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#映像制作
(HDRに限らず)モニターのキャリブレーションをさらに本気でやってみる3️⃣
今回はLightspace HTPの機能をいくつか解説しよう。
Colourspaceも基本的には同じだと思って良いので、Colourspaceユーザーも是非参考にしてほしい。
まずはDisplay Charactarization。これは受像機、モニターやテレビなどの表示特性を厳密に計測する機能だと思えば良い。
ビデオ中でも触れている通り、Lightspace HTPでの計測の中心となる機能だ
(HDRに限らず)モニターのキャリブレーションをさらに本気でやってみる2️⃣
モニタ校正にColourspaceを使用することで極めて高度かつ高精度なモニタ校正が出来るようになる。
実際の作業画面を見ながら解説するビデオを公開したので、今回はそれを解説していこう。
ちなみにビデオでは安価に導入できるよう、ColourspaceではなくLightspace HTPオープンライセンス版を使用している。
ビデオ内でも言及しているが、HTPオープンライセンスは測色機の制限がないので
(HDRに限らず)モニターのキャリブレーションをさらに本気でやってみる1️⃣
モニターのキャリブレーションについては既に過去に書いたが、より好ましい結果が得られる方法を紹介しよう。
前回のワークフローとの最大の違いは使用ソフトだ。
DisplayCal(Argyll CMS)ではなく、Colourspace LTEを使用した。
買ったはいいがDisplayCalで遊ぶばかりでなかなか使うことのなかったColourspace。
業界圧倒的トップの呼び声高いLightillu
HDR TPG、さっそくためしてみる2️⃣
このノートの更新速度は遅いにが、dogegenのHDR TPGは信じられない速度でアップデートされているので、先ずは更新点を中心に見てみよう。
まだTPGを持っていない場合は以下からダウンロードして欲しい。
バグフィックスが中心であるが、HDRメタデータの指定に対応したこと、Colourspace/Lightspaceに対応したことは大きな変更といって良い。
コンソールにresolveと入力す
正しい画を求めて⑬ カラー”マネジメント”とキャリブレーション。え、同じじゃない?
Twitterを見ると、X-riteやDataColorのソフトでICC作って当てているのにモニタの色が合わない、なんか変わってるけど色がいっちょん合わん、と途方に暮れている様をたま見る。
なぜその様になるのであろうか。
結論だけ言えばやり方が間違っているし使うシステムも違うし機材の補正も十分に出来ていない、ということになる。
が、それだけでは解決につなげるのは難しいだろうと思うので、もう少し詳し
HDRプレビュー(疑似)、出来ました
HDRのグレーディングをするのにHDRでプレビューできないと困ったことになってしまうのは言うまでもない。しかしNLEによっては専用のボードが必要であったり、そもそもSDR環境しか用意できないという例もあるだろう。
このような場合、例えばst2084/rec.2020で出力していると、プレビューが非常に薄暗く、コントラストも無いように見えてしまう。
これはst2084で0~100%までリニアな信
HDRでプレビュー、出来ません?
HDR映像を制作する方法はいくつかある。使用するツールもDaVinci Resolve、Baselight、RioやMistikaといったプロフェッショナル向けから、Vegas ProやEdius、FCPやPremiere/AE、TVMW7などの映像編集からハイアマチュアに向けたものもある。
なお、後者については編集機能の機能の一つ、としてカラーグレーディングやカラーマネジメントが統合されているた
明るいSDRと暗いHDR、そしてOLEDという半端物
SDRの映像もテレビで見るときに明るさを上げコントラストやガンマ、彩度を強めてやるとHDRのような画になることがある。
そもそもSDRだからといって現実の輝度を100cd/m2でクリップなどしておらず(実際にそれをすると殆ど真っ白になるだろう)、実際には映像制作上でのさじ加減一つでそれは100000cd/m2にも200cd/m2にもなりうる。
基本的にここでより広く輝度レンジを保ちつつ、必要な
HDR映像の作り方(その2)
今回はRAW素材を使ってHDR映像を出力してみよう。
今回用いるHDR形式はst2084/rec.2020(P3-Limited) regal level 10bit HEVCとした。
これは所謂HDR10に相当する。
まずはタイムラインにRAWクリップを配置する。詳細は以下で見ると良い。
https://i.imgur.com/snVkeqR.jpg
ついでプロジェクト設定からカラーマネジメ