結婚
―――独りの自由を取るか一緒にいる豊かさを取るか
―――将来どうなるかは分からない
―――大変なのは変わらない
挙式
過去に式場で働いたことがあるが、余興なしの親族のみで行う小さい挙式もいくつか見受けられた。合間合間に流れる幼少期の恥ずかしいカメラロールも無難な構成だし、自分が写ってる写真が少なくても無問題。職場の人に見られるのが恥ずかしいから仲の良い友達だけ集めて行う挙式というのもいくつかあった。
当の式場勤務の先輩方は、付き合ってはいるけど結婚はしない(式はあげない)という考えの人は多かった。また社会人前に別れてしまって出会いがないなんて話もあった。
―――儀式として、顔合わせとしての挙式
結婚式場では人数に合わせて会場のホールが異なるが、大体は40人程度集まる。親族家族のみの場合は20人程度で収まるが、非常に演目も円滑で、両家の顔合わせ・交流の場としての意味合いが高かった。これに関しては、職場の先輩と「こういうとこでしか互いの親戚の顔合わせなんてやらないんだから、挙式なんてこういうので良いんだよなー」なんて話したりしていた記憶がある。
―――明るいカツアゲ
―――交友関係なくとも、最小限の結婚式でOK
早期結婚
結婚生活
―――良いパートナー
―――出会ってからわかる素顔
―――結婚してから変わる価値観
―――結婚は金がかかる
―――清濁併せ呑む
晩婚
―――子供が欲しいなら早いうちが良い
非婚
―――魅力を感じられない
―――資金が足りない
―――男女の傾向
――合理的判断
―――年を取り老いると趣味に注ぐ体力が無くなる
―――焦りから意欲が沸く
―――守るべきものが出来て意欲が沸く
独身
―――結婚に対する価値観
―――なぜ独身なのか?
―――結婚に向いていない
よく付き合って同棲まできた時に相手の短所が目立って冷めてしまうという点がある。お互いマンネリ化してきて一緒にいても面白くない状態が続き、各々顔を合わせずに別の作業をしている時間が多くなり、ふとした小言や愚痴からより一層関係が冷え切って、会いたくなくなって別れたくなるというケースがある。付き合う分には面白いが将来性がない人、結婚するには安定してしっかりしているが面白みのない人など、そもそも結婚に至ってそれを続けていくには持久力が必要であり、超えなくてはいけないハードルが多い。故に自信を無くして内向的になり、結果、男でも女でも人生において結婚しないでもパートナー足り得る存在は欲しいという願望が昨今の同性婚などの多様性の面でホットな現状となっている。結婚しても初めから別居であったり、挙式を挙げたくないと考える人が割合増えているのも経済面以外にもこういった内面的事情があると考えられる。
―――独身貴族の末路
―――独身でいる美学
―――独身から得た教訓
―――人生のパートナーを見つけるのは難しい
―――独身コンプレックスから得た悟り
下記のお悩み相談のQ&Aはとても参考になるだろう。晩婚で結婚した方、バツイチの方、すべてのいろんな人の回答を眺めるだけでも少し気分が和らぐだろう。独身であることを認めた上で人生を生きよう、楽しもうとしている人もいる。自分だけじゃないと安堵するのも重要であると思うが、停滞せずに前へ進むためには立ち向かって進むしかない。ブルース的な人生ではなくロックで華やかな生き方をしたいものだ。
―――時代背景も加味する必要がある
―――結婚生活を送った上で思う独身の自由さと多感さ
二馬力になって生活水準が上がったとしても、二馬力になることで一人になって自由を満喫できる場がなくなり、人と暮らすプレッシャーによって会社と自宅の両方がストレスとしてのしかかることがある。一方、独身は独身で肩身が狭いのは、こういった苦労に掛からず、故に白い目で見られる苦難と言うプレッシャーである。これがどちらを選択しても虚しい現状の理由だろう。
孤独・自殺
―――統計上、未婚は不幸・自殺傾向が高い
―――一方で、結婚も夫婦関係が健康を左右する
―――結婚しても孤独である可能性は免れない
―――孤独に耐えられる人
―――恋愛・結婚を巡ってのハラスメント
恋愛
―――"コクハラ"という概念
―――一方的な好意は相手には響かない
―――理想的な緩いカップル
昔見た印象的なカップルの話だが、とある喫茶店にて、女の人はずっとスマホ。男の人は寝てる。凄い落ち着いてて良かったけど、時折女の人がスマホ片手に「これ凄くない!?」って話しかけては男の人が受け答えする。そしてしばらくダラっとしながら時間が過ぎていく。女の人が今日の運勢やらネット記事に一喜一憂しながら男の人がそれにリアクションする。傍から見ると凄い理想的な感じに思える。他人って沈黙が落ち着かなくてずっと話してしまったり、挙動不審になったりしがちだが、お互い好きなタイミングで話しかけたり好きなことをしてる。それほど信頼がなければここまで落ち着けない。世の中には沈黙が怖くてずっと話ばかりで、話題が尽きれば周囲の人間に目を向けて「あの人さ〜笑」みたいな感じで周囲に干渉しはじめるような人がいる中、こちらとしてもこういう人がいる店というのは各々自由に気を休むことが出来る。本人たちがどう思っているのかはわからない。そうしているうちに「なんかうまいもん食いてーな」と男の人が注文し始める。これぐらい緩い平和的な空間がとても羨ましかった。
―――恋愛はフるほうもフラれる方も辛い
昨今はマッチングアプリで出会うケースが結構多いようだが、条件や基準を自分の中で作って、実際彼氏彼女にするために複数人とやり取りをした上で相手を決めていくというやり方で出会う女性は多い。男性の方も同様にしてマッチングアプリで自信を付けて多くの人と出会うやり方を取っている人は多い。
簡単に出会えるからこそ吟味すべきハードルは高まり、またほかにもっと良い人がいるだろうという考えが思い浮かぶ。恋愛結婚ならまだしも、こういった出会いの場合は理由付けに相手に求める条件が必然的に高くなってしまうのだ。
モテる
―――乱暴な男がモテる言説
―――モテる=結婚に向いている相手というわけではない
―――相手を知ろうとする姿勢
―――興味から来る積極性
―――全力で楽しむ姿が魅力につながる
―――恵まれている故我慢弱い
―――結局は顔
―――モテ仕草がわかっても本当にモテているわけではない苦悩
出会い
結婚式場で一時期働いていた経験からいうと、結論として、
・男女共に30前後で結婚する人が多い。
(男性が年上、女性が年下のケースが多い)
・出会いは大学(のゼミや研究室)で知り合った
・お互い新卒入社して紆余曲折あった後付き合う
・昔の同級生、バイト仲間と久しぶりに飲み、そこから発展
※あくまで自分が担当した挙式ではこれらのケースが多かった
と、ほぼ学生時代か職場での出会いが多かった。横のつながりで人脈が広がり、そこから転じて付き合うケースが最も多かった。まったくの新しい出会いからはmixiからの出会い、または店と客といった立場で徐々に惹かれあっていったケース、ゲームなどでオンラインで付き合い、遠距離恋愛というケースも稀にあるようだ。
―――「理想の相手」を得るのは難しい
―――唐突な出会いエピソード
―――相手を見極める
下記はお見合いの際に、お互いどういう目的で婚活しているかという価値観の違いに関する内容だ。
―――年を重ねてから出会う
―――昔からシステムを利用して出会っている
―――結婚相手を探している時点で恋愛向きではない
インターネット
これは弁当屋でアルバイトをしていた時に出会った男性の話だ。遠距離恋愛中で相手が関西にいて、ほぼメール等のやり取りで交際しているそうで、疎遠にならないのか不安なものの、休暇中に彼女の家まで旅行して泊まったりするらしい。出会いはネットのオフ会で、共通の趣味があったらしく、2人で趣味の店を開くのが夢らしい。その人はペットを飼っていて、それを競売で売ったり買ったりしているらしく、それが趣味らしい。
遠距離だと寂しいのではとも思うが、逆に職場や学校でない完全プライベートな場所で好きなことで繋がった人って個人的には一番理想的だと思う。逆に一緒にいる時間が少ないからお互いの仲を保てる部分もあるのかもしれない。思えば古くからの友人も同様に自分の趣味のオフ会で知り合ったと聞いたことがあった。
マッチングサービス
―――相席屋
相席屋に通いまくっている男性を知っているが、女性側の言い分を聞くとタダ飯を食べるために相席屋に通っている人がまあまあ見受けられるようで、お互い食・女乞食であることには変わりない雰囲気であり、皮肉にもそういった意味ではマッチングしていると言える。
最近では1対1で出会える相席屋「THE SINGLE」というものもあるようだ。
―――マッチングアプリ
離婚
―――相手とのコミュニケーションは重要だった
―――誤ったパートナーとの一生は孤独感を増す
価値観
―――趣味が合う≠価値観が同じ
―――相手とこちらの認識の違いを把握する必要がある
―――偏見じみた考えも功をなす場合もある
―――男と女の利権の主張、求めているのは男女平等か特権か
各々の性差を弱みとして虐げられてきた過去として議題に上げて権利主張するというのはある種社会問題である。お互いの弱みを武器として相手に配慮を促す形で扱われるが、互いが互いの権利を主張するのみで結果答えが出ないという、田原総一朗のいない朝生のような状況となっている。これは結婚にもれず、会社組織でのハラスメント問題にも言えることで、相手の言い分を自身に掛かる負荷を主張することで譲らない形となる。ただこれは譲歩の問題ではなく、そもそもどちらかが涙を流さなくてはいけない問題を解決する必要があり、お互いが最低限譲歩できる及第点を探る必要があると考えられる。
―――景気が左右する生き方
―――一方的な思い込みであってデカい声の少数派の意見がメジャーに見えてしまうネット議論
―――偉大なる母
理想の相手
自分の身の回りで耳にしたある人は、40歳まで結婚は考えていなかったが、たまたま目の前に自分と考えが合う人が出てきて結婚し、DINKSとして生活している人がいる。そのぐらいの関係性の方が案外長く続くのかもしれない。
―――似たもの同士惹かれ合う
―――幼い頃に刷り込まれた価値観は将来に響く
―――初音ミクと挙式を上げた男性(フィクトセクシュアル)
近藤氏は初音ミクと挙式を上げた方だが、当人としては自分のものとして独占する意図ではなく、自分にとっての初音ミクとして結婚して幸せになっている。世界には、車やペットと結婚した例もあり、結婚という概念には広い意味合いが含まれていることを知る必要があるのだ。
今は 2次元キャラクターとの「婚姻届」を受け付ける次元渡航局というサービスが存在するらしい。国内に留まらず海外からも依頼があるらしい。
―――お互いがお互いの足りないところを補完する共依存の関係
誰かに頼らないと不安で生きていけない人と誰かに頼られないと不安で生きていけない人が上手く結びついて相互扶助になっている。自立が難しい場合に誰かといることで成り立つ関係はメンタル的な部分で難点が多いので、どちらかが別れるにしてもややこしい問題になるため、ある意味では上手いバランスで成り立っていると言える。
―――自分の機嫌は自分で取る
―――世間一般の"普通"の価値観の高さ
―――ある面においての短所が実は当初の長所であることに気付く
―――高すぎる理想は実現を遠ざける
とはいえ、結婚したからといって幸せな生活を送れるわけではないのは周知の事実であり、結婚前よりも孤独感が増す恐れも考えられる。ともすれば独身の方が自由は手に入れられた可能性はある。結局は既婚者・独身者の両者が自身の現状を悲観的に見ているが、何でもないような日常が誰かにとっての幸せなのかもしれないという自覚は持っておいた方が良いだろう。やはり、ないものねだりである。
―――結婚は義務ではない、したければする、したくなければしない
お互いの接し方
―――お互いの不満を改善するには自己理解が必要
―――自分の時間が必要
―――お互い依存し過ぎない
また、相手に理想を求め過ぎると、一緒に過ごすパートナーというより秘書やATMのような扱いになってしまう。自分ばかりに目を向けては「辛い」「大変」という感情だけが溜まり、相手が何を思って取った言動なのかという意識が無くなり、自分の加害意識が薄れてしまう。相手も同様にこちらの不満を飲んで黙ってくれているのではないかという配慮は忘れてはいけない。
―――あなたは何もわかっていない&俺だって忙しいんだよ
自分が人に何かアドバイスする際に、相手が突っかかっている問題に対して、表面上・記事上の聞き齧った知見をそれが正しい真理であるように押し付ける人がいる。周囲の噂や関連記事に印象を引っ張られた上での回答をする人が多いのだ。ただ当事者としては現実の問題に直面した際に、文章化できない複雑な心境や問題を鑑みられることも理解しようとされることもなく一方的に押し付けられるわけで、当然「何もわかっていないくせに」と相手に対して怒りが沸く。ここで逆に自身が当事者となって現実の出来事に直面した際に、かつて当事者となったことのある相手に素直に後ろめたさを吐露・謝ることが出来るかだ。大抵、うまくごまかしたりして自分だけは他人から何かを言われる煩わしさもないまま裏で面倒ごとを隠蔽している場合が多い。そこで相手から「それ見たことか」と言われることもないまま、考えや態度を変えるでもなく同じことを繰り返す最悪のケースが多い。重要なのは相手の立場や不安を取り除き、安心させることであって、実際は根本的な問題の解決につながらずとも、心の隙間を埋められれば相手としては納得してもらえる場合があるということだ。
要するに、お互いがお互いを理解しようと寄り添うでもなく自分可愛さで一杯なのだ。
―――自分の不満を息子・娘に押し付けることで子供の価値観を洗脳し、共に責めることで自身のポジション・自我を保つ親にならぬように
家計
―――夫婦共働きの時代
―――子供を作らずに夫婦共働きにしたことで有り余る自由と起伏のない人生
なぜ人は結婚するのかという議題において、一人で生きていくには自由過ぎてかえって不自由であるという点が挙げられる。今もなお多くの人が結婚していく中、独身を続けると肩身が狭くなっていく。さらに、結婚しても子供の有無によって学校行事などに基づくママ友とのつながりや社会参画によって変化を楽しむことが出来る。子供が成長して自立した際に家事は軽減するが、いざ自由に解放されるとその先の道を見失ってしまう。ただ、娘、息子が結婚することでさらにイベントごとが増えてくる。苦労が多い分大変だがそれと引き換えに豊かさが与えられる。どちらをトレードするかがこの先の生き方の駆け引きであり、双方にメリット・デメリットが与えられるのだ。
一方で、子供を作ることで自由な時間が無くなり、経済面から生活水準も下がり、あっという間に時が過ぎてしまうことを嘆いている。これを両方読むに、ないものねだりで嘆いているような感じだ。子供と言うのは多大な資金と時間が必要で、その中間はない。思い通りにいくようなものでもないため、精神的に摩耗する。隣の芝生は青いとご近所で言い合っているような感じであり、ここで記されている意外にも、両家の親族との関わりもあり、苦労する面は多々出てくる。良い面だけを見つめて選択するというより、結果的にこうなったというのが結婚なのだろう。
―――結婚して専業主婦は楽をしたいという願望
―――家計のやりくり
男女の違い
―――男女で生まれる差
未婚率で言うと女性の方が圧倒的に少ないようだが、結婚によるタイムリミットで焦っているのは女性が多い印象だ。また、独身貴族などというと男性のイメージが強く、結婚歴はないが年を取っても遊んでいるような人が多いイメージがある。女性の場合、子供が欲しい・欲しくないの問題があるため、前者の場合は極力若いうちに結婚をしたいだろう。そういった点に配慮して、より女性が結婚しやすいようにしているのだろうが、結果として男性側は子供を産むことがないため焦りもハンデもないということで収入や安定した生活を求められるケースが多く、年齢を重ねるほどシビアで打算的な出会いが多くなってしまうのだ。
―――男性は容姿、女性は経済的な安定を求める
マッチングアプリで二回り以上年上の経営者の男性とマッチングしたという女性の話を聞いたが、結婚願望があったようで、顔はそこまで重要ではなくちゃんとした人かどうかを何人かと出会って探したそうだ。結果的に年収の多い男性と付き合うことが出来たようだが、男の方は性格は問わないが可愛い子でないと無理という声はやはり多かった。
男性は「若くて容姿の優れた女性」を求め、女性は「高収入で安定している男性」を求めている。その結果、マッチングアプリや街コンなどにおいても、若い一般女性と40歳以上の中年男性の経営者のカップルが成立しているケースが多い。この結果は、将来のプラン・人生設計を考える若い女性と若い女性を手にできる自分自身を誇りに思いたい男性のマッチングであり、極めて打算的で妥当性がある。
―――ジャブを打つ
―――結果的に下方婚はお互い幸せにはなれない
相手を選ばなければ出会える人は多くなるだろうが、下記のように下方婚をすると下方婚した相手が不幸になるという結末になる。お互いが納得できる対等な関係性であるからこそ成り立つもので、どちらかが無理に用件を飲んだところで長続きはしないのである。
―――子供が欲しいと考える女性は経済的な安定を求める
結婚について「付き合っている状態で満足」「結婚しても子供は考えていない」などの指標がある中、前述のケースのように、経営者の方と結婚した女性は子供が欲しいと考えている方だった。おそらく育児の観点から考えて十分な環境を求める故に収入など生活の安定を求める傾向が高いのだと考えられる。
最近の若い世代では子供が欲しくないと考える層が割と見受けられるが、子供が欲しいと考える女性は出産に向けて年齢のタイムリミットがあるため、後から欲しいと考えても厳しいという葛藤がある。本当は子供が欲しいと考えていたのに忙しくてピークを越えてしまった女性はそのまま仕事に全振りで、そのまま会社内のお局化してしまう。ただそういった方は実際旦那さんがいることが多い。
―――異性は日頃から接していないと実態がわからない
―――一方の不満に従順になり過ぎると破綻する
―――分断される男と女
下記引用Tweetはツリー上になっているが、男女それぞれが独立を目指し、自分で生きていくことを目指して進んでいった結果、非婚・独身という層が増えていったのだろう。
【男性の場合】
―――男は若くて美人な女性を選ぶ深層心理
―――趣味に没頭する人は浮気をしない傾向?
【女性の場合】
―――各国と比べて家事に費やす時間量が多い日本人女性
―――男だけじゃない、マウント体質
―――誰かに守られているという実感に安心する
参考・関連文献