#小説
5/15 厳しいライフ
当時において一定の影響力があったのだろうと思われる言説がある。あまり詳しくないのだが、おそらくはこうした考え方が自然主義者たちのライフを私小説的告白にふさわしいものに荒廃させていったのだろうと想像される。鴎外は当然このような立場にはないだろうが、ライフとアートの一致/関係の問題は、先日考えたノンフィクション/フィクションの関係にも関わっているのだろう。古くて、現代的な問題。
しかし、ちょっと忙し
5/12 何を目指して
昨日は書き損ねた。仕事から帰ってきて、体調を崩して横になり、そのまま寝てしまった。今日も半日を回復に使い、まったく、休日は週に2日はなければならない。教員の待遇改善の第一歩、週休2日制の実現。
トマス・エスペダル『歩くこと、または飼いならされずに詩的な人生を生きる術』を読み始めた。ジャケ買いしたのだが、読み始めて面食らい、これは何だろう、詩的エッセイとでもいうのか、と困惑しヒントを求めて訳者あと
5/10 「神様」、ワイヤレスイヤホン
森鴎外『青年』。鴎外、良いなぁ。一級の知性にして、凡人。
川上弘美「神様」を読んだ。私が読むと、不条理というか、マジックリアリズムというか、非現実的なことをリアリズムの文体で書く、その手腕、あるいはそのように書くことのできる文学のおもしろさ、みたいな観点が一つ。それから、異文化共生的な観点が一つ。どちらも、得意分野ではないというか、興味のある分野ではないというか……。
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