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2021年8月3日 20:30
気がつけば8月を3日も過ぎていた。今日は2日だと思っていた。携帯の日付を何度も見ていたのにちゃんと自覚したのは午後3時を回ってからだった。どっちにしろ7月中に投稿できていなかったのだが、ここ数週間日付の感覚が曖昧で、7月の中旬なんだか下旬なんだか、8月にいつ入るのか入ったのかわからなくなっていた。一瞬、7月が終わるんだって自覚した瞬間があったのだけど、すぐに忘れた。多分、日付を気にしなくてはなら
2021年7月23日 18:08
梅雨の明けた真夏の夜に読了した。エアコンの冷房が効いた部屋で、YouTubeから穏やかな音楽を流しながら。静かに読み終わり、静かに胸がぎゅっとなり、「あぁ、」と誰に返事したでもない声が、吐き出す息と共に出た。とても心に残る物語を書いてくれたな、とぼんやり思った。 第165回芥川賞候補作という帯が巻かれたこの作品、『氷柱の声』は、くどうれいんさんの初の小説である。それまでの作品には、『わたしを