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本当の豊かさって何だろう

私は前の会社を辞めて、収入は半分になりました。
目下、「心豊かに倹約生活」へ移行挑戦中(笑)
そこに到る経緯と覚悟、意気込みを書きたいと思います。


貯金が無いのに会社を辞めた


私は昨年の3月末で、13年勤めた会社を辞めました。
もうすぐ一年になります。
今は数人の会社に所属しながら、このようなnoteの発信と、
「ミライにつながるサービス」を立ち上げるべく奮闘しています。
(準備は7割くらいまで来た!)

今の会社は、私の「半分フリー」を承知の上で、
またその会社も新しいビジネスに果敢に取り組んでいて、
一緒にあれやこれやとやっているところです。
とても良い状態で仕事が出来ていることに感謝しています。

自分のサービスを立ち上げていない状態での今、
収入は以前の半分です。
会社を辞める時に、収入ダウンは当然覚悟の上でした。

「少ない収入で生活」できるようになることも、
これからへの準備になると思ったのです。

住宅ローンは完済しました。
子供の教育費も終了しました。
しかし住宅ローンを早く返したおかげで奨学金は借りました。
今は社会人になった娘が家にいるので、家賃と生活費を徴収し、
奨学金返済口座に入れている状態です。

貯金はほぼ無し。
個人年金が60歳から10年確定のものがあり、それが唯一の貯金代わりです。

貯金がなくてよく会社辞めたねーー
と呆れますよね(笑)??
はい、私もそう思います。

どうせ、いつまでたっても貯まらないと思ったのです。


時間を切売りする生活


もともと、本も映画も旅行も音楽も、
ファッションも食べることも大好きです。
マラソンにもお金が掛かります。

東京にいると、いくらでも「行く場所」があるんですね(笑)

私の場合は、仕事で精神的な満足を得たかった。
でも、それは叶いませんでした。
こちらで書きました。
会社を辞めようと決めた日【前編
会社を辞めようと決めた日【後編】

会社に「時間を切売り」稼いだお金で、他の時間を買う
このループ。

会社の待遇は、60歳までは現状通り。
65歳までは制度は今後変わりつつも、収入は実質6~7割に減る。
そのうち、70歳まで延長になる。

しかし今の生活を続けていたら、60歳から早々お金は足りなくなります。
そこで乗り切れても、70歳からは確実に生活できません。

それなら気力体力あるうちに、
「時間を切り売りし、他で消費する」のでない
精神的満足を得られる「持続可能」な生き方
見つけようと思ったのです。


最低賃金で暮らせれば「持続可能」


最終的には、
「どうにもならなかったらドンキで働こう。今よりいいや。」
近所の深夜のドンキで、そう思いました。

ぐちゃぐちゃの棚を整理して、
外国人だらけの従業員と一緒に働くのも、
それはそれでいいんじゃない?

料理が好きだから、学生寮の調理のおばちゃんとか。
めっちゃ張り切って献立考えちゃう。

ローンを払い終わったマンションを貸しに出して余裕資金にし、
温泉旅館の住み込みのバイトとか。

体力は、今が自分史上で一番あるから、何だってできるじゃん、と。

最低賃金で精神的にまあまあ満足いく暮らしが出来れば、
「持続可能」です。
まあ、安全を見ればキリがないですが。


お金がない=貧困か?


よく、「貧困」の話がニュースになりますよね。
この時私が感じる、違和感。。

お金がない=貧困なのか?

以前北欧へ行った話を書きました。
「住まい」とコミュニティ:北欧の住まい【前編】
「住まい」とコミュニティ:北欧の住まい【前編】

北欧の人は、日々とても倹約しています。
税金が高く、使えるお金は本当にわずかです。

外食は滅多にできないから、たまにするときはゆっくりと。
食材も「共同購入」で少しでも良いものを安く

電車もできるだけ乗らず、自転車移動が基本です。
車はもちろん贅沢品。道路には自転車専用道路が整備されています。
「電車も乗れない」というと、
日本ならすぐ「貧困」という話になりますよね?

もちろん社会保障が充実しているなど、ベースが違いますが、
ここでは「人の意識と生活」に焦点を当てたいと思います。
(北欧の社会や人の考え方、暮らしについては
また詳しく書きたいと思います。)

日本と何が違うのか?
「消費社会」ではないところです。

基本的に、モノは高い。
(もう10数年前の話になりますが)私が行ったとき、
100均など「安くて便利なもの」はありませんでした。
なので、気軽にモノを買えません
お店も、平日夜やっているところはほとんどなく、
土曜日は午前中だけの営業、日曜日は休みでした。

消費社会でないことは、「エコ」でもあります。


「消費社会」とそうでない社会


私が行って感じたのは、北欧の人は「見栄え」を気にしません

おそらく服は本当に少ないと思います。
化粧もほとんどしません。

海外旅行をして「日本人が一番オシャレをしている」
と思ったことはありませんか?

洋服
化粧品
ネイル
エステ
ヘアカラー
これらを、ほとんど北欧の人は使わないのではないでしょうか?

モノに関しても日本人は、大量に買い、今度は断捨離です。
(私も含めてです。)

時間を切売りし稼いだお金でモノを買い
今度はその処分に、またもやお金と時間を使う

「消費」をベースにしているから、
安くて必要のない商品やサービスがあふれる。
モノが目につくから買いたい。
買うために時間を切売りして働く。
そんなにまでして働いているのに、収入が少なくて買えない。
それは確かに、貧しいことだと思う。

こう思うと、
私たちはいまだに「戦後」を生きているんじゃないか?
と思うのです。


そろそろ変わりたい


食うために働くのはあたり前。
「仕方ないじゃん」と、
自分を納得させる口実にしていないでしょうか?
そのループを見直してみてはどうでしょう

北欧の人が日々倹約に努めながらも、決して「貧しくない」のは、
自分の暮らしの満足を知っているからではないでしょうか?

そろそろ変わりたい。私も。
消費社会の日本に居ながら、「心豊か」に倹約生活をする。

化粧やヘアカラーをやめる勇気はないけれど(-_-;)
少しずつ、移行挑戦中です。

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