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書くことがないときに僕の書くこと

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読むこと、書くこと、教えること、生きることについて
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#本

11/7

『これからのエリック・ホッファーのために 在野研究者の生と心得』がkindle unlimitedで読め…

朝霧
3年前

11/6

なんだか疲れている。持病と仕事のバランスに時々限界を感じる。書き続けなければという気持ち…

朝霧
3年前

10/24 生命のシンボル

この間読んだ山村修『書評家〈狐〉の読書遺産』に書評の載っていた辻邦生『言葉の箱 小説を書…

朝霧
3年前

10/21 偽りても賢を

狂人の真似とて、大路を走らば、則ち狂人なり。悪人の真似とて、人を殺さば、悪人なり。……偽…

朝霧
3年前
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10/14 ウェーイな法師

『徒然草』五十二段〜五十四段には「仁和寺の法師」の話が並んでいる。 教科書にも載る、山上…

朝霧
3年前
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10/12 「女の子を殺」す『徒然草』

 雪の面白う降りたりし朝、人の許、言ふべき事ありて、文をやるとて、雪のこと何とも言はざり…

朝霧
3年前
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10/6

通勤列車で『徒然草』を読んでいると、聖めいた気持ちになる一方で、通勤列車で席を取ろうと必死になる人々を頁の向こうに見、そこに自分の姿を見、サラリーマンに聖は無理だという気持ちになる。疲弊している。つまりは、「徒然」でいる必要があるのだ……。

10/5 「新しい生活」

ちくま学芸文庫の『徒然草』を読み始める。ちくま学芸文庫の『方丈記』を読んだときにも感じた…

朝霧
3年前
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10/2 恋と戦争

夏目漱石『こころ』の遺書を読んでいると、恋を戦争(例えば「要塞」や「騙し討ち」)の比喩で…

朝霧
3年前
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9/7

土日を睡眠に費やしてしまった。昨晩などはなかなか涼しく、寝心地が良かったが嫌な夢を見た。…

朝霧
3年前

8/7 編集された生活/人生

あるとき、われわれの日常の生活も、形のない雑誌のようなものではないかと考えた。ぼんやり、…

朝霧
3年前
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8/6 カメラをさげられない

このごろ時々写真機をさげて新東京風景断片の採集に出かける。技術の未熟なために失敗ばかり多…

朝霧
3年前
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8/4 ソール・ライターの言葉

ストリートはまるでバレエのようなもので、なにが起こるか予測できない 私にはとくに哲学とい…

朝霧
3年前
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8/2 日記について

つまり日記の実用価値はきわめて乏しい。それでも人はせっせと日記をつける。何かモラルを高める力があるように錯覚することができるからかもしれない。 外山滋比古『知的生活習慣』 まったく、このとおりで、日記というものは、書くことそれ自体については、様々に効用を考えてみることができる(例えば……何も為さない一日にも、何も為さなかったと日記に書けば、何かを為したような気持ちになり、気分良く眠れる)が、ことに自身の日記を読むことには、実用価値があまりない。書くときには読まれうるものを書