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なぜわたしの話は伝わらないのか?

販売を始めた20代の頃の悩みは、【伝わらない】こと。

・プロとして商品知識をたくさん覚える
・ブランドの背景を勉強する
・盛り上げるためのトーク力を磨く

わたしは【伝える】ための努力をたくさんしてきました。

でもなんだかお客様の反応が悪い。
「ちょっと考えます」と気まずそうな顔して帰られる。

なぜ私の話はお客様に伝わらないのか・・・

  • トーク力がないから?

  • 面白く話せてないから?

  • そもそも商品に魅力がないから?

実はそうではないんです、、、
もっと単純で、もっと簡単な理由でした。

理由は、

会話の「間」をうまく活かすことができてないから。


「間」とは
・お客様が考える「間」
・お客様が販売員のことばを受け止めるための「間」


たとえばフレンチのコース料理をたべにいったとき、
次から次へと早いスピードでお料理がでてきたら1つ1つのおいしさを噛み締めることができないですよね。
ゆったりとした時間で味を感じながら食べるからこそよりお料理のおいしさを感じることができるとおもいます。

それと同じ。
「間」があるから思考が整理でき、相手の言葉が入っていきます。

自分の話をお客様に伝えたければ、
弾丸トークではなく意図的に「間」を作ることが大切です。
「間」はお客様によりあなたの話が伝わるだけではなく、販売員としての余裕すら感じさせてくれます。


では、接客の中でどんなタイミングで「間」を作るといいんでしょうか。

特に気をつけたいタイミングはこの2つ。

① 商品説明の後
②お客様が購入を検討しているとき

このタイミングはお客様は「間」を必要としています。

① 商品説明の後

次から次への商品のメリットを伝えるのではなく、1メリット伝えたら、そのメリットを感じてもらう「間」をつくるようにします。

例えば、
・「間」なし例
「こちらのニットカシミヤなのでとても滑らかな肌触りなんです、しかもお値段も5000円でして、去年もすぐに完売したんです人気商品なんです」

・「間」あり例
「こちらのニットはカシミヤなのでとても滑らかな肌触りなんです。ぜひ触ってみてください。(商品を差し出す)肌触りいかがですか?」
返答がかえって来るまで待つ 「間」を作る

私たち販売員は商品説明をする際についつい一方的に話してしまいがちです。
説明の途中で「いかがですか?」などの投げかけを行いながら意図的に「間」を作るのがおすすめです。

⚫︎ お客様が購入を検討しているとき

購入するかどうか決断しているときは、焦らずに「間」を作るようにします。
特に断られそうな空気感になると途端にマシンガントークになりやすいですが、グッとこらえてお客様がじっくり考えられる「間」を作りましょう。

・とにかく黙る(お客様が商品をじっと見つめている時など)
・視界に入らないように少しだけ離れる
・販売員もお客様がどんなところで悩んでいるかを考える

お客様が購入を検討しているときはこのように「間」を作ることがおすすめです。


私たち販売員は話す内容や話し方など、伝えることに一生懸命になりがちです。でも伝えるために大切なのは、お客様が受け止めれる状態を作ることです。

きっとあなたの知識やトークがもっとお客様に伝わるはずです。

ぜひ試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。


*note投稿9日目*12月12日からnote投稿初めました!最後までお読みいただきありがとうございます。スキ・コメント・フォローとても嬉しいです。よろしくお願いいたしま


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