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【入社エントリー】創業80年超の老舗メーカーからスタートアップへ転職した理由


はじめに

はじめまして。2024年3月にAntwayに入社した須田智徳です。
Antwayではヒューマンリソース部に所属しています。
入社して1ヶ月弱ほどですが、採用、制度設計、組織開発等々、
様々な仕事に携わらせてもらい、充実した日々を送っています。
こちらの記事では、私の経歴、入社の経緯、Antwayでの目標などについて
お伝えできればと思いますので、最後までお付き合いいただければ嬉しいです。

自己紹介

簡単に私の自己紹介をさせていただくと、新潟出身の44歳、千葉在住で妻、娘との3人暮らしです。ジャンルを問わず音楽を「聴く、観る、弾く」が好きでして、娘が生まれる前は妻と2人で月に1回はライブやコンサートに行くことをルーティンにしていました。2年前からチェロを習い始めたので、今は弾くことにもチャレンジ中です。最近は、ブームが去りつつあるキャンプが気になっており、ソロキャンデビューを画策中です。

前職に至るまでの経歴

まずは、私のこれまでの経歴を少しお伝えしたいと思います。
いくつか会社を経験していますので、まとめると下記のような感じです。

1社目 人材系(営業・新規サービス立ち上げ5年/人事3年)
2社目 ネットベンチャー(人事+外資との統合プロジェクト推進)
3社目 ネットベンチャー(採用プロジェクト含む組織人材開発全般)
4社目 老舗医療機器メーカー(人事領域全般)

大学卒業後、新卒で当時100名規模の人材系ベンチャーに入社しました。そこで営業、新規サービスの立ち上げを経験した後、様々な偶然が重なり、人事部門へ異動することになりました。その時はそこから15年も人事の仕事を続けることになるとは夢にも思いませんでした。

1社目の人材系の会社では3年ほど人事として仕事をしましたが、その期間は事業の踊り場で、会社としては変革の時期でした。創業期からいた方々が会社を離れていったり、外から多くの中途社員が入ってくる様子を目の当たりにし、会社の文化や価値観の重要性を認識する機会にもなりました。1社目ではとても良い経験をさせてもらったのですが、当時はまだ若かったこともあり、もう少し成長ステージにある企業で人事をやってみたいという気持ちが強くなり、新卒からお世話になった会社を離れ、転職することを決めました。

2社目、3社目と成長期のネットベンチャーで人事を担当させてもらいました。2社目は外資企業との統合に向けたプロジェクトの推進、3社目は急成長期の大規模な採用プロジェクトの実行など、何にも代え難い貴重な経験をさせてもらったと思っています。

一方で、成長期で会社の規模が拡大する中で、元々持っていた組織の良い文化が少しづつ失われていっている感覚もありました。ただ、当時の私には力不足で、そうした状況に対して有効な手を打つことができませんでした。1社目で会社の文化の重要さを感じていただけに、この状況がすごく歯痒くもあり、悔しくもあり、何のために人事の仕事をやっているのかよくわからなくなってきていた時期でもありました。

そこから改めて自分と向き合う中で、もう一度、自分が人事をやりはじめた頃の原点に立ち戻って、どうやって組織を良くしていくか、どうやって社員に成長してもらえるかということにじっくり取り組める環境で仕事がしたいと少しづつ思うようになったと思います。

これまでと全く異なる前職

そんな時に出会ったのが前職である創業80年近い老舗の医療機器メーカーでした。これまで自分が経験してきた創業数年ほどのベンチャー企業とは、歴史、業態、風土、何もかもが違う環境だったのですが、就任したばかりの私と同世代の経営陣が、会社の培ってきた文化や価値観を大事にしながら、会社を変革・成長させていきたいという意思を明確に持っていたことが決めてとなって、入社を決めました。

ただ、入社してからは戸惑うことも多かったのは事実です。良くも悪くも事業が非常に安定していて、業績も良い会社だったので、色々な面で「時が止まって」いるようなところがありました。ですので、人事の面においても手付かずな部分がとても多かったです。例えば、30年近く前に導入された職能資格制度がそのまま運用されていたり、紙のタイムカードと申請書で勤怠管理が行われていたり、等々。。。

ということで、入社後は人事制度の見直し、人事ITシステムの新規導入・入れ替え、採用活動の改善、育成プログラムの導入など様々なことを同時並行的に、絶えず実行していったという感じでした。もちろん私だけの力ではないのですが、8年かけて歴史ある会社が少しづつ変化していく姿を見て、私なりに手応えや自信を得ることができました。そんな中で40代中盤を迎え、新しい環境で新たなチャレンジをするなら今かもしれないという思いがあり、このタイミングで改めて転職することを決めました。

なぜAntwayに入社したのか

少し長くなりましたが、こんな経歴をたどって、今年(2024年)3月にAntwayに入社しました。今回の転職でなぜAnytwayを選んだのかということをお伝えしたいと思います。

私がAntwayを選んだ理由は主に以下の3点です。

1.経営者と価値観がフィットすること
人事の仕事というのは経営とほぼイコールだと考えています。経営は事業を行うことですが、事業は結局人がやるものであり、事業に携わる人が同じ目的・目標に向かって、協力して動いて、かつその人たちが継続的に成長していかなければ、事業の成長・発展はあり得ません。人事がうまく機能しなければ、経営はうまくいかないだろうと考えています。ですので、自身が人事として仕事をする上では、経営者と二人三脚で取り組んでいく必要があると思っていますし、経営者と近しい価値観を持って仕事ができるかどうかが大事なポイントでした。Antwayの面接を受けた際、代表の前島から「社会に感じる不条理さ」について質問されました。私は「メリトクラシー(≒能力主義)」についての話をしたのですが、それがAntwayが目指している「機会の平等を実現する」こととすごく繋がっていることに気づき、前島とその場で共感しあえたことが印象的でした。

2.事業への共感
これは当社のメンバーの大半がAntwayに入社を決めた理由のひとつだと思います。私もその一人です。自身が5歳の娘がいる子育て世帯ということもあり、家事の負担は日々感じています。入社前に実際に「つくりおき.jp」を利用し、料理の味はもちろんのこと、サービスとしてとても素晴らしいものだと実感しました。また、日本は人口減少に直面していますが、社会サービスを提供する人が減るということは、家庭で家事労働に割ける時間が取りづらくなることも意味しますので、「家庭から義務をなくす」というのは、これからの日本の社会課題の解決に繋がることでもあると思っています。社会という大きな視点からと一個人という視点からの両方から共感ができるサービスというのはなかなかないのではないかと思います。そうした事業の一旦を担うことができるというのは、非常に大きな魅力に感じました。

3.難易度の高い環境であること
転職活動を始める際にひとつ決めていたことがあります。それは、「迷ったら一番チャレンジングな会社を選ぼう」ということ。Antwayは私にとって未知が詰まっている会社です。これまで在籍した会社は、ここまでスタートアップフェーズの会社はありませんでした。また、これまではBtoBの事業の世界に身を置いてきたので、D2Cのビジネスに携わるのも初めてです。またIPOを目指すフェーズの会社も初めてです。私にとっては新たなチャレンジだらけではあるのですが、せっかく新しい環境に飛び込むと決めた以上、自身が最も成長できる会社で働きたいと思ってAntwayを選びました。

入社して感じたギャップ

Antwayに入社して1ヶ月ほどになりますが、充実した日々を送っています。とはいえ、入社して全くギャップがなかったわけではありません。私が入社して驚いたことが大きく2つあります。

ひとつは準備・計画にしっかりと時間とリソースを割くこと。スタートアップというと、思いついたら即実行みたいなイメージもあるかもしれませんが、Antwayの場合は準備・計画をしっかり行って、実行はとにかく速くという考え方で動いています。人によっては「面倒臭い」とか「そこまでやらなくても・・・」と感じる面があるかもしれませんが、その方が手戻りやムダがなく、結果的にストレスが少ないという考え方に基づいています。

もう一つはドキュメント文化が浸透していることです。社内のありとあらゆるものが言語化・文書化され、Notion上にアップされて、誰もがアクセスできるようになっています。これも「そこまでしなくても」と思われる部分もあるかもしれませんが、言語化するということは考えが整理できていないとできないことですし、言葉にすることによって認識のズレなどを防ぐことができます。

はじめは少し戸惑ったところはありましたが、今はとてもポジティブに受け止めています。上記のような考え方の背景にある目的や意図(これもドキュメント化されています)を知り、「Antwayは効率性ではなく、合理性を大事にしている会社なんだ」と私自身は理解しています。

終わりに
ということでなんだかんだで長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

こちらを読んでいただき、Antwayに少しでも興味を持っていただいた方は、絶賛新しい仲間を募集中ですので、是非ご応募ください!まずはカジュアル面談からでも大丈夫です。

お待ちしております!




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