ライアン

南極のコケ植物の研究をしてる大学院生です!🐧 2回の大学院入試を経て、無事に大学院に入…

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南極のコケ植物の研究をしてる大学院生です!🐧 2回の大学院入試を経て、無事に大学院に入学しました~ 南極観測隊員になって憧れの地、南極でのフィールドワークを通じて研究するエピソードを綴る予定です ※プロフィール画像は麦茶ではなく南極の氷入りウィスキー

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  • 宇宙よりも遠い聖地に向けて

    南極観測隊を夢見る現役大学生ライアンが実際に観測隊になるまでのエピソードを綴る!!(予定) 皆さんは「南極大陸」という言葉からどんな世界をイメージするでしょうか。 僕は圧倒的な大自然、誰かの努力が実る場所と心沸き立ついくつもの言葉や情景が胸に浮かび上がってきます。どうやら、大学生ライアンの若い心は南極にがっしりと掴まれてしまっているようです。 南極への想いの大きなトリガーは、アニメ「宇宙よりも遠い場所(通称:よりもい)」。主人公4人のように僕も南極の地に足を踏み入れたいです。 是非、ライアンの挑戦の記録その目に焼き付けてください 笑

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宇宙(そら)よりも遠い聖地に向けて①

こんにちは、神奈川で理系大学生をやっているライアンです。 現在学部3年生で、植物の研究をしている研究室につい先日配属されたばかりです。 実は、僕には夢があります。それは、「南極観測隊になって、自分にとって聖地の南極の地を自分の足で探索したい」という夢です。 聖地といっても、もちろん宗教的なものではないです。(家は仏教ですが、僕は無宗教をきどっています 笑)聖地というのは、僕個人にとってのことです。今までに南極とは3つ接点がありました。 ①(このノートタイトル通り)アニ

    • 自分の世界を創るのは自分の決断

      知りたいことがある。でも、それを知るための努力をしていなかった。 誰かが自分の窮状に気が付いて、求める知識を運んでくれるのを待っていた。それがこれまでの自分の在り方だったと、今更ながら気が付き、恥ずかしい思いをしながら反省をしています。 先日、修士論文に相当する「中間報告」を提出しました。 自分が在籍する大学は5年一貫制博士課程なので、2年間の成果を報告する書類は「修士論文」ではなく「中間報告」なのです。自分の2年間の成果をまとめる中で、色々なことが自分に不足していることを

      • 休日考 ー悔いのない休日の過ごし方ー

        「あーーー、今週末何したっけ…。」 休日の終わり、月曜日が目覚める15分前、日曜日の夜更けに思う。 どんな2日間を過ごしていても、この後悔に似た感覚に襲われるとすべてが台無しになってしまう。 休めなかった日々とその理由思い返すと、高校2年生の個人研究(の授業)が始まったころから土日を忙しくさせて充実感を得ることを好んでいた気がします。様々な用事が重なって、14日間連続で高校の制服に袖を通したときにはその充実した日々を誇らしく思ってもいた。 それじゃいけないと気が付いたのは

        • そして「日常」に。

          オーストラリアの季節が冬から春へと変わるように、自分の生活も日本式からオーストラリア式に移り変わり始めました。 朝起きてGood Morningと言い、出かける時には「Have a good day」という。大学でも「おつかれ~」ではなく、「Hi how are you?」と声をかける。 お店での支払い時もクレジットカードをかざすだけ。 そんな、オーストラリアの滞在が1か月を過ぎ、帰国まで残すところ数日になりました。 あっという間だったというのが正直な感想です。 今回は、

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          「古くて新しい迷宮」と「抜け出せた迷宮」

          オーストラリア留学が始まって2週間半が経過し、滞在の折り返し地点に到達してしまいました。 そんな中で出会った2つの迷宮についてのお話です。 研究編ー「古くて新しい迷宮」ー今回の留学は液体クロマトグラフィー(HPLC)という、水溶液中に溶けている物質の種類や量を計測するための実験機材の使い方を教えてもらうことが目的でした。そのHPLCの使い方も先週から教えてもらいはじめ、今自分のサンプルを調製してたりしているところです。 ただ、HPLCの使い方を習えばすぐに日本でも実験がで

          「古くて新しい迷宮」と「抜け出せた迷宮」

          連続2週間以上の海外滞在は初めて。

          あっという間で、オーストラリアに来てから2週間が経過しました。 これまでにも何度か海外に行ったことはありますが、長くとも15日間ぐらいがこれまでの最長記録でした。 今回の約1か月の滞在は自分にとって新たなステージといえます。 日本便利すぎやな…。2週間滞在して、「日本って便利な国なんだな」という当たり前の事実の再確認する機会が何度もありました。 例えば、お酒。僕はお酒が好きです。ふと飲みたくなる夜もあるというもの。 日本であれば(都内を想定してます)、少し歩けばコンビニや夜

          連続2週間以上の海外滞在は初めて。

          ライアンは英語の夢をみるのか。

          長い8月小学生の夏休みは無限に続くかのように感じられたのに、大人になると8月があっという間に過ぎ去ってしまう。なぜだろう。(大人と子供で体の大きさが違うから、代謝のなんやかんやで時間の流れが違うという話があるみたいです) …そう思ってました。2023年までは!!! オーストラリアに来てからは毎日知らないこと、新しいこと、英語だらけで時間がめちゃめちゃに長く感じられました。もう1か月くらい経過した気がするけど、まだ1週間ちょっと。小学生ぶりに「長い8月」を経験しています。

          ライアンは英語の夢をみるのか。

          極みでないけど、南の大陸へ。

          オーストラリアなう。日本から出発して南に南に進路をとって果てまで行けば、憧れの南極大陸。 でも、それよりも手前には広大な砂漠とコアラの大陸オーストラリアが広がっている。 そして、僕は今そんなオーストラリアにいます。 RPGとかも最後のボスダンジョンに向けて手前のダンジョンから攻略していくし、そんな感じかも。 シドニーに着陸した飛行機からタラップに出て、すぐに感じたのは、冷涼で乾燥した冬の風。蒸し暑い日本からの避暑にはもってこいの空気。 海外に出るのは、2019年12月のホノ

          極みでないけど、南の大陸へ。

          ”それっぽさ”を抜け出して。

          「お、それっぽいじゃん。」 大学院の博士課程で若干の生活費が支給される制度、通称「学振」の申請書を書いている時に満足げにこぼれた一言。 無意識の言葉だったけど、言ってからハッとした。 そこにあるのは”それっぽい”だけで、”自分らしさ”がない文章だったから。 研究費を獲得するための申請書を書くことはめちゃめちゃ難しい。 自分が一番扱いたいと思っている範囲で何がわかっているのかを知っているのは当たり前。「生物学」全体でどのようなことがわかっていて、何がわかっていないのかを認識し

          ”それっぽさ”を抜け出して。

          ずっと3月31日ならいいのに。

          春は「出会いと別れ」というけれど、時系列で言えば「別れと出会い」。 今まであったものと別れた寂しさが消え切らないうちに、新しいものと出会い心の内に入ってくる。そんな春に特有の心の揺れを実感して、一年がめぐるのを実感する。 皆さんのところにも新たな一年の巡りが始まることを告げる出来事はありましたか。 移り変わる狭間の時間、一睡もせずに迎えた4月1日の早朝に思ったことを書き残します。 所属する大学院の生物グループから、何名かが新しい場所に移ることとなりました。博士号を取得し

          ずっと3月31日ならいいのに。

          子どもから大人に、考え方の変化

          あけましておめでとうございます! 「2022年」には近未来感を感じるけれども、「2023年」にはそれを感じないのは何故かを考えてるうちに年が変わっていたライアンです。 (多分、2022は”2”が三つ連なってるのがかっこよくて近未来感があふれるんじゃないかな) そんな高校生のころと変わらないような思考をしている瞬間もありますが、高校どころか大学時代にも考えていなかったようなことを考えている時間が長くなってきました。例えば大学院での研究の方向や進め方、そして家族のこと。 自分

          子どもから大人に、考え方の変化

          青い空、緑の山々、白い雲のある夏休み②

          大学時代の友人2人から「まぁ夏だから山にでも登って温泉にでもつかろうぜ」という長すぎる名前のLINEグループに招待されてから2週間。主催してくれた友人は、探検部やワンゲルサークル(ワンダーフォーゲル)に属していたためアウトドアが大得意なので、あっという間に行先が群馬の「谷川岳」に決まり、登山靴などを買いにく手筈が整っていった。 そして訪れたモンベル御徒町店。ビル数階にわたって店舗が入っているので品ぞろえがすごく充実していた。元々インドアなタイプなので、アウトドアの店に足を踏

          青い空、緑の山々、白い雲のある夏休み②

          青い空、緑の山々、白い雲のある夏休み①

          アブラゼミの鳴き声をBGMに、青い空、白い入道雲、緑の山々を一望する景色は日本人の9割が持つ”夏休み”の風景でしょう。しかし、その中でも実体験としてそんな絵にかいたような夏休みを経験して大人になった人はごく一握り。自分も体験できなかった側の人間。 幼少期を振り返っても、祖父母の家の周りには畑はあれども山はなく。仮にあったとしても、大きな向日葵、もぎたての胡瓜、ポケモンのカセットが入ったDS、手が届く範囲にある楽しいことに夢中で俯瞰した風景なんて意識してなかったことでしょう。

          青い空、緑の山々、白い雲のある夏休み①

          しばらく休載のお知らせ。

          これまで2年半(ほぼ)毎日掲載していたこのnoteですが、一旦毎日更新をお休みしようと思います。毎日更新再開の予定は未定です。 アウトプットし続けることの大切さを教えてくれた年上の友人に勧められて始めたnote。2回にもわたる受験準備の時期など本当に苦しい時も、note更新したら誰かが見てくれるということをモチベに頑張ってきた面もあったため、今回休載するのは正直心苦しいです。 理由としては、余裕のある一人暮らしの大学院生活の生活パターンを作るためです。一人暮らしを始めて3

          しばらく休載のお知らせ。

          ちょっと生活に完璧を求めすぎかな

          休日の生活スタイルと、平日の生活スタイルは変えないといけない。 昨日は一日オフで、朝から洗濯して、ごはんも作って、買い物もして、昼と夜も自炊をしてとやってました。でも、今日は普通に朝から大学院があるのにそれと同じことを「昨日もできたのだから」と言ってやろうとしてしまってた。 どうりで疲れるわけだ。 手を抜くわけじゃなくて、その日その日にあった生き方をすればいいだけのこと。簡単だけどすぐ忘れてしまう。 Aと決めたら今後はずっとAじゃないといけない、なんてルールはないのに。

          ちょっと生活に完璧を求めすぎかな

          しっかり休んで、気力のいる仕事を

          一人暮らしが始まって以来、家のことをすべて自分一人でこなさないといけなくなりました。炊事洗濯掃除に大学。回らんよ!と言って掃除の頻度を落としたり、スーパーでお惣菜を買ってきたりしてなんとかしているうちに大学院生活2週間が過ぎ去りました。その間で家のことを何とかしながら大学院に行く生活が回せるように。ただ、平日は慣れないことだらけで炊事洗濯、時々掃除で手一杯でした。 昨日今日は2日とも完全にオフにしていたため、かなりしっかりと休めました。昨日一日はよく眠り、ごはんもほとんど作

          しっかり休んで、気力のいる仕事を