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碧木和弥の詩(うた)

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2023年11月の記事一覧

碧木新令和恋愛詩 『炎螢 お七の如く』

碧木新令和恋愛詩 『炎螢 お七の如く』

碧木新令和恋愛詩 『炎螢 お七の如く』

水面に舞って草葉に踊る
淡い光は我が身の蛍
暑い夜に気持ち騒ぐ
その日があなたとの出会い

もしも
あなたと一つになれるのなら
祈る心に命は要らぬ

あなたの指が手が
わたしの顔と体
撫でて胸に火が燃える

あなた あなた 刹那に燃えて
あなた あなた あなたに燃えて
あなた あなた この身を燃やし
あなた あなた この町燃えて
何も残さず わたしが灰にな

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『雨の日に』

『雨の日に』

この街に雨が降る
急な雨が降れば
迎えに来てくれた
おかあさん

ちゃぷちゃぷと
水たまりで跳ねながら
『こら、おかあさんも濡れるでしょ』
ほほえんで

この街に雨が降る
急に雨が降ったら
迎えに行った
おかあさん

ぽたぽたと
汗かいて拭きながら
『ほら、あんたも濡れるでしょ』
あたま撫で

この街に雨が降る
急の雨が降ったら
迎えに行った
おとうとを

ぎこぎこと
自転車こぎながら
『ほら、あ

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秋 都会

都会はどこの国も
秋は冬への通過点
寒さが増してゆく
都会はどこの国も
木々の葉が色付いては落ちていく
木々は色付いて
葉を落とす
路上には落ち葉が流れていく
それでも
見上げれば青い空

Copyright 2023(C)Kazuya Aoki(碧木和弥)



Cities in every country
Autumn is a transit point to winter
It's ge
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