フィルムカメラに思いを馳せて その4:Polaroid SLR690
沼底もまたこちらを覗いているのだ
はじめに
ランド博士が自身の娘の一言で開発したインスタントフィルム。
前回もそうであったように、やはり後年まで残るものは何かしらこう、開発者の執念がこもっているものが多い気がします。
ポラロイドフィルムを扱うカメラは、最近でもSX-70が有名だと思います。あの茶色い、お弁当箱みたいな愛らしいフォルムは、チェキよりも高級感がある一方、出てくるフィルムはチェキの2枚分くらい大きいのでびっくりです。しかも最近だと、あの茶色い皮の部分も変更できるとのこと。実際、筆者の後輩もローズウッド調にして、とても品のいい機体に仕上がっております。
はじめに断っておきたいのですが、このテのカメラをぶっ壊しても念写はできません。
まして暗闇にアスワンツェツェバエが写ることも、筋肉モリモリマッチョマンの変態が首筋の星のアザを見せつけてくるようなこともないです。おそらく。
(ピンとこない方は、ジョジョの奇妙な冒険第三部をぜひご一読!)
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