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#ハヤカワepi文庫
一年の始まりはハヤカワepi文庫を読まないといけない病に罹っている
宿痾である。
書くのを忘れたけど、去年はラッタウット・ラープチャルーンサップの『観光』をよんだ。
今年は『悪童日記』である。
悪童日記 Le grand cahier
アゴタ・クリストフ/堀 茂樹 訳 (ハヤカワepi文庫)
この作品は、ハヤカワepi文庫のおすすめ本を調べているといつも名前が上がる名作だった。なのでいつか読もうと想いつつもどこか敬遠していた。戦争の話で、重たいもの
2021年の始まり――ビラヴド
(ハヤカワepi文庫さまに敬意を込めて)
まずはじめに、一年のはじめにはハヤカワepi文庫を読まないといけない。そういう自分の中のルールあるいは慣例、もしくは習性のようなものがある。誰しもそうである。気づいていないだけで、右足から家を出る。そういう類の話だ。
そして今年は、トニ・モリスン、『ビラウド』を読んだ。去年、ようやく増刷して、書店で入手することができるようになった。前々から読みたか