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採用募集中!アントラーズのデジタル・メディア担当の仕事とは?

こんにちは、HRチームの中山です。

初めてのnoteになりますが、これからも登場していきますので、皆さまよろしくお願いいたします!

今日から2回にわたって、先日から採用募集を開始した2つの業種、「デジタルコミュニケーション」と「広報PR」についてご紹介していきます。どちらもクラブの情報発信を担う役割であり、日々連携して業務にあたっていますが、主担当とする領域はそれぞれ異なります。まずは私からアントラーズの情報発信体制についてご説明し、その後、今回は「デジタルコミュニケーション」の担当者より業務内容や仕事のやりがいなどをご紹介したいと思います。

アントラーズの情報発信体制

アントラーズでは、デジタルコンテンツ制作部隊が年中無休で稼働し、クラブ公式メディアでの発信にかかる一連の作業(選手取材、撮影、ライティング、クリエイティブ制作、ウェブサイトの運用と保守など)を担当しています。

そのコンテンツ制作部隊とデジタルコミュニケーション担当を総称して、「メディアチーム」と呼んでいます。

大まかにお伝えすると、選手・スタッフ(いわゆる現場)、相手クラブ、外部メディアとの取材調整やリレーション構築を担う窓口となるのが広報PRチームで、クラブ公式各メディアにおけるコンテンツ企画やディレクションを行うのがデジタルコミュニケーション担当(≒「メディアチーム」)です。

プロフットボールクラブであるアントラーズにおいて、メディアを通じたファン・サポーターの皆さんとのコミュニケーションは必要不可欠なものです。チームや選手のメッセージ・思いを、より早く、より正確にお届けすることが重要です。時代とともにメディアや情報発信の形も変わってきた中で、より充実したコンテンツ提供と情報発信を行うために、日々ハードワークしています。

デジタルコミュニケーション担当の仕事

それではここから、デジタルコミュニケーションチームリーダーの内藤より、業務内容をご紹介します。

・鹿島アントラーズ公式デジタルメディア戦略推進・企画立案・実行
・公式SNS、アプリ、ウェブサイトの運用とディレクション
・公式取材・コンテンツ制作におけるコーディネートとディレクション
・制作リソース・発出コンテンツ、品質等のコントロール
・デジタルファンマーケティング推進、マネタイズ戦略の策定
・マーケット・顧客リサーチやメディアイベントの実施

<デジタルコミュニケーション求人情報>

アントラーズが運用するオウンドメディアは公式サイトをはじめ、各種SNS(Twitter、Facebook、Instagram、YouTube、TikTok、note)、SÓCIO・ファンクラブメンバーの皆さまやJリーグID登録者を対象とするメールマガジン、昨年4月にローンチしたアプリなど、多岐にわたります。全てのメディアを合計すると、年間に配信・投稿するコンテンツは7,000件ほどに達します。

年間7,000件と一言で言っても、配信するコンテンツは多種多様です。今シーズンから注力しているSNSプラットフォームでの動画配信などコンテンツ企画段階から着手するもの、社内各チームからの告知依頼を受けて発出スケジュールを調整し、掲載まで至るもの、そして突発的に発生するもの(選手の負傷やコロナウイルス陽性診断のリリースなど)と、種類も性質も様々です。それら全てを管轄し、スケジューリングとクオリティチェックを行っています。また、「鹿BIG」や「鹿ライブ」のようなオンラインイベントの企画・運用も担当しています。

オンラインイベント「鹿ライブ」運用の様子

さらに、チケット・グッズ・ファンディベロップメントチームと連携しながら、JリーグIDベースのデジタルマーケティングも担当しています。フットボールビジネスのToC領域において、チケットとMD(グッズ)が収益軸となりますので、デジタル面から売上に貢献できるように、様々な施策と告知を展開しています。

JリーグIDベースのCRM紹介資料より抜粋

入社のきっかけ

入社のきっかけをご紹介しようとすると、自己紹介そのものになってしまうのですが、少しお付き合いください。もともと私は物心ついた時からのアントラーズサポーターで、1997年以来、スタジアムでユニフォームを着て応援してきました。大学卒業後はフリーランスのライターとしてサッカー界で仕事をしていたのですが、本当に幸運なことに、アントラーズの「メディアチーム」との縁があり、2014年から5年間にわたってコンテンツ制作に携わってきました。

2015年のTwitter/Facebookアカウント開設期は試行錯誤の日々でした。懐かしい。

2016年、2018年に出場したFIFAクラブワールドカップに帯同した日々も本当に印象的です。日本開催の2016年、明治安田生命チャンピオンシップからFIFAクラブワールドカップ、天皇杯に至る怒涛の1か月間は、今振り返っても夢のような時間でした。執筆を担当したFREAKS+のプレビューコラムがどんどんヒートアップしてしまったこともよく覚えています(多くの反響をいただき、文字通り皆さんと一緒に戦っている感覚でタイトルマッチに臨めました)。

そして2019年4月よりJリーグIDのデータ分析やCRMにも携わるようになり、2020年から現在の立場で業務にあたっています。入社年度としては2021年なのでまだ2年目ですが、アントラーズとのつながりは、サポーター時代を含めれば25年以上、「中の人」としては9年目になります。

デジタルコミュニケーション担当のやりがい、楽しさ

デジタルコミュニケーションはファン・サポーターの皆さんからの反応をダイレクトにいただける領域ですので、企画したコンテンツが好評だと単純に嬉しいです。今季はSNSコンテンツ(特に動画)の充実に注力していて、新たなチャレンジとして実施している「デジタルサイン会」や「キッズエリアに選手が挑戦」などは多くの反響をいただきました。

今年からはインフルエンサーの方にもご協力いただき、タイアップしたコンテンツの制作にもトライしています。勝負にこだわるクラブの哲学と、カジュアルなコミュニケーションとのバランスは非常に難しいのですが、アントラーズを知っていただくきっかけ作りとして、今後もチャレンジしていきたいと思います。


デジタルコミュニケーション担当に求められるもの

必須/歓迎スキルは求人情報に記載していますので、詳細はそちらを参照いただくとして、何より大事な要素は「アントラーズファン・サポーターの皆さんの温度感や感情に対して常にアンテナを張り、キャッチしていること」だと思っています。

マーケティング用語では「顧客視点」などと言いますが、そんな言葉では表せない関係性でともに歩んでいくのがファン・サポーターの皆さんだと思っていますので、その心理と寄り添いながら情報発信を進めていく意識と感覚を持つことが不可欠です。

例えば…。チーム状況や試合結果に応じて調整を繰り返しながら、日々のスケジューリングを行うのがこの業務の常です。様々な要因が複合する中で各施策の発出日を決めているため、ギリギリの調整を経て決定した日時から動かせないものもあり、「負けた後にこんな施策は出さないでほしい」といったお声をいただいて、もどかしい思いに駆られることもあります。アントラーズのファン・サポーターの皆さんは本当に熱量高く、様々な発信に対してリアクションしてくださるので、その声と向き合いながら情報発信を進めることがやりがいであり、コミュニケーションを司る担当の難しさでもあると感じています。

デジタルコミュニケーション担当・採用募集中です!

私はもともとサポーターだったというバックグラウンドがありますが、過去にアントラーズとの接点があることが必須条件ではありません。ただ、「すべては勝利のために」というクラブミッションへの理解、ファン・サポーターの皆さんに傾聴する姿勢とバランス感覚を持って、機動力・柔軟性高くハードワークできる方と、一緒に仕事をしていきたいと思っています。

デジタルコミュニケーション領域のポテンシャルは無限大で、もっともっと仕掛けたい新企画も多々あります。そうした新たなチャレンジを、ともに推進していく新しいメンバーの方と巡り合える時を、心待ちにしています!

<デジタルコミュニケーション募集要項>

<アントラーズ採用情報>

9月14日(水)には広報PRチームリーダーの松本と私が登壇するオンラインイベントも予定されています。文面ではお伝えしきれない部分も含め、業務内容についてトークできればと思いますので、ご興味のある方はぜひご参加ください!

<9/14(水)オンラインイベント情報>