「ありのままで生きる」って、簡単な話じゃない
今の働き方に悩んでいる
これからのキャリアを模索している
フリーランス(起業)を目指したいと思っている
そんな方が私のnoteを読んでくれていると思う。
くわえて、「ありのままの自分」でいられなくて苦しくなっている、または苦しくなった過去がある人。
自分以外の誰かに貢献したり、力になろうと頑張りすぎてしまった代償として、自分を傷つけて見失なって。
お金ももちろん大事だけどさ、私の元にたどりついてくれている人は、バカみたいに稼ぎたいというよりは、どちらかというと”自分らしく働けること”に重きをおいている人が多いのでは・・・?という印象がある。
ありのままってなによ?
ちょっと話がとぶようだけど、前提として聞いてほしい。私の話が続くんやけど、ごめん。
最近の私の発信を見てくださっている方はご存知かと思うんやけど、私さ、自分の発信がおもしろくなくて芯を食っていないことに悩んでいて。
ずっと”自分自身”と”発信での自分”に乖離があることに悩んでたん。
それで自分らしくいられるように「話し言葉そのまんまの河北」で発信するようにしたんよね。3日前くらいから。そしたらめちゃくちゃ変化があったのさ。
なにがって、とにかく書きやすいのよ。私はnoteのほかにラジオもしてるんやけど、なんせ話しやすい。
元々の私はというと、1記事に平均7〜8時間かけていて、、、もう勤務なんよ。私はブロガーでもライターでもない。もちろんそんなんで発信活動が続くわけない。
だから発信が苦しくなって何回も諦めた。発信からお客さんと出会いたかったから起業すること自体も諦めそうになった。
「書いてなにも起こらなかった事実を証明して、とっととやめてやろう」と思っていたくらいには苦しかった。
発信したりしなかったりやから、ずっとではなかったけど、こんな状態は1年以上続いて。
みんなこれくらいがんばってるはず
慣れたらそのうち楽になる
ずっとそんなことを思いながら発信をしてた。
今は2時間半くらいで書けるようになっていて(だいぶ進歩)時間がめっちゃ短縮されているから、「おお〜!ついに私も楽に発信ができるようになったぞ〜!」と嬉しくなって、ドンドコ発信をするようになったんやけど、なんか苦しいままやった。
でさ、今回、話し言葉でそのままの自分で発信するようになってさ、気づいたんよね。
私は楽に発信できていると勘違いしていたってこと。
時間は短縮されたけど、それはぜんっぜん楽な発信じゃなかった。私は発信活動に耐性がつきすぎていただけだったのね。
肩肘張りまくりの苦しい発信をしている。
それに気づいたんよ。
会社員(保育士)だった時と一緒
あなたもきっとそうだと思うんだけど、ありのままの自分でいられなくて、今の働き方に疑問を感じたり、苦しくなってる(なった)と思うんよね。
今回さ、私が苦しい発信をしていたことに気づいたとき、「保育士時代とおんなじ状況に陥ってるやん!」と思った。
本当の自分はひた隠しにして、周りに馴染めるように一生懸命頑張って、でも心の中では舌打ちして、周りと同じようにできない自分にも、自分と同じようにできない周りにも、ずっと怒りを感じてた。
自分に”社会不適合者”と名前をつけて、もう社会の中で生きていくことは諦めて、一人で生きていくことを選んだ。
ありのままで生きられないことが苦しくて、本当の自分はこんなもんじゃないって思ってて。
とにかく私は、ありのままで生きられない自分が苦しくて起業の道へ進んできたのに、発信の場ではおんなじことになってたんだと気づいた。
やっぱ、苦しいんよ、ありのままの自分でいられないことって。
ほんでさ、私たちって基本的になんでもがんばっちゃうやん。私はさ、我慢が足りない、頑張りが足りない、ってそんなふうに自分を追い詰めながら働いているうちに「それが普通」になって、努力の基準もバカ高くなって。自分だけで済めばよかったけど、周りにもおんなじようにそれを求めて「あんたはもっとがんばれよ」とか「私ばっかり頑張ってんだが!!」って思って、心の中で舌打ちしてばかりだったんだよな。あなたはどう????←
ありのままでいられていないことに気づくことも難しいほど、がんばってることもあると思うのさ。
でさ、ありのままありのまま、って連呼してきたけど、私はありのままって言葉を軽く使いたくないんよ。
ずっと集団の中で耐えて生きてきた私たちが、ありのままで生きることは簡単じゃない。「ありのままで」「自分らしく」。そんなん言葉ではなんとでも言える。
でもありのままで生きられるようになるまでの道のりは、とても苦しくて辛かった。
選び取る練習
ありのままで生きるためには、心地よくいられる状態を探す、そして選び取る。そんな練習が必要なんやと思う。
私がいっちばんはじめに受けたコーチングでは「朝ごはんを食べるとき、パンかごはん、食べたい方を選んで食べてください」ってコーチに言われた。
「なに?そんなこと?」「そんなちっちゃいこと?」って思った。そんなんで生きやすくなるんやったら、今ごろ全部上手くいってるわ、って。
でもこれがさ、結構大事やった。
私たちはずっと、誰かのために生きてきた。誰かに貢献しながら生きてきた。そこに自分の意志なんてなかった。
ありのままに生きるためには”自分で物事を選ぶ”という練習が必要やった。今までそれをせずに過ごしてきたから。
私はそうしているうちに「自分はこうしたい!」って人生を選び取れるようになってきた。
ほんで保育士やめてコーチになって今に至る。
だからちっちゃいことやと思っても、そこから始めてほしい。
食べたいものを食べる
着たい服を着る
行きたかった場所に行く
日常のそういうことから始めてみてほしいと思う。そうしたら人生開けていく。信じてやってみてほしい。気づいたら「ありのままの自分」で生きられるようになるから。
そんなことを思い出したここ数日でした。読みにくい関西弁の文章、最後まで読んでくれてありがとう。
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