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シンガポール駐在によるアジア旅行先ランキング② 〜 海のASEAN+α

さて海のASEANということで、インドネシア・マレーシア等への旅行経験について、前編と同様にランキング形式で共有したい。

シンガポール駐在でビーチリゾートといえば、モルディブになるわけだが、1泊何十万×数日となると100万円あっても全然足りないので、まだ勇気が出せずにいる…。

アジア近辺のビーチリゾートは海の透明度等でハワイやタヒチに劣るものの、夫々に個性があり、そのあたりを簡単に触れつつ、8か国中1位はどこか、是非楽しみに見てほしい。
(ちなみに、写真はハネムーンで訪れたボラボラ島のオテマネ山。ここまで綺麗な海を見るためにはやはりモルディブしかないようです。。)

前編はコチラ。


① インドネシア (バリ島)🇮🇩

大人の満足度:☆☆☆☆ (4/8位)
子供の満足度:☆☆ (6/8位)
コスパ/タイパ:☆☆☆ (4/8位)

タイと同様に、東南アジアで洗練されたリゾートといえばバリ島。欧米からも観光客が多く訪れるため、高級ホテル、お洒落なカフェ、女性好みの雑貨屋など、行きたい場所は絶えず、5年間の駐在期間(コロナ禍で実質3年間)の間で3回もバリ島に訪れた。ビーチではパラセーリングやバナナボート等の定番のマリンアクティビティを楽しめる他、高地のウブドは一転肌寒く、日本人が郷愁を覚えるライステラス(棚田)や、寺院巡りなど異なる一面を楽しめる。
ただ、コロナ後に戻ってきた膨大な観光客を受け入れるだけのインフラが整っておらず、渋滞のせいで車での移動時間が長くなりがち。子供にとってのここだけの経験というものにも欠けるため、総合順位は5位に止まった。

子供達が一番楽しかったというパラセーリング
駐在員にとってはリーズナブルな日本料理(水炊きなど)が楽しめる「星のやバリ」 
駐在員用ホテルだろう(日本人がわざわざ旅行で食べるものではないので)
信仰心厚く、一般家庭にも沢山の仏塔がある
(ちなみにこの見慣れた門。そう、ドラゴンボールの天下一武道会のモデルはバリ島らしい)
妻が見つけた竹のみで建設されたコテージ「Eco Six Bali」
トカゲや野鳥等が苦手だと厳しいかも

② オーストラリア (パース)🇦🇺

大人の満足度:☆☆☆☆ (3/8位)
子供の満足度:☆☆☆☆ (3/8位)
コスパ/タイパ:☆ (7/8位)

駐在員数名が一番オススメと推すオーストラリアのパース。カラッとした過ごしやすい空気と、洗練された街並みはアジアでは味わい難く、高評価に納得。我々はレンタカーを借りて、少し離れたピナクルズまで行ったが、大雑把なお国柄にもかかわらず、スピード違反など交通ルールに非常に厳しい(私は駐車違反で罰金を払うことになりました)。子供たちは砂丘遊びや、定番のコアラやカンガルー等と戯れ、食事(特にシーフード)も美味しかったものの、コスパ/タイパ(フライト時間/費用が割高が足を引っ張り、総合評価は4位。ただ、ワイン好きの場合は、ワイナリー巡りも楽しめ、更に評価が高まるだろう(私はあまりお酒に強くない…

4-5月は肌寒く、砂浜で波と戯れる子供たち
パースからピナクルズに向かう途中にある砂丘で
サンドボードやバギーで永遠に続きそうな砂丘を疾走 
有名なピナクルズ 日没後も素晴らしい星空も楽しめる
意外とデカいコアラ 子供はビビって抱っこ出来なかった

③ マレーシア🇲🇾

大人の満足度:☆ (8/8位)
子供の満足度:☆ (7/8位)
コスパ/タイパ:☆☆ (6/8位)

シンガポールから陸続きで、気軽に行けるマレーシア。ジョホールバルにあるLEGOLAND・ゴルフリゾート・孤島リゾート等、数え切れないほど日帰り旅行・弾丸旅行を経験したが、シンガポール食文化が似通っていることもあり、近い・割安という以外に魅力に乏しい。。クアラルンプールにも伺ったが、中心部であっても古びたビルが多く残っており、アジアの他の国に比べて勢いを感じない。車社会であることから渋滞が酷いのもマイナスで、海外移住先ランキングで上位になる魅力は私には感じられなかった(ゴルフ好きか、教育移住目的かな)。。当然、総合評価は最下位の8位

クアラルンプールで個人的に最も興味深かったバトゥ洞窟
4億年前にできたと言われる鍾乳洞の景観は壮大
シンガポールから直ぐのジョホール LEGOLAND
小学生低学年の子供を持つ家庭にオススメ
有名ブロガーが激推ししていたBatu Batu島 本格的なリゾートと比較すると、食事・ビーチともに残念な感じ
駐在員御用達のForest City Golf 
ちなみに中国運営会社は破綻しているので要注意

④ シンガポール🇸🇬

大人の満足度:☆ (7/8位)
子供の満足度:☆☆☆☆ (2/8位)
コスパ/タイパ:☆ (8/8位)

2年前のシンガポールのエンタメについて既に書いたが、シンガポールの凄さは新陳代謝の良いところ。レストラン・娯楽施設、なんでもダメなものは1年も経たずに撤退、常に新しいもの・面白いものを体験出来るのが良さだろう。
最近のおススメとしては、子供はVR施設(動画リンクご参照)、大人はゴルフ(プレイフィーは3万円前後と高いが)など、観光として数日訪れるのは悪くないものの、6年も駐在するものにとってはいい加減飽きてきたのと、何でも高すぎるいうことで、総合評価は7位

コロナ禍で空気が澄んでいたため、撮れたマリーナのベストショット
24年6月に閉鎖予定のマリーナゴルフクラブ 
景観は良いが、組ごとの間隔が非常に短く、ゆったりの楽しめないのが残念
日本未上陸のVR施設「SANDBOX」 値は張るが没入感は凄かったのでオススメ

⑤ クルーズ (ロイヤルカリビアン)🛳

大人の満足度:☆☆ (6/8位)
子供の満足度:☆☆☆☆☆ (1/8位)
コスパ/タイパ:☆☆☆☆☆ (1/8位)

さて色んな国を紹介してきたが、堂々の第一位は国では無く、コロナ直後に乗ったクルーズ船である。当時はまだ入出国が認められておらず、「Cruise to Nowhere」つまり船の上で漂っていただけである。クルーズのイメージは定年後のシニアの楽しみというイメージだったが、大人は各種豪華ショーやライブ演奏+食べ放題ディナー、子供はプール・スカイダイビング体験・ロッククライミング・ゴーカート等、一日中遊びまわれる。
大人は流石に飽きが来るものの、子供たちは非日常体験として一番楽しかったらしい。これが3泊4日、ショー・食事など全てコミコミで、なんと15万円弱!!子供はほぼ無料なので、シンガポール駐在期間中には是非一度はトライしてほしい。

我々が乗船したのは写真の隣に停泊していた「Quantum of the seas」
巨大なプールが複数あり お酒を飲みながらくつろげる
波乗り体験 初心者は腹ばいで乗るのが精々でした。。
セントーサ島にもある「iFly」 上手く姿勢をコントロール出来ると綺麗に浮くことが出来た
年中どこかで生演奏やDJライブ等あり、船から出なくとも十分に楽しめる

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