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通勤列車で『徒然草』を読んでいると、聖めいた気持ちになる一方で、通勤列車で席を取ろうと必死になる人々を頁の向こうに見、そこに自分の姿を見、サラリーマンに聖は無理だという気持ちになる。疲弊している。つまりは、「徒然」でいる必要があるのだ……。

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