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HSPをご存じですか?

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HSPの橋本なずなです。読者の皆さま、HSPをご存じですか?

HSPとは?
HSP (Highly Sensitive Person) とは、生まれつき高度な感覚処理感受性を持つ人のこと。Highly Sensitive Person の略で、アメリカの心理学者エレイン・N・アーロン博士が1996年に提唱した概念です。
遺伝的な特性としての敏感さを持つのことで、人口の15~20%の人にみられます。
これは生まれ持ったものであり、病気ではありません。

近年、HSPについての書籍やYouTubeが広がりを見せつつも、まだまだ認知度は低いように思います。

上記記載にもある通り、病気ではなく、ヒトの気質の一種で、簡単に言えば「ありとあらゆるものに敏感で気疲れしやすい人」です。

今回はそんなHSPについて、HSPの私がお話していきます。

HSPの定義  “DOES” とは?

HSPの定義として設けられている4つの項目“DOES”は、それぞれの頭文字を取った言葉です。

D:Depth of processing(深く処理する)
O:being easily Overstimulated(刺激を受けやすい)
E:being both Emotionally reactive generally and having high Empathy in particular(感情に反応しやすく  共感力が高い)
S:being aware of Subtle Stimuli(ささいな刺激にも強く反応する)

HSPを提唱したアーロン博士は、この“DOES”すべてが当てはまることがHSPである定義だと仰っています。

HSPの4つのタイプ

HSPと言っても性質は様々。更に細かく4つのタイプが存在します。

1.HSP(内向型HSP/刺激に対してネガティブ)
2.HSS型HSP(刺激追求型HSP/刺激に対してポジティブ)
3.HSE(Highly Sensitive Extroversion)(外向的HSP/刺激に対してネガティブ)
4.HSS型HSE(刺激追求+外向的HSP/刺激に対してポジティブ)

冒頭でサラっと私がHSPであることをお伝えしましたが、正確には私はHSS型HSPです。その他にHSS型HSEは、社交的かつ外向的な一面を持っていることから、もはやそれはHSPなのか?と思われることもありますが、上記4つのタイプすべてが、“DOSE”の特徴を持っていることが前提であるため、HSPであることは変わりありません。

HSPが生きる世界

私はHSPという言葉に出会った時、「なんて的確で簡略的な魅力のある言葉なんだろう!」と思いました。これまで自分のことを説明しようと思うと、「海外とかも好きで行動的だし、人見知りではない。でも人付き合いは好きじゃなくって、よく気疲れする。五感には特に敏感で、突然の物音や、満員電車は苦手で・・・」という風に、沢山の言葉を並べないと伝えられないと思っていたので、HSPの3文字で伝えられるなんて‼と嬉しく思いました。

私のHSPな小話をすると、以前、日曜日のショッピングモールに訪れた時のこと。某サンジュウイチのアイスクリーム屋さんで並んでいると、小学校低学年ほどのお子様が3人、お父様と共にやってきました。その時1人のお子様が突然に走り出し、無邪気にやんちゃを始めてしまい、お父様が大声でお子様の名前を連呼。男の人の力強い声で、叱るように、何度も何度もお子様の名前を叫んでいました。確かに お父様お一人でお子様を見るのは大変だろうと思ったのですが、大きな声/威圧感のある声が私は苦手で、大好きなアイスを買ったにもかかわらず、美味しさなんて少しも感じられず 食べ終えることになりました・・・。(ちなみに味はポッピングシャワーが好きです)

他にも電車での周りの音や匂い、視線。人との会話での些細な表情の変化や、仕草なども気になって、HSPである私は常に神経が緊張状態です。

見ず知らずの人の知り得もしない性質を配慮するなんて、そう簡単にできることではないと思います。しかし今、電車であなたの隣に座っている人は、どんな人でしょう?スーパーであなたの前でレジを待っている人は?ATMであなたの後ろに並んでいる人は?

繊細で、敏感で、深く考え込んでしまい、気を遣いすぎるのがHSP。

沢山の個性を持った人が生きるこの世界。あなたの“もしも”の思いやりが、今日も誰かの心を救っているかもしれません。

最後に

本日はHSPについて、お話を書きました。

HSPの1人として、日頃感じていることを主に書きたかったので、情報が浅くなってしまいました。私がよく見ている、HSPについて情報発信をしていらっしゃるYouTubeをご紹介しておきますので、ご興味のある方は是非一度、ご覧ください。

ココヨワチャンネル (←クリックでYouTubeへ)

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