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精神疾患とウェルネスの狭間で

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代表の橋本なずなです。

精神科の通院、投薬治療、カウンセリング治療を卒業して半年弱。

また少し気が病むことがありました。

数週間前のこと ―――― 不信感を覚えるような仕事を受けてしまい、心身ともに快適に業務にあたることができませんでした。
その仕事の話が来た時から『これ、大丈夫か?』と直感的に違和感を感じていました。
しかし仕事の性質上、私の立場上、話を断ることは選べませんでした。

経営者や個人事業主、フリーランスで活動する人たちは、仕事の良し悪しや安全性を自身で判断しなければなりません。
それが危険なものだったとしても、誰も守ってはくれないし、責任は自分にしかないのです。

キャリアの暦が浅いと、お金の為だったり経験の為だったり、仕事に貪欲な姿勢が故に判断を誤ってしまうこともよくある話ではないでしょうか。

そしてその結果、私は少し自分を傷付けてしまったようです。

仕事はなんとか済ませられましたが、その日の夜は眠れなくて、ストレスで過食し、理由のない涙が溢れて止まりませんでした。

私は過去にうつ病、パニック障害、解離性障害を発症しています。
それらの経験から最近は、『あ、今わたし病んでるかも』という前兆を早期に把握できるようになりました。
理由のない涙が溢れるのは当然のことながら私は他に、
・特に面白くないYouTubeの動画をぼーっと観てしまう
・海や水族館に行きたくなる
など、心が病んでいる時の行動傾向があることに気が付きました。

このような 心の状態のヒント を持っておくと、心が壊れてしまう前に予防策を取れそうです。

(余談ですが私は自分の気が病んでいることに気付いて、先日一人で海遊館に行ってきました。海の世界はロマンに溢れていて、そのひと時は苦しみや不安を忘れていられました。)

そして眠れなかったその夜、私は破滅的な思考にも及びました。

逃げてしまえば、終わらせてしまったら、楽になれるだろうか、と。
思いとどまれたのは、意志の強さでもなく、周囲の人が悲しむからなどではなく、

夜中3時に食べたカップラーメンがあまりに美味しかったからです。

この味を、幸せを、背徳感を、まだあと何度か味わいたいと思ったのです。

思いとどまった理由がとても庶民的で恥ずかしいけれど、だけど人生って “そんなもの” ではないでしょうか。
特に面白くないYouTubeの動画や、ロマン感じるもの、夜中3時のラーメンに救われる。
それが人生ではないかと、22歳の私は考えます。

それからもう一つ、周囲の人の支えは強い力となります。
この日のつらさを私はパートナーに共有して、「よく頑張ったね」と言葉をもらいました。
その労いが、思いとどまった心を “ま、明日からもゆるーく頑張るか” と、前に向かせてくれたのです。

人は独りでは絶対に生きられないし、精神疾患を一度発症すると常に再発のリスクと共に生きていかなければならない。

精神疾患とウェルネスの狭間で、私は今を生きています。

私の心は他の人よりずっと脆いし強くはないけれど、美味しいご飯と周囲の人の支えを借りて、
まだ少し生きていられる気がします。

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