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溶けたのは時間だけではない気がしてきた


 なんでも単純にハマりやすくて、なんでもすぐに熱中し、しかも一回でかなりの時間を費やしてしまう私、Switchの「あつまれどうぶつの森」ブームが再燃してしまい、ここ数日結構な時間を費やしてしまっており、それはそれはもう、溶けるんだな時間が。語学勉強も始めたので時間は区切っているつもりだけれども、勉強後の寝るまでの時間にしてしまうものだから夜が更ける。更けるといっても毎日5時起きなので、12時にはもう限界ですって感じで眠るのだけれども、それでもまあ時間は有限にも関わらずやってしまうのです。長らく封印していたのだけれど、ちょっと息抜きにやってみよ〜、がいつの間にやら島クリエイトやら住民を入れ替えるやらでどんどこ進めてしまっているのです。だって一個一個の動作が時間がかかるし、リアルタイムで楽しむゲームだから本当時間がかかるんだよね。島の景観を作るのも、住民を入れ替えるのも、普通に釣りしたり木を切ったりするのもさ。自分の思い通りに作り上げた島でのスローライフ感を楽しむための準備の時間が一番時間かけちゃうんだよね。いやあ溶ける溶ける。恐ろしいくらいに溶ける。
 そして今日は妹とLINE通話をしながらお互い自分のあつ森を開いて遊んでいたのだけれど、あっという間に2時間ぐらいが過ぎてしまった。怖い。怖すぎるあつ森。流石に罪悪感が湧いたので午後からは勉強しようと思って外に出たのはいいけれども、雨、そして渋滞、そしてカフェも人がいっぱいってことで、ああ今日はそうだ、土曜日なのだった、いつもは平日に行くものだから、休日の混雑さを忘れており、げっそりしてしまった。カフェも一応入ったけれども、なんだか後悔してしまったのと、私より後ろに並んでいるこれから友人やらと談笑を楽しむであろう方々の行列を思うと申し訳なさまで湧いてきて、そそくさと退散したのだった。

 そしてげんなり、げっそりして帰宅し、早めのお風呂を済ませて、夕食も終わったのでさあ今から勉強しましょうねというところ。でも21時からは私の数少ない好きな邦画「容疑者Xの献身」が始まるとのことで。流し見をしたいし、なんならもう今日は勉強しなーい!と宣言したいくらいなのだけれど、やっぱ単語帳くらいは開いて何個か覚えたいぞって気持ちもあるのでちょっとだけでもやります。あつ森は寝る前に少しだけやります。(やるんかい)なぜなら夫くんが新しいジョイコンをプレゼントしてくれたからです。私のSwitchのジョイコンがもう半分壊れかけていて、移動操作がうまくでき無くなってしまったのだ。(それもあって余計に時間がかかるのだ)パステルパープルandパステルグリーンという可愛らしい組み合わせ。一番欲しかったやつ。ありがたい。この歳になってもゲームやらのホビーグッズをプレゼントしてもらえるのは嬉しいものだなあ。

 相変わらず本を読んだり読まなかったりするのだけれど、川上未映子さんの『きみは赤ちゃん』を読むと心から自分は一人ではないし、なんだか大丈夫だと思えるしで、お守りのように持ち歩いているのだけれど、なんでも未知の経験を楽しんだり不思議がったりして、負担に思わないようにすることはとても大切だと思ったし、時間がとにかく有限であること、なんもしてなくても人間の体は絶えず変化をし続けているということだとかが、胸の中でずしんと腰を据えるようになっていて、ああいつか死ぬのに今何かを頑張るという経験だったり、我慢という経験だったりを、もっとしておきたいし、読めるものはいくらでも読みたいし、見れるものはいくらでも見て感動していたいだとか、そういうことを、小刻みに誓いたくなるというか、だってのにゲームで時間を溶かしているのだけれども、それもこれも後悔はないように上手いことやっていきたいとは思うのだった。

 もう何年も前から観続けているyoutubeチャンネルがあるのだけれど、配信者は私より年下の女性で、STUDY vlogを上げ続けている人。しかも香川出身の女性ということで勝手な親近感が湧いてずっと追いかけているんだけれど、とにかく頑張り屋さんな人。彼女は本当に時間の使い方が上手で、かつ、自制がきちんとできているところが素晴らしく、時々リラックスする期間を設けたり、ほどほどに頑張り、頑張り過ぎない時期も作りつつも結果にも確実に出していっているところが本当に尊敬できて好きなのだけれど、それらを観てモチベーションを上げており、なんなら勉強時だけではなく原稿に取り組む時ですら流している時もあるくらい好きなのだけれど、頑張る人って本当にいいな。輝いている。自分も努力をできる人でありたいと常々思う。できること、やるべきことは人それぞれなのだし、全く同じことはできないのは前提であるとしても、目標を持つこと、そしてそこに到達するための計画を作って結果を積み上げていくことって、簡単なようで難しいんだよ〜ということをいい大人が今更思っているんだけれども。同じ歳の頃の私は何をやっていたかって、しっかり引きこもっていたのだよな。外が怖い人が怖い、誰もが信じられないと嘆いて痛めていたのだな。そんな私が今、元気でいる今、できることがある今をとにかく大事にしていきたいなと。
 だから今度こそ今年の笹井宏之賞は出そうと思っている。出産を控えている時期になるので早めに提出することになるだろうから、計画的にやっていきたいところ。ゲームはほどほどにしようね、私。

 そんなことを思っていた日々です。割と元気です。



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