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【TOEIC】1週間で845点とった勉強法

私は今年の1月のTOEIC L&Rで845点を取得しました。
勉強時間は1週間。
短期間の勉強なので、1日5時間以上勉強できることが前提ですが、その時の勉強法を出来るだけ具体的に公開します。

なるべく最短で結果を出すため、勉強スケジュールは英語系YouTuberを網羅して決めていました。どのYouTuberも似たようなことをおっしゃっていたので、TOEICはこの勉強法が1番王道なんだと思います。

前回の試験結果は710点

845点は英語ができる人からみたら特に高い点数ではありませんが、私が行く大学では750点以下の人は英語の授業が必須になるので、どうしても750点以上とる必要がありました。

しかし本番の1週間前まで試験があることを忘れていた私は慌てて勉強を始めました(本当なら2ヶ月前から対策を始めたかった)。

使った参考書

この3冊はTOEIC界隈では鉄板の参考書なので、TOEIC対策を始める方は絶対絶対、絶対に揃えてください。

  • TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ

TOEICは多義語が多い。単語帳を何冊もやるのではなくまずこの一冊を完璧にしよう。
  • TOEIC L&R テスト文法問題 でる1000問

TOEIC用にまとめられた文法問題集。「形容詞」や「助動詞」など品詞から解説してくれる。
  • 公式TOEIC Listening & Reading 公式問題集

私は8を使ってましたが、1でも3でも5でも何でもいいと思う。

参考書の進め方

1週間の参考書の進め方というか、ルールを説明していきます。

①金フレ

  1. 1単語1秒

  2. 最初の3周目までは目を通すだけ

  3. 120%覚えた単語にはチェックをつけそれ以降は飛ばす

ルールはこれだけ。

単語帳で多くの人がやりがちなのが、最初から完璧に覚えようとすることです。しかし、人間は数回見ただけでは覚えられません。

最初から覚えようとするのではなく、単語に触れる回数を出来るだけ増やしましょう。
そのため、単語を確認できるのは1単語につき1秒だけ。

実際時間を測ってみたところ、1単語1秒を実践すれば40分で単語帳1周できました。この速さなら1日に何周もできます。

2つ目の「最初の3周目までは目を通すだけ」を説明します。
いきなり分からない単語ばかりの単語帳を始めると挫折してしまいがちです。

挫折しては意味がないので、最初の3周は流し見くらいでいいです。

金フレの右ページ部分

①英単語→②日本語に目を通すだけ。
発音が分からない単語はこの時点で確認してください。

4周目以降の進め方

金フレは左部分が日本語→英語、右が英語→日本語になっている

4周目以降は金フレの左部分を使います。

①→②を1秒で確認していき、3回以上1秒で答えられたものは左にチェック印をつけていきます。

チェック印がついた単語は、8周目以降は飛ばしていいです。
出来るだけ単語に触れる回数と触れる単語の数を増やしましょう。

②でる1000

私はTOEICの勉強を始めるまで英語の品詞名すら知りませんでした。

TOEICでは空欄に入る品詞が形容詞なのか副詞なのか問われる問題がとても多いため、品詞が分からないと高得点は狙えません。

実際の私のでる1000です。

Kindleで購入しGoodNotes5で書き込んでいる

間違えた問題は問題番号に「○」をつけ、解答に自信がない問題の横には「?」をつけて答えが当たっていても復習します。

でる1000は章ごとに文法問題が分かれていて似た形式の問題がまとめられているので一度間違えても復習がしやすいです。

③公式問題集

TOEICはとにかく時間がありません。
2時間で200問解かないといけないので、早く正確に読み取って問題を解く必要があります。

公式問題集は本番と同じ2時間で解きます。
始める前に時間配分は決めておきましょう。

解いてる間、正解している自信がない問題や時間が足りずに解けなかった問題にはあとから解き直せるようマークをつけておきましょう。(私は?を書いてました)

解答は問題集ではなくルーズリーフなど別の紙に書き込んでください。

解き終わった後、すぐ解答はしません。
自信がない問題や解けなかった問題をタイマーなしで、時間をかけて解き直します。

リスニングも同様、何十回聞いてもいいので分かるまで聞いて解いてください。

時間をかけて正解できた問題は知識不足ではなく慣れ不足なので、何回も繰り返し解いて慣れたら本番でも解けるようになる問題です。

時間をかけても正解できなかった問題は知識不足なので単語からやり直します。

復習の仕方

  • 間違えた問題と正解の自信がなかった問題は最低でも10回音読する

  • 発音が分からない単語は調べて正しい発音で音読する

  • リスニングはシャドーイングした後、音読する

  • 時間があればリスニングはディクテーションまでやる


復習は解いてる時間(2時間)の2倍以上の時間がかかるのが当たり前、と某英語勉強系YouTuberが言ってました。

私も復習に5時間くらいはかかってたと思います。

復習した後問題を解き直して、正解すれば復習は完了です。
次の問題に進みましょう。


実際のスケジュール


実際のスケジュール帳を確認したところ、TOEICの予定は本当に7日分しか書き込まれていませんでした。

実際実行したことは若干の違いがあるのでTo Do listの写真と自分の日記を照らし合わせてスケジュールを紹介していきます。

黒塗り部分は学校の課題や個人的な用事です。ちなみにこの1週間は彼氏も含め誰とも遊ばず勉強に打ち込み、学校はすっぴんで行ってました。(朝の準備時間を勉強に使いたかった)

0日目(1月22日)

この時点ではまだ「明日からやればいいや」って思ってます。

日記に「問題集と金フレ買ったら5000円超えてしまった」と書かれていたので、金フレも公式問題集もこの時点では何も始めていません。

1日目(1月23日)

やっと勉強スタート

7:00 起床

7:30 公式問題集スタート

10:00 身だしなみを整える

11:30 家を出て英検1級を受けに行った

17:00 英検から帰宅。
朝の公式問題集の復習

25:00 就寝

2日目(1月24日)

月曜日。17時くらいまでは毎日学校。

~17:00 学校から帰宅

17:00~21:00 公式問題集の復習、
飽きたら中国語。

21:00 お風呂

22:00~24:00 金フレ 2周

24:30 就寝

3日目(1月25日)

火曜日。このあたりからタイトに。

7:30 起床→金フレ

8:20 出発

17:00~ 10分短縮で公式問題集を解き直し

19:00~ 音読

21:00 お風呂

22:00~24:00 金フレ

24:30 就寝


4日目(1月26日)

水曜日。黒塗り部は全部課題なので自習時間が短い

7:30 起床→金フレ

8:20 学校行く

17:00 帰宅

17:00~22:00 休憩を挟みつつ課題

23:00~ 金フレ1周

24:00 就寝

この日はかなりストレスフルな1日だったようで、「学校の課題多すぎる、早く卒業したい」って愚痴日記になっていました。課題が多いせいでTOEICの勉強も出来なかったようです。

5日目(1月27日)

裏のページが透けて見えそうなので加工したら変な感じになった。
この日も課題が多かった。

17:00 学校から帰宅

20:30 勉強スタート。前日の公式問題集の復習、でる1000

22:00 お風呂

23:00 金フレ

24:00 就寝

6日目(1月28日)

金曜日。公式問題集の反省。

17:00 学校から帰宅

17:00~20:00 昼寝(?)

20:30~ 公式問題集

23:00 反省、お風呂

24:30 就寝

8日目(1月29日) 本番前日

土曜日、本番前日。学校がないから丸一日勉強に使えた。

6:00 起床

7:30~8:00 中国語復習

8:30~10:00 中国語授業

11:00 公式問題集

14:30 昼食、休憩(読書)

16:30~20:00 公式問題集復習

21:30 お風呂

22:30 就寝


まとめ

今まとめてて思ったのが「あれ、ほとんど単語しか勉強してなくない?」です。それくらい単語が大事なんですね。

TOEICは日本でしか使えないイメージが強いですが、私が調べた英語授業の台湾の大学は、750点以下の人は条件付き入学だったり、英語の授業が必須でした。(中国語授業の大学はTOEICではなくTOCFLになるみたいです)

英語を勉強するためではなく英語で勉強をするために留学に行く人がほとんどだと思うので、日本にいるうちに出来るだけ高得点をとりましょう。

私も900点超え目指して次は1週間ではなく、2ヶ月前から対策始めます!

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