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パリでリトセラピー

リトセラピーレベル1コースを2021年の秋からスタート

リトはギリシャ語で石

石を使ったエネルギーワーク

私が参加した講座はパリ11区にお店を持つイタリア人女性
レジーナさんのメソッド。身体のエネルギーのバランスを
チャクラの各ゾーンに沿った石を使い不調を整えていく。

今回参加した13人の生徒、
みなフランスで活動するヒプノセラピスト、自然療法士、パーソナルコーチ、マッサージ師、ヒーラー、ヨガ講師、心理療法士、といった人の心と身体のケアに携わる職業を持つ方々。

開口一番レジーナは今エネルギーワークの業界で
起きている問題点について指摘する。

「 私たちは魔法使いではない、自分を防御する石を買いに来る人が今パリでは増えているが石はその様には使用しない。

第六チャクラ(第三の目といわれる眉間のゾーンに位置する)や第八チャクラ(頭上数十センチに位置する) が活性化しすぎて肝心の腹の中心に力が入っていない 」

「 自己啓発セミナーやスピリチュアルの世界に夢中で
第三の目やクラウンチャクラが活性化しすぎて身体にエネルギーがいかないと疲れやすくなる

エネルギーを大小や強弱で判断するよりその人が自分のエネルギーに対しどれだけ信頼しているかが重要

共感性を使いすぎると自分の心が何を感じているか分からなくなる

講義中ノートはとらないで!

話を聞きながら身体の中で起こっている事を経験する事が大事 」

(この後30分遅刻してきた男の子が一人だけ一生懸命にノートをとっていました😅)

などセラピストやエネルギーワーカーに対してバッサバッサ気持ちいいくらいはっきりとエネルギーの取り扱いについて勘違いしている箇所を言い放つ。

自己啓発本、2日で幸せになるセミナーなど時短でゴールに辿り着ける!といったサービスが世界中で蔓延している事に警笛を鳴らす。

本当のエネルギーワーカーはエネルギーを使わない、時間をかけて知識と経験によってクライアントを観察し、身体の声を聞く。

チャクラとは身体の各部にある人のエネルギーが出入りする場所。

一般的には7箇所といわれていますがレジーナのリトテラピーメソッドでは11箇所のチャクラとその意味、それぞれのチャクラの不調和を調律する石を学びます。

私は第八チャクラが意味する無条件の愛、サムシンググレード、宇宙、銀河、無限大♾の宇宙に繋がって、いろんなワークをしてきました。

美容整体やパーソナルトレーナーでお仕事をするクライアントさんにも共感性を持って接してきました。
しかし余りやりすぎるとその道は危険だよ、とレジーナは断言。

特に水晶やアメジストなどを使い安易な方法で第三の目を開花させると自分のエネルギー体の家、とされる臍の部分に位置する第三チャクラにエネルギーがいつもお留守状態になり、外側に目が向き他人と比較したり承認欲求が高くなり生きづらさの原因になる。

自分の居場所かない、という勘違いが起こる。

自分の身体に本来宿っていなければならないエネルギー体がいつも空に、宇宙に彷徨っている状態になるというのだ。

レジーナがクライアントの家にコンサルに行った時の事、

「 家中に、アメジスト、クリスタル、巨大な石が置かれていて頭がクラクラした。石はそうやって使っていくものではない。

波動を上げるだとか、カルマがどうのこうのとかそういう事ではないの。」

「私たちはチャクラのソムリエ今ここで身体の中で起きている事を聞いて

味わい、調和するお手伝いをするの。」

レジーナのアシスタント達は優秀だ。

パリのロックダウンが明け、レジーナの

お店の前には長蛇の列が。お店のアシスタント達がお客さんに合う石を的確に見つけてアドバイスしてくれる。私も仕事で歩き回って身体が緊張した時は2回、店に足を運んでみてもらった。

スタッフが優秀だと店に信頼感がわく

レジーナは

「 私のアシスタントは

才能があったから今私と仕事をしているのではなく時間をかけて石を学んできた人達。だから今一緒に仕事をしている。」

エネルギーワークの仕方は人それぞれ

真っ当に石と向かい合いきちんとした取り扱いを教えてくれる場所に出会えた。


レジーナ自身は元ダンサーで舞台衣装も、やっていたからかアルモドバの映画に登場するような出立ち

髪はマゼンタカラー、黒のシックなドレスを纏っている。

しかし中身は真面目で現実的

講義中はスタンダップコメディアンのように生徒を笑わせる。

面白い先生との出会いはいくつになっても嬉しい。

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