいいんだろうなとも思います。
教育の場でも、教員と学生の相互作用が増えてきましたが(?)、やはり座学というものがまだまだ多い印象もあります。個人的な見解では、「学生さんが自分で考えて、興味をもって取り組めるような授業」を展開してみたいですし(いくつかの取り組みはここからみてください)、「心理学の知識を身に着けることを題材として、ロジカル・デザイン・アートシンキングのような多方面の思考力を身に着けたり、色々と経験したい!って思えるようになったり、柔軟で多様性を身につけられるような授業」を展開したいなと考えるようになりました(よくわかんないと思うのでそのうち一個ずつ説明します笑)。
その1つの可能性が「メンチメーターの活用」や「双方向型の授業の設計」だったりもします。
メンチメーターと双方向型の授業設計を使って、「オンラインでの多大学共同でのワークショップを運用しつつ(今計画中)、地域住民の方の生涯学習でも提供できるようにしていきたいな」と思っています(どなたかいっしょにやりませんか???)。こういうことをやっていけば、いろんな人の考えにふれ、色々な経験ができると思うので、そこが私の大事にしたいことに沿っています。
心理学×情報発信
こちらは社会貢献活動なのかと思いますが、心理学おたくも博士課程まで行くと、「この情報はなんなんだ?心理学っぽい話してるけど根拠も何もなくね?と思うような話が世間一般ではよくされている」ことに気がつきます。
ん?と思うのですが、これは誤情報を流している人が悪いのではなく、「わたしが情報発信をしてきた量が足りなかったこと」「情報発信してきた内容が面白くなかったこと(エンタメ性がなかった、納得をうめなかった、わかりにくい)」「じぶんに影響力がなかったこと」などに起因していることにも気づきます。
適切な情報を発信している人が、影響力がある人で、おもしろく、わかりやすく情報発信をたくさんしていたら、誤情報よりも適切な情報のほうが埋もれることなく出てきます。ひとに伝わります。
これを思っといてやらないのは嫌だなあと思って、大分大学の岩野さんと始めたのがばっちこい心理学というラジオでありYouTubeチャンネルでもあります。
情報をわかりやすくおもしろくするには工夫が必要です。影響力をつけるにも時間がかかるかもしれません。が、やはりコツコツと情報発信スキルを身に着け、継続して発信していく必要があることだなあと思います。間違った情報が世の中に広がって、不幸になる人がいるのはまずいので、正面から戦いに行きます。
あとは私自身が色々なことを経験できるからやってるという側面もあります(飽きもしますが)。動画編集もいずれは誰かにお願いする形にしていきたいと思っていますが、いまじぶんが編集作業をすることで、どうやってお願いしたらいいかや心理学の情報を入れ込むときに注意したほうがいいことなどがわかりました。それがわからないと、じょうずなお願いができないですからね。サムネ作りやラジオ作りもデザインがどうしたら見やすくなる?人目に触れやすくなる?を勉強するにいい機会でした。
まだ達成できていないのが、BGM作りです。昔バンドをやってたのでそのときのことを思い出して曲も作りたいなあと思っているのですが、なかなかそこまで手が回っていない。。動画編集を誰かにお願いできるようになったら次は作曲もしたいです。ばっちこい心理学とは180度反対の、良い景色を見ながらメンタルヘルスを整えられるものも作っていきたいです。
心理学×人と人との交流
たくさんの人の話を聞いたり、価値観に触れていたいというのがありますので、人と人とのつながりを作っていきたいです。
もともとわたしは人に恵まれています。コロナ禍では、Slack、SNSとか、遠隔でつながれる機会が増え、コロナ禍ではないときよりも確実に人とのつながりが増えました。いろいろな人の話を聞いているのは楽しいっす。
授業もそうです。わたしが学生とやり取りしているのも楽しいし、学生同士が楽しそうに話をしているのを見てるのも楽しい。「授業はやっぱインタラクティブに」だよなあと思います。オンラインでワークショップやりたいっていってたのは、「仲間つくり=横のインタラクション」を増やして、いろいろな都道府県のひととつながりを作ってもらいたいという意図もあります。
カウンセリングもそうです。患者さんは困って病院に来ているのですが、わたしとしては仕事として堂々といろいろな人の話を聞けるだけでじぶんの大切にしたいことを満たしてくれています。いろいろな話を聞かせてもらえる患者さんにはいつも感謝です。
先のことを考えると、「地域コミュニティで、メンタルヘルスの予防をできるなにかもしてみたい」なあと。温泉街と提携したりして(福島でどなたか一緒にやりませんか)、温泉入りつつ、雑談しつつ、ときには生活や健康に必要な情報を仕入れつつ、っていうのをエンタメ性を取り入れてやってみたいなあ。
という感じで、たまにはじぶんのやりたいことを話してみました。もうすでにいろいろとプロジェクトとして動かしてますが、まだまだいろんな人の力が必要です。
「いっしょになんかやってみたいぞ」っていう方がいたら、TwitterのDMなどでご連絡してみてください。感想はコメントからお待ちしてます!!!
ーーーーー
フォローやチャンネル登録してもらえたら泣いて喜びます!
Twitter @airibugfri note以外のあおき発信情報について更新してます。
Instagram @aokishuntaro あおきのメンタルヘルスの保ち方を紹介します(福島暮らしをたまーに紹介してます)。
YouTube ばっちこい心理学 心理学おたくの岩野とあおきがみなさんにわかりやすく心理学とメンタルヘルスについてのお話を伝えてます!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?