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研究者日記

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あおきが研究者としてや心理師としていろいろ考えているいまこの瞬間を切り取って思索したことをつらつらと書いていくnoteです。思考をまとめるために。
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#研究

ダリと心理学の伝え方の俯瞰

私の伝えたいことやしたことを50年後の世に残すにはどう表現したらいいのか?サルバドールダリ…

心理大学の先生は忙しいなぁという話。【研究者日記】

引き続き、札幌です。勉強会と研究会議と夜の飲み会を楽しんでいます。 心理学の大学を離れ、…

心理学者としてのいろいろな側面 後編【研究者日記】

前編はこちらから そして、コロナ禍になり、新たな側面を自分自身が見出すことになる。それが…

心理学者としてのいろいろな側面 前編【研究者日記】

noteを書いている理由にはだれかになにかをつたえたいという側面もあるんだけれども、じぶんが…

今日から新年度ですねえ【研究者日記】

みなさんどうもこんにちは~今日から新年度ですね。とはいえ土曜日スタート、休日から始まる人…

博士号を取得しての大いなる解放とその先にするべきこと【研究者日記】

先日は僕が博士課程の大学院にいた時の後輩が、無事に博士号の学位を取ったとのことなので、お…

任期ありから任期なしになった、うれしいという話【研究者日記】

同僚の先生からおめでとうございます!とスラックにて言われ、なんのことや?と思っていたら、ありがたいことに無事任期がはずれ、無限雇用になったとのことでした。 とてもありがたいことです。研究者や大学教員は任期付きで働くことが多くて、というのも5年間働いた後は永年雇用にシフトしなければいけないという決まり事があるので、任期3年、延長なしという職場がおおいわけです。 財源も研究費に頼ると、研究費も期限付きで、3年間とか5年間だけ予算がつくという形態が多くて、5年間のプロジェクトを

今年一年間研究したこと【研究者日記】

今年は福島に来てから5年目ということもあり、5年たつといろいろできることがわかってくるとわ…

できることは限られているなぁと思って悩んでいた過去の話【研究者日記】

大学院の頃に悩んでいた話。 心理系の大学院ってけっこうやることが多くて、カウンセリングや…

研究自体ではなく、研究の社会実装にお金がつく時代になってきた。一方で、研究自体あ…

今年度が科研費の申請年度なので、申請するときに考えたことを書いてみます。 研究者は皆さま…

新しい物事をとりいれる脳のキャパが年々少なくなっているなぁという話【研究者日記】

とある研究をおこなうのに、海外の先生からコンサルテーションをうける機会がありました。 私…

研究者から学ぶクリエイティビティ【研究者日記】

大量生産の時代から、なんらかの価値を創造する時代へと変わってきています。新しい価値を生み…

心理学を社会に応用すること【心理学リテラシー】

心理学を使って生活を豊かに!がわたしたち心理学者の情報発信のスローガンなわけですが、「心…

心理学を通してなにを届けたいか?【研究者日記】

ふと時間ができたので、じぶんがしているこのnoteでの情報発信やYouTubeばっちこい心理学のことを振り返って、「わたしがこの活動を通してどこに向かいたいのか?」を考えてみたいと思いました。 ブリジストンさんはタイヤを販売するのではなくて、タイヤを通じて安全な社会を作りたいという理念を持たれています。 私たちの場合、心理学者、心理士なものですから、提供するものは「心理学」ですよね。そして心理学を通じて届けたいものは「豊かな生活」です。 豊かな生活とは、その人にとって不