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【インタビュー】自分軸を見つけた彼女が軽やかに進む未来へのキャリアデザインとは

こんにちは。&donutsプロジェクトの採用・HR担当のステフです。

&donutsプロジェクトでは、働くことに制限があっても、それぞれのライフステージに合わせた持続可能な働き方を実現し、継続的なキャリア形成をかなえることができるプラットフォームを目指しています。

HRチームには国家資格キャリアコンサルタントの資格を持つメンバー2名が在籍しており、その知識や経験を活かし、キャリア自律にまつわる対話型のワークショップ「キャリア・カフェ」を定期的に開催しています。カフェでお気に入りの飲み物とおやつでほっと一息つきながら自己理解を進め、自分のキャリアを自由に描けますようにという願いを込めて「キャリア・カフェ」と名付けました。

この取り組みは1年ほど前からスタートし、これまで7回開催しており、
「キャリアカフェ」に皆勤賞で出席してくれているメンバーもいます!(ありがたい)今回は、「キャリア・カフェ」皆勤賞の一人、ちーちゃん(インタビューではCと表記)にインタビューをしてみました。

彼女がこれまでのキャリアの棚卸しをして気付いたこと、これからのキャリアをどのように描くのか、「キャリア・カフェ」に参加し行動変容につながったこと、印象的だったことについて語ってくれました。

ちーちゃん(左)とすてふ(右)

自分のキャリアに漠然とした不安を持っていた日々

ステフ:今回「キャリアカフェ」のインタビュー記事を書くのであれば、ぜひちーちゃんにお願いしたいと思い、お時間をいただきました。今日はよろしくお願いします。改めて、これまで開催してきた全7回に参加してくださってありがとうございます!

C:いえいえ。私の中でもキャリアの方向性が定まっておらず、「私って何がしたかったんだろう」とモヤモヤしていた時期だったので、参加させてもらっていました。

ステフ:まずは、簡単な自己紹介をお願いします。

C:大学時代のアルバイトで接客をしていて、接客の面白さも感じており、接客業っていいなと思いキャリアをスタートさせました。大学卒業後は写真屋さんで写真現像の接客やカメラの販売職に就きました。7年半ほど働く中で、店長業務を3年ほど経験しました。その後ライフステージの変化があり、退職をしましたが、カフェや雑貨屋さんなど、何社かで接客業を経験し、&donutsに入社する前は本屋さんで働いていました。

ステフ:接客業のキャリアを積み重ねてきたちーちゃんですが、異業種の&donutsで働こうと思ったきっかけを教えてください。

C:接客業を多種多様な業種で経験をしましたが、働いている中で自分の専門的なキャリアの積み重ねができていないのではと考えるようになりました。全く異業種であってもITのスキルを積み上げられる仕事にチャレンジしてみたくなり、キャリアチェンジを考えるようになりました。そんなときに&donutsとご縁があり転職をしました。

ステフ:&donutsでWebサイトの運用のお仕事に転職したことは、ちーちゃんにとって大きなキャリアの変化だったと思いますが、今現在のお仕事で接客業で培ったキャリアや経験が活かされている部分はありますか。

C:&donutsに入社して、最初は自信がない部分もありました。そんな中で「キャリアカフェ」に参加し、自己分析を重ねていく中で、これまでのキャリアが今現在の自分の仕事で役立っていることに気付くことができました。例えば、店長時代の人材育成の経験や、どんなことが起こってもどっしり落ち着いて構えられるようになったことなど、今の仕事で活かされる場面があるなと感じています。焦っているときは気づけなかったことに気付けるようになった。私には蓄積したものが何もないと思っていた気持ちが、「私にも蓄積してきたものはあったんだ!」と気が付きました。少しずつできるようになることが増えていくことで、自信もおのずとついてきました。

「キャリアカフェ」に参加することで気づいたこと

ステフ:&donutsで働く中でやれることが増えるとともに、自信もついてきたのですね。「キャリアカフェ」に参加することで、気付いたことやご自身の変化があればもう少し教えてください。

C:「キャリアカフェ」に出るようになって改めて自分ってどんな人なんだろうと振り返ってみました。「私」という人は、何が好きなのか、何が得意なのか、心地よいのかを自分と向き合うことによって、今までぼんやりしていた自分の像が少しずつ明確になってきました。その結果、これからは会社のためだけではなく、自分の人生、自分のために仕事をしようと思うようになりました。会社の中に含まれる自分でなく、会社と自分が良い意味でお互いによいパートナーシップを築けるような関係性をつくっていきたいと思っています。もちろん、今後も会社に貢献していきたいと思っていますが、今まで会社基準で自分のことを考えていたのを、自分基準でどのように会社の中でWillやCan を発揮しながら貢献できるか考えていきたいです。基準が他人から自分の基準へと変化したということかな。これからはライフもキャリアに含めながら自分らしいキャリアを描いていきたいと思っています。

ステフ:素敵です!!そんな風に考えられるようになったきっかけは、「キャリアカフェ」以外にも思い浮かんだりしますか。

自分と向き合うきっかけについて

C:考えてみると、コロナ禍も一つのきっかけだったかなと思います。働き方の変化や、先の見えない時代を経験したことが、改めて自分と向き合うきっかけになりました。&donutsでも在宅勤務が選択できるようになり、仕事とプライベートを切り離すのではなく、自分の生活の中に仕事が組み込まれるようになったことがとても心地よいと感じるようになったことも大きな変化かもしれません。

ステフ:コロナをきっかけに、自分自身と向き合い、自分自身らしさや自分がどうありたいのかを考えるきっかけになったということでしょうか。

C:自分自身を見つめることは、とても大切な時間だったし、転換期になったような気がしています。

ステフ:印象に残っている「キャリアカフェ」があれば教えてください。

C:自分の強み、できること(Can)を再発見する回がとても印象に残っています。メンバーとの対話を通して、それぞれにバックグランドがあること、そして自分自身にもバックグラウンドがあり、誰にでもできること、強み(=Can)があることに気付くことができた回でした。みんなからのフィードバックをもらうことで改めて自分の強みを客観的に捉えることができて自信にもつながりました。

未来に向けて描く自分らしいキャリアとは

ステフ:今後かなえたいこと、積み重ねていきたいキャリアがあったら教えてください。

C :手芸が好きなので自分の作品を自分のサイトを作って販売してみたいです。自分のサイトを企画、構築する中で得たスキルを&donutsのお仕事でも活かして行きたい。これまで身につけたスキルを実践する機会をどんどん作っていきたいと思っています。自分が知らないこと、知識を吸収することがとても好きなので、これからも続けていきたいです。資格取得も目指しているので、勉強も引き続き継続していきたいです。

ステフ:勉強したい!という情熱、エネルギーはどこから来ていますか。

C:「なりたい自分」がいるからというのもあるかな。近くに憧れの存在もいるのも大きいです。「なりたい自分」に少しでも近づけるようになりたいと思うのもエネルギー源になっているかも。人生100年時代、何が起こっても、柔軟に向かっていけるような自分でいられたらいいなと思っています。

ステフ:お話を聞いて、ちーちゃんが一つひとつの経験を通して「自分と向き合い、自分を知る」そんな過程をとても大切にしている姿を垣間見ることができて今のちーちゃんが出来上がっているのだなということを感じました。今日は素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。私も心がほっこりしました。

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終始、穏やかにそして丁寧にインタビューに答えてくれたちーちゃん。自分自身と向き合い、仲間と対話し、そして時代の変化さえもうまく活用して彼女なりの自分軸を見つけるまでの話を聞いて、日頃メンバーの自律的なキャリア形成の実現を支援したいと取り組む立場として、とてもうれしくなりました。

andonuts CAFE #06開催!

11月25日(金)13時30分〜
「私にもこんなにあった!『強み・できること』を見つけるワークショップ」を開催します。

お申し込みフォームはこちらから

自分にできることはどんなことなのか、自身の強みを知ることで、イベントにご参加の皆さまが、もっと自分に自信を持てますようにという想いを込めて企画しました。

もっと自分のキャリアに自信を持ちたいと考えている方、ぜひお申し込みください。人数に制限がありますので、お早めにお申し込みください。
皆さまにお会いできるのを楽しみにしております!

皆さまからのご参加を心よりお待ちしております!