お金に代わる、30年後の自分への「投資」
老後のお金、不安ですよね？
50代からの体づくりは、お金より効果的な「自己投資」になる！
という話をしたいと思います。
人生をミクロとマクロで考える
建築の設計をやっていた時、ある人が
「設計はミクロとマクロの目で」
と話していたのが、今も印象に残っています。
ミクロは、椅子の座面の高さが1センチ違っても違和感があるといった、人との関係。
マクロは、大きな構造物としての動線や空間構成、街とのつながり。
これを人の「時間軸」に当てはめてみたいと思います。
・ミクロの連続
一分、一時間、一日、一週間、一か月、一年、10年、30年、50年、、
人は先のことほど、リアリティをもてないですよね。
カップラーメンは、2分30秒から開ける準備。
〇時〇分の電車に乗るから、〇分には家を出なくちゃ。
スーパーで20円安いから、お菓子買おうかな。
エコバック忘れちゃった。5円もったいない！
週末に〇〇さんと会う時のお店探さないと。
そろそろ化粧品が切れるから、注文しよう。
日常はミクロの連続です。
更に、デジタルの時代です。
瞬時に答えてくれるツール（スマホ）が手元にあります。
「あれ、どうしたかな」
スマホを手に取ったら、他の情報が目に留まり、見はじめた。
「あれ、何を調べようとしてたんだっけ？」
こんなことありませんが？
私たちの脳はどんどんミクロ、しかも解像度が上がっています。
「脳の情報処理能力」スピードについてはこちら
・マクロで考えよう
脳の時間軸を延ばして、10年20年、もっと先のことを考えてみましょう。
健康という投資
人はなかなか長期の計画には目が向きませんよね。
30年後に、何が必要でしょうか？
お金？
お金よりも大事なもの、心と体の健康ではないでしょうか？
これは、自分で何とかできる。
お金ではない「自分への投資」が出来ます。
自己投資というと、今までは仕事のスキルや資格のためにしてきました。
でも、「老化対策」も立派な投資です（笑）。
ゼロをプラスにするのは、積極的になれるけれど、
マイナスをゼロに近づけるのは、気が進みませんか（笑）？
でも骨も筋肉も脳も、30代前半がピーク。
既に私たちは下っているのです.
骨の話はこちら
筋肉の話はこちら
下りをできるだけ食い止めることにも、充分「投資」の意味があります。
介護のためのお金を貯めるつもりで。
お金で介護してもらっても幸せにはなれませんが、
健康で楽しく生活できるのは、幸せですよね？
健康に対する投資とリターン
企業では研究が進んでいる分野です。
「健康投資」とは、従業員の健康に投資することで「業績向上」につながることが期待できるという経営戦略です。一般的には健康経営に1ドル投資することで3ドル分の投資リターンが得られるといわれています。
指標化が難しい分野ですが、これは個人の場合にも参考になるかなと思います。
「健康のための投資は、3倍のリターンがある」
ということです。
長期でコツコツ、複利で運用
老後のお金には、皆さん不安がありますよね？
かといって、そんなに貯められますか？
お金の代わりになる自己投資、しかも3倍のリターン！
やらない理由は無いですよね（笑）？
30年後は、一日一日の積み重ねですから、コツコツと。
体づくり、身の回りの片付け、仕事や生きるモチベーション。
心と体が活性化された状態を
「貯金してるー－（笑）」と思いましょう。
特に体づくりは、習慣化さえしてしまえば、
自動的に良い循環が生まれます。
「複利で、お金が勝手に回る！」
貯金しているつもりで（笑）
今日から走りましょうね！
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