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「第三部」の挑戦、「エントロピー小説」 / 20240708mon(1605字)

現在、6月24日(月)だ。

ネットで調べたが、下記のすごろく小説が見当たなかった。

「こっちは文字を唯一の武器として生きてる(闘ってる)わけだ。簡単に映像化なんかされてたまるかってんだ! 」

この考えは一流の作家とは思わない。だが、ぼくが私淑する作家たちはきっとみんなこう思って文字と格闘しながら物語と対峙している。とぼくは思うのだが。(でも、実際には、目の前に映像化、映画化の大金を提示されたらば「是非、どうぞどうぞ! ご自由に! 」なのかな〜。笑)。ガルシア=マルケス、フランツカフカ、ドストエフスキー、坂口安吾、阿部工房、中上健次、村上龍、村上春樹、大江健三郎、丸山健二、筒井康隆、簡単に映像にはできない作家たちばかりだ。もちろん版権問題(原作者の許諾問題)もあるだろうけれど。

例えば「青ねこ名探偵のカラフルレストラン殺人事件簿」
(蒼井の架空のゲーム小説)

128頁:
はっはっはっはぁ。きみはずいぶんと長い廊下をくねくねと走ってきたわけだが。この第三の宴会場にもどってくれば、そこはもぬけの殻だった。「ここで事件を解決するに重要な《フクロウ型の白い鍵》を銀色のナイフと引き換えにきみに託す」そう言っていたイヌワシ警部に、きみはまんまと逃げられてしまったわけだ。きみがもつ手荷物のなかは銀色のナイフひとつしかない。おい! 前をみるんだ。壁の張り紙を! 《容疑者は銀色のナイフをもっている! と書かれてある。なんっと! これできみは第一容疑者になってしまった。これは罠か? 真犯人はイヌワシ刑事かも知れないぞ。おっと、そんなこといっている場合じゃないぞ。目の前を見るんだ! きみの目の前に、三つの扉がある。さあ、きみはどの扉にすすむ?

緑の扉➡︎29ページへすすめ!
赤い扉➡︎301ページへすすむんだ!
黒い扉➡︎3ページへ急ぐんだ!


■必要キャラ
①主人公、男(リ・ジヨン、松田翔太)
②主人公、女(カナ、背景は暗い、自殺願望の女)

③進行役のキャラ(語り手)
怨霊ちゃん(死の背景は暗い、鬱で自殺したとか、なぜかカナにしか見えない)

問題。
❶分岐点を多くすれば「通しでは短い作品」になる。
❷ワンシーンを長くすると「物語に変化がない作品」になる。

「第三部」はエンタメよりきって❶を採用する。
➡︎テンポ重視

「上陸者たち」
「第一部」アクション小説(175枚)
「第二部」SFメタフィクション(725枚)
「第一部」+「第二部」合計900枚(祝!ほぼ完成!)
「第三部」エントロピー小説(予定枚数540枚)9月〜12月末に執筆。

原稿用紙2枚(800字)を「ワンシーン」として、
⑴松田翔太の50シーン:原稿用紙100枚
⑵カナ(+怨霊ちゃん)の50シーン:原稿用紙100枚
⑶翔太とカナが同時にいる。50シーン:原稿用紙100枚
⑴⑵⑶がメインストーリーだ。
⑷俯瞰(三人称視点)シーン:上空から翔太が走っている。翔太と怨霊ちゃんだけのシーン。25シーン:原稿用紙50枚
⑸ハッピーエンド(Ver.途中、Ver.ラスト):20シーン:原稿用紙40枚
⑹バッドエンド(Ver.途中、Ver.ラスト)20シーン:原稿用紙40枚
⑺世界を補完するシーン+αシーン。50シーン:原稿用紙100枚
+αシーンとは:
第二部でセナが書いた脇役たちの登場、自衛隊の西軍大将の鬼雲毅一、自衛隊東西軍の内部政治、首相官邸を占拠するアメリカ特殊部隊、ロシア、中国、アメリカの列島侵略の陰謀論、北海道のAI兵士(液体金属)たち、中国軍(光学迷彩)など(日本列島の地獄化、国民の暴挙、各県庁での市民の武装蜂起、首長暗殺、県議会議員の虐殺、三菱日立重機(茨城)の独立国家の国連の承認、ユーロ圏のトヨタ国家の独立の承認などはメインストーリーで描かれる)……。

「第三部」の原稿」=四百字詰め換算原稿用紙「合計530枚(予定)」


短歌:
よく見れば
いまの流行りの
アプリゲー
復活させたい
胸のときめき

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