記事一覧
2018年のベスト ueda編
文 ueda
随分音楽を聴かなくなった。振り返ると今年は老人のうわごとのようにクイーンを聴いていた。映画が素晴らしかったのも勿論だが、今まで気づけなかった彼らの曲の良さも理解できたからだ。
これはこれで楽しい音楽体験だったが対外的に見ればいささか退屈。いや、自分の怠惰が最大の原因である。
はっきり言ってかつてのような音楽に対する情熱はもう無い。それでも、ここに掲載する3枚のアルバムは何かしら
2018年のベスト canavis編
夢の中へ Part II/スワヴェク・ヤスクウケ
アイル - EP/haruka nakamura
Scriabin: Preludes, Etudes & Sonatas Nos. 4 & 5/ヴァディム・ホロデンコ
Lines/Wacław Zimpel
Hi-Fi POPS/oresama
https://youtu.be/TRpAf1aqw3g
なんて素晴らしき世界/tempal
2016年、2016年以前のアルバム ベスト ・テーマ:SMAP / ueda
今回は、以前「新たなるガラパゴス・ミュージックであるシティポップと海外との地脈をもつ音楽たち」という文章を書いていただいたuedaさんに「2016年に出たアルバム以外での2016年のアルバム ベスト」で、「テーマはおまかせ」という内容の文章の依頼をしました。
uedaさんがテーマとしてとりあげたのは、去年解散を発表したアイドルグループSMAPのベスト3。
私はSMAPについてTVでみかけ
10曲しかないレコード屋 / shota
今回はshoegaze/dreampop band のShellingでギターを担当しているshotaさんに、10曲しか売れないレコード屋の店長になっておすすめの曲を紹介してもらうというテーマで文章をお願いしました。
10枚のアルバムを選び、語るという切り口は他の所でもよくありそうなので、あえて曲単位で選んでいただきました。
shotaさんが経営するレコード屋はどんなお店なのか?読んで、気にな
「私の音楽のルーツ」/ダイゴ
今回は、以前登場していただいた おとぎの森レーベル主宰のダイゴさんにお願いをして、自分自身の音楽のルーツについて語っていただきました。
「私の音楽のルーツ」 文 ダイゴ
音楽のルーツ
今回、自分の音楽のルーツについて語ってくれということで、改めて自分の音楽がどこから来たのか、少しばかり考えてみた。
「あなたの音楽のルーツはなんですか?」
「ルーツ」という言葉、つまり「根源」。自分の
「私小説・音楽と物語性」/ Theムッシュビ♂ト
今回は、J-POP-SSW で(J-)POP ネットレーベルのポジティヴレコーズ主宰のTheムッシュビ♂トさんによる文章「私小説・音楽と物語性」です。音楽活動に悩みながらも前に進もうとするTheムッシュビ♂トさんが様々な作品に触れ、感動と出会い、その出会いを生かし次の一歩を踏み出すドキュメントです。
「私小説・音楽と物語性」 文 Theムッシュビ♂ト
この夏、僕は慢性的な憂鬱に襲われていた。
「現在の日本の音楽」
今回の本のコンセプトは現在の日本の音楽なので
twitterで現在の日本の音楽といえば?どのアーティストを思い浮かべるか?
とフォロワー様に呼びかけて聞いてみました、ご協力いただいたフォロワー様に感謝いたします。(敬称略)
「現在の日本の音楽」というか「現在の日本」を俯瞰した音楽は
マクロスMACROSS 82-99が思い浮かぶ
vaperwave/futurefunk勢はある意味キッチ
731records代表HYUGA DAICHI インタビュー
あおばとレーベルのcanavisです。
今回は731records代表HYUGA DAICHI さんのお話しをお伺いしました。
HYUGA さんは731records代表としてだけではなく、個人の音楽活動やDJなど、精力的に活動しています。また、インターネットを活用したフェス、「FLAT」というイベントも起こしており、様々なミュージシャンが参加しています。
レーベルオーナーの先輩として、魅力
ゆkitaか インタビュー
あおばとレーベルのcanavisです。
音楽を始める動機は人それぞれ、ビートルズを聴いて、YMOの存在を知って渋谷系のムーヴメントに影響を受け、アイドルに触発を受け・・。
など、様々な形が存在します。
今回は、音楽ゲーム(以下音ゲー)に出会い、その楽しさに魅了され、
音楽を始めた、トラックメイカー ゆkitaか さんのインタビューを
お届けします。
音楽をはじめる動機がゲームからの人と出会う
ローポリゴン・ブルー・アンビエント
文 ЁАЫ
誰しもそのゲームプレイを思い出しながら、鼻歌で口ずさんでしまうゲームミュージックのひとつやふたつはあるだろう。だけどこの話はそうじゃない。全く逆だ。誰に聴かれることも目指していない、ある時代から始まったゲームミュージックの話だ。
家庭用ゲーム機の人気が著しい90年代の中盤、スーパーファミコン・メガドライブ・PCエンジンなどなどの世代から新たにマルチメディア時代をも謳われた3
御伽の森レーベル 主宰ダイゴ インタビュー(後編)
canavis 前回はダイゴさん個人の音楽の経歴について話して貰いましたが
今回は御伽の森について話していただきます。
(前回・・・御伽の森、主宰ダイゴのインタビュー
(前編)→https://note.mu/aobato/n/n31dc663ca350)
1.ネットレーベルをはじめたきっかけ
canavis では、ネットレーベルをはじめられたきっかけを聞かせてください。
ダイゴ きっ
新たなるガラパゴス・ミュージックであるシティポップと海外との地脈をもつ音楽たち
文 ueda
・音楽の島国化が生み出すもの
ゼロ年代前半~中盤の日本のロックシーンを支配していたのは所謂「ロキノン系」と呼ばれる音楽だった。これはAsian Kung-fu GenerationとBump of Chickenが図らずも生み出してしまったムーブメントでもある。いわゆる四つ打ちダンスミュージックとしての傾向が強く、表面上は彼らの音楽を模倣しようと思いながらも、結局は無味乾燥な音
御伽の森、主宰ダイゴのインタビュー(前編)
canavis あおばとレーベル代表のcanavisです、私は人が音楽を始めたきっかけや、音楽活動の歩みを知ることがとても好きで、本を作る際、その人の音楽ルーツを知ることを本の内容の一つの柱にしようと考えていました。
今回は、インターネットレーベルの御伽の森レーベルの主宰ダイゴさんの話をお伺いしようと思います。
個人としてバンドマンとして音楽活動をされている一方、御伽の森レーベルで主宰をして活