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ようふくをすてる_20190701

雨が降り続いていて天気もパッとしない。毎朝、じめじめで前髪はダメになり、肌にまとわりつく湿気をうっとおしいとおもう。

梅雨、鬱々しいから部屋を片付けた。こうでもしないと家に帰るのが億劫になり、無駄金はたいてどこかで夜が深まるのを待つ女になってしまう。

とりあえず先週、とっ散らかった洋服をぜんぶぜんぶ、大きな透明のビニール袋に詰めてみた。

洋服、なんだか知らんがめちゃめちゃある。いまある服を把握していないのがいけない。つぎつぎ買っては大して着ることなく捨てる。それの繰り返しを、大人になったのでそろそろ断ちたい。あとふつうに、散財癖をやめたい。

それで、その透明なビニールに押し込んだそやつらを、平日、仕事が終わったあと少しずつ片そうと思って押し入れみたいなとこに突っ込んでおいた。

非常に雑である。

しかし、部屋はだいぶまともになった。シンプルイズベストだ。無印の女みたいな部屋になってしまった。無印は、好きだ。


部屋を片しておくと、こんな暗ったい曇天の毎日でも家に帰るのがちょっぴり楽しいんだね。

で、るんるんしながら家に帰ってきた本日は月曜日である。

自分で決めたことくらい自分で実行しなくてはいけないので、渋々、押し入れみたいなところからビニール袋(実は3袋ありました)を引っ張り出して、服をぶちまけた。

ぶちまけた服を、夏着る・夏着ない・捨てる・売れる・クリーニングに出す・洗濯する・漂白する、に、畳みながらひたすら分けた。

洗濯を2回していま、コインランドリーの乾燥機にぶち込んできたところだ。ちょっと今日はお言葉が悪くて失礼。

少しずつやろう〜〜と思っていたけれど、今日だけですべて片せた。でも、服、なにを捨ててなにを残すべきなのかよくわからなくて、とりあえずヘロヘロになったものは捨てた。

毛玉がふえてしまったニットたちや、着古した下着、染みのとれないバイト用のワイシャツ、あとは、なんだかよくわからないお下がりのスカートも捨てた。基本的に、着ないし、売れないものは捨ててみた。

部屋着も、季節ごとにワンセットあればいいよなと思って、「部屋着用」として残しておくのもやめた。どうせ着ない。ダサいし。

それから「今年の冬は洋服くらい買えるだろ」という謎の自信が生まれたおかげで、去年大量に買ったはずの冬ニットを捨てた。

安いニットはもう買わないぞ、という決意。

すべて整理し切った洋服をひととおり眺めてみると、わたしってあまりにもジャンルレスすぎる。服の系統にバラつきがありすぎて笑ってしまう。

今年は洋服の系統まとめるぞ、って、ふたつめの決意。

洋服捨てるのは、そのときの思い出も捨てちゃうみたいで悲しかったり、ダサいわたしも一緒に捨てられるような清々しさもあったり、ちょっと複雑なんだな。

それで残ったのは、秋冬・春夏それぞれプラケースひとつずつだけ。

すっきりすっきり、断捨離うれしい。
これからの洋服、ちゃんと大事にしよう。

- aoiasa
20190701

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最後までありがとうございました。 〈ねむれない夜を越え、何度もむかえた青い朝〉 そんな忘れぬ朝のため、文章を書き続けています。わたしのために並べたことばが、誰かの、ちょっとした救いや、安らぎになればうれしい。 なんでもない日々の生活を、どうか愛せますように。 aoiasa