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【学研まんが】漁業協同組合のひみつ オススメ度:★★★★★(1〜5)

テーマ

北海道の漁協に特化していつつも、農協や生協についても触れられています。

実用性

知識として。地域住民にとっては関わりが深いものの、それ以外の人にはなじみが薄いです。もちろん、海産物の流通を通してお世話になっていますけどね。

ストーリー

東京から北海道に引っ越してきた女の子主人公が、地元漁師の息子や、頼れるおじさんドンさんと漁協について学びます。ドンさんの妹夫婦や、漁協の職員さんなど、解説役が豊富。

道東の野付半島でストーリーが始まり、離島の漁協について調べるため、稚内に移動(車?)して、そこからフェリーで礼文島に。道東出身の私の父曰く「車で1時間なら近所」らしいですが、野付半島~稚内は車で7時間くらいかかるっぽいです。さらに礼文島までフェリーで2時間、フェリーが着く島の 南側から島北端のスコトン岬まで車で45分。小学生の女児をそんなに連れまわしたらイカンですよ。

ファンタジー

前半はリアル路線、後半からファンタジー全開になります。ドンさん、礼文島に行くまでは普通の人間でしたが、途中から三叉槍を持って魔法を使いはじめます。朝の5時半にタイムワープ(リープ?)、さらに本気出してタイムワープを連発します。昭和初期の日本、18世紀イギリス、幕末日本など。ポッと出の感が否めない「海の魔人」との対決も。

エピローグでは、先に出版されている「ほたて・こんぶ・秋さけ」の海産物3部作のキャラクターたちも登場して大団円です。他作品のキャラをゲスト出演させる演出はズルい。全部読まなきゃいけなくなりました。7月は海産物月間です。


一行知識

北海道の食料自給率(カロリーベース)は、217%。



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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。